http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/179.html
Tweet |
昨日は北朝鮮が安倍晋三の『日朝蒙枢軸』に乗り外交を有利に打開したいと淡い期待を抱いたが、それを察知した米中韓が緻密な協議と調整を行い、米中が北朝鮮を追い詰めた。中国は北朝鮮の金融関係を凍結するとともに在中朝鮮民のビザを制限した。
同時に『日朝蒙枢軸』の危険性と敵対性をモンゴルに警告した。モンゴルはあっけなく陥落し、北朝鮮は追い詰められて中国に降参の特使を送った。これで安倍晋三が企んだ『日朝蒙枢軸』による中国牽制は、『米中韓同盟』の結束を高める結果しか出さず、瓦解した。
米国政府は24日に予定していた北朝鮮人権担当特使の訪日をキャンセルした。北朝鮮の人権問題解決方法を相談する国として安倍政権程相応しい組織は無いはずなのに、フライト満席では仕方ないですね。(日米間フライトのファーストクラスってほんの少ししか座席が無いの?)
安部政権訪問を中止したオバマ政権は6月7日と8日に、習主席をカリフォルニア州の牧場に招待し、二日間くつろぎながら会談することを決めた。そのために補佐官が29日から北京で調整を行う。
李克強首相は印度を訪問し、官僚的で抽象的で責任逃れに終始する首脳とは違って『桁外れに率直でユーモアに富んだ人だと印度政界から称賛を浴びた。今日から新しい中印関係が実際に始まると印度メディアに報道された』。李克強首相はインド訪問を終えてパキスタンに到着した。
習主席−李克強首相のコンビは、長年確執が続く国々を立て続けに一緒に呼び寄せ(イスラエルとパレスチナ)、訪問(インドとパキスタン)している。米国にすらできない国際調停活動であり、国連常任理事会始まって以来初めて常任理事国に相応しい行動とも言えます。
(参照)
➊「中朝関係修復へ協議=金正恩氏の特使、高官と会談」特使となった崔竜海・軍総政治局長は北朝鮮で金総書記の親戚を除く第一位の高官。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013052200560
➋「米の北朝鮮特使、訪日中止」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013052200157
米国務省は21日までに、キング北朝鮮人権担当特使が24日に予定していた日本訪問を中止した。理由が「フライト満席で予約できない」。
➌新華社「習主席とオバマ大統領は6月7日から8日までカリフォルニア州の牧場で会談する」5月29日に米国補佐官が訪中し会談内容などを最終調整する。
http://jp.xinhuanet.com/2013-05/22/c_132400179.htm
➍人民日報「5月20日、李克強総理とシン首相が会談;踏み込んだ実務的な会談を行ない、幅広い共通認識に至った。平和と繁栄志向の中印戦略的協力パートナーシップを一段と強化する。」
http://j.people.com.cn/94474/8251787.html
(1)両国首脳の相互訪問と政府・政党・議会間の交流。
(2)貿易の自由化・円滑化・動的均衡促進、双方向投資拡大、地域貿易交渉始動、産業パークやインフラ分野で大型プロジェクトで2015年の中印貿易額1千億米ドル目指す。そのために貿易不均衡を是正する」
(3)『インド洋経済回廊』の共同推進(バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー)。
(4)防衛・安保の協議と合同訓練。
(5)海洋問題について平和と安全を共同で維持。
(6)2014年を「中印友好交流年」とし、両国メディア間の意思疎通、青年相互訪問、地方交流を推進。
(7)領土問題解決:双方共に受け入れ可能な解決策を見いだすまで国境地帯の平和と安寧を維持する。国境をまたぐ河川で協力強化。
◆シン首相「国際・地域情勢がどう変化しようとも、印中は最良の近隣国であり最良のパートナーだ。インド政府はチベット自治区を中国領と考えており、インド国内での反中活動はいかなる勢力にも認めない」(5月21日)
➎人民日報「李克強総理、理知的で機知に富んだ素晴らしい演説で訪印の最後を飾る」印度の次はパキスタン。
http://j.people.com.cn/94474/8253983.html
➎「パレスチナ・イスラエル首脳が同時訪中=習主席、アッバス議長と6日会談」
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2013050600218
➏「習近平主席、パレスチナ大統領と5月6日に会談−中東和平で4提案」
http://j.people.com.cn/94474/8234678.html
習主席「パレスチナ・イスラエル両国の平和共存という正しい方向性を堅持すべきだ。そのためにも、
・パレスチナの独立と建国、
・入植地の建設停止やガザ地区の封鎖解除など、
・国連決議「中東包括和平案」(ベイルート宣言)の履行、
・パレスチナの人的資源の育成、経済建設などへの援助
について中国は継続的な支援努力を行う」
習主席「私は先日パレスチナのアッバス大統領との会談で、パレスチナ問題の解決推進に関する中国側の主張を明らかにした。イスラエルとパレスチナの双方が共に努力して、的確な措置を講じ、一歩一歩相互信頼を確立し、一刻も早く和平交渉を再開して具体的進展を得ることを希望する」
ネタニヤフ首相「イスラエルは中国の発展の成果に敬服している。中国側と手を携えて協力し、各自の強みを発揮して、両国関係の素晴らしい未来を共に築きたい。中東和平プロセスにおいて中国の発揮している建設的役割を賞賛する」
ネタニヤフ首相は日本には寄らず、北京からモスクワに飛んで、プーチン大統領と北京会談を踏まえた報告と調整を行なった。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK148掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。