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参院選に向け党内の引き締めを図る石破幹事長
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130521/plt1305211537005-n1.htm
2013.05.21 ZAKZAK
2013年度予算が成立し、永田町は参院選モードに突入した。世論調査では、安倍晋三内閣や自民党が高い支持率を維持しており、「与党過半数は確実」とみる向きもあるが、そう簡単にいくものなのか。自民党の石破茂幹事長は夕刊フジの単独インタビューに応じ、「気の緩み、おごりが最も怖い」と気を引き締めた。一方で、報道が目立ち始めた衆参ダブル選挙について、「安倍首相が決断したときに『準備ができていません』とはいえない」と、意味深長に語った。
アベノミクスの結果、1−3月のGDP(国内総生産)の伸び率は、前の3カ月と比べ、年率換算で3・5%増となるなど、日本経済は復活しつつある。参院選で「自民、公明両党で過半数」という最低目標達成に死角はないようにも見える。
だが、石破氏は「そんなことはない。多くの選挙区で『与党新人vs野党現職』という構図になっている。ちょっとでも風が変われば自民党がガタガタになる危険性は常にある。気の緩み、おごりが見えれば、有権者は引いていく」と危機感をあらわにした。
参院選の争点については、「やはり経済だ。高支持率の背景の1つは、安倍政権が精神的・理念的なものよりも『国民1人ひとりの幸せ、経済的豊かさ』を優先している点にある。給料アップや設備投資増につながり、成長が安定的になるような政策を打つ必要がある。財政規律も守らねばならない」と述べた。
安倍首相は先月、女性の活躍を成長の中核とした成長戦略の基本方針を発表した。石破氏も昨年の党総裁選公約で「女性力(=なでしこ力)による経済成長を実現する」と訴えている。
「GDPは労働者の数、設備投資、高い教育水準といった、付加価値の総和だ。労働者を増やす方法として、すぐ『移民』という話が出てくるが、ちょっと待ってほしい。これだけ高い能力を持った日本女性がたくさんいるのに、社会進出している割合は先進国では低い。まだまだ余地がある。少子高齢化対策だけでなく、成長戦略として位置づけるべきだ」
永田町では最近、「安倍首相が衆参ダブル選を打つのでは」という憶測が広がっている。最高裁が「違憲」と断じ、一部高裁が「無効」とした1票の格差を是正したうえで、憲法改正を目指すというシナリオだ。
ダブル選は過去2回、大平正芳首相が1980年6月に、中曽根康弘首相が86年7月に断行し、いずれも与党が圧勝している。民主党をはじめとする野党は支持率が低迷しており、衆院では候補者が出そろっておらず、与党には大チャンスだ。「石破氏が4月1日、都内で民主党の前原誠司元外相と会談し、ダブル選の可能性に言及した」とする報道もあった。
石破氏は「直接聞いた人いるの?」とトボける一方で、「首相の専権事項だが、いつ選挙があってもいいようにしておくのが衆院議員のたしなみだ」と語り、続けた。
「小選挙区制でのダブルは一度もない。衆参の選挙の仕組みが似ているので、ダブルをやる、やらないに関わらず、何が起こるのかは分析しておかないと。安倍首相が決断したときに『いえいえ、そんなことはできません』と言ったら幹事長失格だ。昨年末の衆院選後、新人には『ありがたいことに参院選が来年あるので、自分の選挙だと思ってやるように』とハッパをかけ、自分の基盤を強くするよう言ってある」
態勢は万全。安倍首相は大英断を下すのか。
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