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2013/5/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
そうそうたる人物2人が家庭教師だったとは、さすがお坊ちゃま、安倍晋三首相(58)。
衆院議員の平沢勝栄氏(67)が東大生の頃、安倍の家庭教師をしていたことは知られているが、NHKの経営委員に就任する日本たばこ産業顧問の本田勝彦氏(71)もそうだった。
平沢氏が家庭教師をしていたのは64年から2年間、安倍首相が小4から小5の頃で、その前任者が本田氏。
セレブが子女に乳母をつけようが家庭教師をつけようが勝手だが、その頃、安倍は、まだ小学校低学年だ。平沢氏と同じ東大生だった本田氏が、わざわざ勉強を見るまでもないだろう。
「ドキュメント安倍晋三」などの著書がある政治ジャーナリストの野上忠興氏がこう言う。
「当時、安倍首相の父・晋太郎さんは落選中の身で、夫婦そろって不在のことが多かった。寂しがり屋だった安倍首相のために家庭教師をつけたようです。勉強を見るというより、一緒にキャッチボールや釣りをするなどの遊び相手。2人にとっては楽なアルバイトだったみたいですね」
それもあって、06年までJTの社長だった本田氏と安倍は、「親しい間柄」(財界関係者)らしいが、平沢氏は入閣できていない。
「平沢氏は家庭教師時代について〈あの頃、定規で叩かないで頭を撫でておけばよかった〉とか、〈私が教えなかったら成蹊も受からなかった〉などと話したせいで、安倍首相に疎まれている。そんなウワサもあります。もちろん軽い冗談でしょうが、あながち外れてもいないようです。安倍首相は小学校から大学まで成蹊ですが、進級が危うくなるたびに晋太郎さんの秘書が学校に出向き、頭を下げて頼み込んだ。そんな話を聞いていますよ」(事情通)
今更だが、中高時代に家庭教師をつけた方がよかったんじゃないか。
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