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2013年05月22日 天木直人のブログ
岸田文雄外相が21日の参院外務防衛委員会で、飯島勲内閣官房参与の訪朝について「直前に連絡を受けた」と述べたらしい(5月22日朝日)。
これは飯島訪朝は首相官邸主導だったため外相も直前まで知らなかったことを認め、安倍外交に不快感を示したということだ。
私が注目したのはその後に続く岸田外相の次の言葉だ。
「北朝鮮側から非核化を前提とした真摯な態度が示されることが大前提だ」
岸田文雄という外務大臣は、私が見る限り、これまでのどの外務大臣よりも外務官僚の言いなりになっている無能な外務大臣である。
だからこれは岸田外相を使った外務官僚の巻き返しなのである。
そして外務官僚は対米関係をすべてに優先する。
つまり米国が安倍首相に対し、勝手な真似はさせないぞと圧力をかけてきているのだ。
残念ながらこれまでのどの首相も官邸主導と言いながら、実務の段階では官僚に頼らざるを得ない。
日本の統治システムが官僚制にあることは戦前、戦後を通じ不変である。それを容認したのが米国である。
だからこれから再開される日朝実務者協議も外務官僚任せになる。
安倍「拉致外交」は見事に失敗し、安倍の政治生命は終ることになる。
私がここで政治生命が終るということは、安倍首相が失脚するということではもちろんない。
対米従属に成り下がって首相を続けさせてもらうという意味だ。
これまでの日本の首相と変わらない凡庸な首相で終るという意味である。
果たして安倍首相はそんな私の予想を見事に裏切って歴史に残る変身ができるだろうか・・・
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