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2013-05-22 陽光堂主人の読書日記
「成年後見制度」で、後見人がいる人も選挙権が行使できるよう法改正がなされようとしています。「NHK NEWS WEB」は、昨日付でこう報じています。
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130521/k10014733881000.html)
成年後見制度 公選法改正案が衆院可決
「成年後見制度」で、後見人がいる人も投票できるようにする公職選挙法の改正案は、21日の衆議院本会議で全会一致で可決され、参議院に送られました。
改正案は今月中に成立し、後見人がいる人も夏の参議院選挙で投票できるようになる見通しです。
公職選挙法の改正案は、病気や障害などで判断力が十分でない人に代わって財産を管理する「成年後見制度」で、後見人がいる人も投票できるようにするもので、先週、与野党8党が共同で衆議院に提出し、21日午前、衆議院の特別委員会で審議が行われました。
この中で改正案の提出者を代表して、自民党の逢沢選挙制度調査会長が、「後見人がいる人は、財産の保護や処分について不安があったとしても、すべての判断能力が欠けているわけではない。堂々と胸を張って選挙権を行使していただくのが妥当だ」と述べ、改正の意義を強調しました。
そして採決の結果、改正案は全会一致で可決されました。
このあと改正案は、21日午後に開かれた衆議院本会議に緊急上程され、全会一致で可決されて、参議院に送られました。
改正案は参議院での審議を経て今月中に成立し、夏の参議院選挙では、後見人がいるおよそ13万6000人も投票できるようになる見通しです。 (後略)
そもそも、後見人を必要とする人は判断能力がないわけで、これは可笑しな法改正です。全会一致だそうですから、野党も狂っています。橋下発言に対するヒステリックな対応といい、やっていることが変です。
「そういう差別的な言辞を弄するお前の方が可笑しいのだ」という声が聞こえてきそうですが、事の理非を弁えない人たちが選挙権を行使し、本来政治家になってはいけない人たちが当選して権力を揮って世の中を可笑しくしています。やたら選挙権を与えるのはどうかと思います。
「平等」という錦の御旗を持ち出されると、人はたじろぎます。下手に反対すると「差別だ」と悪罵される羽目に陥るからです。よからぬ企みを抱いている連中にとっては、真に都合の良い仕組みです。
後見人を必要とする人が投票する際、不正がなされないように役所の人間が介添えするそうですが、公務員だから信用できるとは言えませんし、その人がどうしてある候補者を選んだのか、誰が影響を与えたのか、そちらの方が問題です。判断能力に疑問符が付いているのですから。
記事の中では、「後見人がいる人は、財産の保護や処分について不安があったとしても、すべての判断能力が欠けているわけではない」とされていますが、適切に判断できるという根拠もないわけです。
法改正に熱心なのは公明党で、その支持母体である創価学会が暗躍するのではないかと危惧されます。困窮している人に接近して信者に引き入れることが多いですから、カルトを利するだけではないかと思います。
念のために付け加えて置きますが、「成年後見制度」を否定しているわけではなく、後見人を必要とする人を侮辱しているわけでもありません。制度を悪用しようとしている勢力の動向が心配なのです。13万6000人の票は魅力があるはずで、参院選に間に合わせようとしているところも怪しい。
そういう成り行きを防止する措置が施されるなら、法改正も一考の余地がありますが、「信教の自由」がありますから無理でしょう。悪用されて批判を浴びたら、被後見人にも被害が及ぶことになります。
この国が可笑しくなっているのは見識が失われているからで、政治家を志す人には厳しい適性試験を課すべきですし、有権者が選挙権を行使する際も簡単な試験を行なって篩にかけるべきです。年齢だけで自動的に選挙権を与えたら、人気投票に堕するだけです。
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今回の記事は過激なので、否定的なコメントが殺到すると思いますが、最近は下品で中傷のみを目的とした書き込みが目立ちます。そういうものは承認せずに削除しますから御承知おき下さい。
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