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ゴロツキ悪徳弁護士橋下徹が品性下劣なのはいうまでもない。元々がお笑い馬鹿タレントだからテレビでは何を言っても許された。それを日本低国民が見ていて、まるで自分のように馬鹿だと親しみでも感じたのだろう。よって今や、民主党に肩を並べる政党の指導者だ。品性下劣な馬鹿はどこの世界にもいるだろう。ただし日本低国では同じくお笑い馬鹿タレントの石原慎太郎が、「閉経した女性が生きていることは罪であり無駄である」と発言しても女性票を含め圧倒的得票で当選するという奇跡も普通に起こるから、政治屋が女を馬鹿にしても男を馬鹿にしても支持率は落ちない可能性もある。日本低国民全体で馬鹿になっているので、トンデモ発言もさして気にもならないわけだ。たしかにあのゴロツキ悪徳弁護士橋下徹が醸し出す“ノリ”に感染してしまうと、善悪の区別などつかないかもしれない。だいたい「女は男の性の道具ではない」という基本から日本低国民に教えなければいけないとしたら、私たちは今も前近代に生きていることになる。それでもいいのか?日本低国民!
▼沖縄タイムス社説
[元「慰安婦」証言]「私の存在が証拠です」
2013年5月20日 09時24分
(40分前に更新)
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-20_49450
尊厳が傷つけられた過酷な体験を当事者自らが証言する言葉の意味は重い。
旧日本軍「慰安婦」で韓国人の金福童(キムボクトン)さん(87)が18日来沖、西原町内で大学生らとの交流集会に臨んだ。その後の記者会見などで金さんは、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の一連の慰安婦発言を批判し、謝罪を求めた。
金さんは14歳のころ、旧日本軍に「軍服を作るために日本へ行く」と日本統治下の韓国から連行された。アジア各地の前線を転々とし、8年間、「慰安婦」を強いられた。
橋下氏が強制連行の証拠はない、と繰り返していることに「血の涙がにじむ経験をした本人がいるのに、どうして証拠がないと言えるのか。私がここに生きている。それ以上の証拠がいったいどこにあるのか」と批判した。
日本政府は1993年の河野洋平官房長官談話で「お詫(わ)びと反省」を表明。「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった」「募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた」などと旧日本軍の関与と強制性を認めている。
だが、第1次安倍内閣は2007年、「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」との政府答弁書を閣議決定している。橋下氏の強制連行はなかったとの発言はこれに基づくものだ。
そもそも強制かどうかに関係なく、公党の代表が現在の時点に立って「当時は必要だった」と公言すること自体許されないことだ。
■ ■
当事者の証言は証拠である。史資料と比べ価値が低いわけではない。オーラル・ヒストリー(口述史資料)を重要視する学会の動向を見れば明らかだ。
沖縄戦における「集団自決(強制集団死)」訴訟で、司法側が住民のオーラル・ヒストリーを証拠として採用したことともつながる。
慰安婦問題が沈黙から告発へと大転換したのは1991年だった。故金学順(キムハクスン)さんら韓国人元「慰安婦」3人が初めて、日本政府を相手に謝罪と個人補償を求める裁判を東京地裁に起こしてからである。戦時の性暴力が問われることになった。
橋下氏のような発言は、国際社会から見れば、日本は、正面から慰安婦問題に取り組んでこなかった、と受け止められるに違いない。
維新の会の西村真悟衆院議員は17日の党代議士会で「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」と発言した。有権者から選ばれた政治家がこのような低劣な発言をしたことに驚きを禁じ得ない。除名処分にするのは当然である。
■ ■
慰安婦問題の真実を伝えようと、韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会は来月初めまで各地で証言集会を開く。金さんはその一環として来沖した。同じく韓国人元「慰安婦」の吉元玉(キルウォンオク)さん(84)も来日しており、2人は24日に橋下氏と面会する。
慰安婦問題は決して過去の話ではない。私たちが向き合い、克服しなければならない現在の問題である。
▼北海道新聞社説
橋下市長発言 女性を傷つけた罪深さ(5月15日)
政治家の資質はもちろん、人間性をも疑わせる。
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が、旧日本軍の従軍慰安婦制度について「当時は軍の規律を維持するために必要だった」などと容認する発言を繰り返した。
沖縄の米軍司令官には海兵隊員の規律維持のため「風俗業を活用してほしい」と進言したと自ら語った。
元慰安婦をはじめ、すべての女性の尊厳を傷つける許し難い言動だ。基地負担を押しつけられている沖縄県民の気持ちも踏みにじるものだ。
このような人物が衆院第3党を率いていることに危惧を覚える。日本の政治家の歴史認識と人権感覚に内外から厳しい目が向けられている。
橋下氏は撤回し、謝罪すべきだ。
発言は、慰安婦問題を矮小(わいしょう)化するため保守層などが繰り返した反論をなぞるもので目新しさはない。
「高ぶる兵士を休息させるため慰安婦制度は必要で、世界各国が持っていた」と述べたが、必要なら何ごとも正当化されるわけではない。「部活の指導に必要」と言い張っても体罰が許されないのと同じだ。
旧軍がアジア侵略戦争のため必要だと考えたとしても、目的も手段も間違っていたのだ。軍の立場で考えず、意に反し兵士の相手を連日させられた女性の思いを想像すべきだ。
戦争は、あらゆる人権を抑圧する非人間的なものだ。橋下氏には、戦争に反対する思いの欠如を感じる。慰安婦問題で一人一人に問われるのは、今現在の人権感覚だ。
「暴行、脅迫して拉致した事実は裏付けられていない」との発言も、1993年の河野洋平官房長官談話に絡め、強制性を否定したい政治家らが持ち出す論法だ。
河野談話は、政府が行った元慰安婦らからの聞き取り調査を基に「文書はないが強制性はあった」と判断したものだ。文書がない点を強調しても結論は変わらない。安倍晋三内閣も河野談話継承を表明した。
元慰安婦は旧植民地の朝鮮半島から多数動員されたほか、中国やフィリピンの戦地でも連行された。インドネシアの収容所にいたオランダ人女性も被害にあった。
橋下氏は「優しく配慮していく」というが、自ら進んで従軍したかのように語ることが元慰安婦らを二重三重に辱めると知るべきだ。
沖縄の米軍に事実上「買春」を勧める感覚もゆがんでいる。男性の視点で、軍人の性的欲求解消策を重ねて強調する品性は理解できない。日本の政治が世界からさげすまれる。
維新の会の石原慎太郎共同代表は発言を支持し、党幹部は「個人的な発言」と不問に付した。政党としての良識を疑う。
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