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飯島元秘書官の動きもからめて考えると、米中日(しかし韓国抜き)で色々と事態が動いている。橋下市長の失言はカモフラージュ?
http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/770.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 5 月 17 日 14:46:41: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu288.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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飯島元秘書官の動きもからめて考えると、米中日(しかし韓国抜き)で色々と事態
が動いている。橋下市長の「失言」というのはいいカモフラージュになっている。

2013年5月17日 金曜日

◆中国のチェス遊戯 By ロビン・メレディス 5月15日 地政学を英国で学んだ
http://geopoli.exblog.jp/20445876/

●北朝鮮にたいする外交での駆け引きでの選択肢は限られており、影響力を行使できるのは中国だけだ。したがって、アメリカをはじめとする世界の国々は、核武装してはしゃぎ回る平壌をたしなめる役割を北京政府に期待している。

●ところが中国は北朝鮮との貿易を遮断しようとしてしていないし、石油の運搬を止めていないし、軍事的な依存状態をカットしていないため、北朝鮮が脅威を煽っている責任を北京のせいであると非難しているのだ。

●ところが北京側からすれば、事情はもっと複雑だ。中国のトップたちは平壌への圧力をかける代わりにその見返りを欲しいのであり、中国はアメリカとの北朝鮮問題の議論に、日本も加えてきたのだ。中国にとって、米中北の「三角」関係は「四角」関係に変形してきたのだ。

●国連は三月から北朝鮮の核実験のあとに制裁を加えているのだが、それ以降の金正恩政権は主にアメリカと韓国にたいして激しい口調の声明を連発し、5万人の北朝鮮人が働いている韓国との大規模な開城での唯一の共同プロジェクトも終了させている。

●北朝鮮問題は、先月北京で開催されたアメリカ側の政府高官を招いた会議で議題に上がっている。この時に来たのはジョン・ケリー国務長官や統幕長のマーティン・デンプシー将軍である。

●ところが今回アメリカは、北京官僚たちから新しいメッセージを聞いた。それは「アメリカさん、あなたの同盟国である日本に圧力をかけて、日中関係を緩和するようにして下さい」というものだった。

●中国が北朝鮮の問題に対処する際に見返りを求めるというのは当然であろう。アメリカと中国は意見が異なること問題に関して、かなり異なる別々のアプローチをするものだからだ。

●アメリカ側はほとんど法務的なアプローチを個別のケースとして扱いながら使う。その反対に北京は数多くの問題をまとめて扱う傾向があり、他国同士を争わせることができればなお良いという考え方をする。

●国際危機グループ(IGS)のソウルに拠点を置く北東アジア副プロジェクトディレクターのダニエル・ピンクストンは「中国ではこのような問題のリンケージは非常にポピュラーなやり方です」と述べている。

●中国の急速な台頭により、ワシントン政府は北京の複雑な見返りを求める外交のやり方に早く慣れる必要があるかもしれない。

●日本はこの地域における最強の同盟国であろう。しかし中国は日本のことを「波乱に富んだ過去を持つトラブルメーカーだ」と見なしており、この見方は去年の12月に安倍首相が政権についてからとくに強まっている。

●安倍政権は閣僚が靖国神社に参拝したことで中国の怒りを買っている。また、中国にとって領土の保全を冒すという意味で尖閣を購入しているのだ(もちろん日本は別の見解をもっているが、それはそれだ)。

●中国は日本のこのような行動の責任の一旦がアメリカにあると考えており、米国の「アジア回帰」が東京や他のアジアの同盟国を勇気づけて北京に反抗させることになったと信じているのだ。

●ところが米中間の長期的な利益にとって最も重要なことを、米国が同盟国をけしかけたという前例がある。それは台湾だ。

●十年ほど前のことだが、台湾の元総統である陳水辺が中国との緊張関係を増加させていた時に、アメリカの外交官たちは台北政府にたいして「もし台湾が何もしていないのに中国に攻められたらアメリカは台湾を軍事的に守りる」と約束してしまったのである

●ところがアメリカの外交官たちは非公式な場では「もし台湾が独立宣言をして攻撃を引き起こすようなことをしたら助けませんよ」と言っている。これは実質的にアメリカが同盟国よりも中国を選んだということだ。

●もちろん中国は常にこのように得をするわけではないし、それはアメリカも同じだ。

●ところがアメリカが今後も中国と良い関係を続けたいのであれば、アメリカ式のチェッカーではなく、中国式のチェスを行うべきなのだ。

●先週の火曜日に中国はアメリカが長年待ち望んでいたことを実行した。それは中国の国営銀行が北朝鮮の金融機関との取引を停止したことだ。同じ日に日本の二人の政府高官が中国側の長年の望みをかなえた。それは安倍首相が河野談話を見直さないと宣言したことである。

●この二つが単なる「偶然の一致」か「駆け引き」なのかはわからないが、この二つはアジアの緊張を緩和する役割を果たしたのだ。

●超大国が急速に台頭する新興国と協力することができるとすれば、これは米中関係のもう一つの基礎となるのであり、世界はより安定的になるのである。

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ある意味で新しい「G-2」論ともいえますが、飯島元秘書官の動きもからめて考えると、米中日(しかし韓国抜き)で色々と事態が動いているということもあるかもしれません。

そういう意味で、橋下市長の「失言」というのはいいカモフラージュになっているという分析もできますね。


(私のコメント)


極東アジア情勢は、中国の台頭とアメリカの対応をめぐって流動的な動きですが、北朝鮮をめぐる米中の駆け引きが続いている。アメリカが北朝鮮の核を止めさせろと言っても、なかなか中国は思いどうりに動かない。中国は、ならば日本の動きを止めてくれとアメリカに交換条件を出してきたようだ。

日本の動きとは、円安もあるし中国包囲網などの動きもあるし歴史カードもあるし尖閣問題もある。日本が対中国外交への強硬路線は、中国の反日のお返しですが、アメリカは一つ一つ日本カードを切りながら中国を動かそうとしているようだ。中国や北朝鮮を動かすには見返りが必要であり、日本を少し大人しくさせてくれと言うのだろう。

中国にとっては、日本は目の上のたんこぶであり、日本を動かすにはアメリカに頼むしかない。最近の日本の強硬な態度の原因はアメリカのアジアシフトが影響しているのですが、安倍内閣が「河野談話」を継承する見返りに、中国は国営銀行と北朝鮮の金融機関の取引を停止させた。橋下発言も日本からの逆歴史カードになるのかもしれませんが、日本と中韓の対立でアメリカが主導権を取れる。

飯島官房参与の北朝鮮訪問は、北京から北朝鮮入りしたものであり、米中韓が手詰まり状態で日本が動いた。北朝鮮も孤立化していますが、食糧支援で安倍総理はモンゴルに訪問した。北朝鮮も食糧支援の見返りにおみあげがあるのだろうか? 拉致被害者を数人でも帰させれば安部外交の勝利になる。

アメリカにとっては日本は使い勝手のいい子分であり、アメリカは中国と日本を使い分けながら東アジアに関与してくる。日本も中国や北朝鮮と言う悪役がいることでアメリカと手を組むことができる。それは本来は韓国が目指してきた事ですが、韓国では中国に対抗が出来ない。韓国は北朝鮮に対しても哨戒艦撃沈事件にしてもヨンビョン島砲撃事件にしても有効な反撃が出来なかった。

韓国はアメリカの関与が無ければ何も出来ませんが、日本は中国に対して歴史カードや経済カードや軍事カードなどで中国を揺さぶることが出来る。だから中国はアメリカに泣き付いて日本を押さえてもらう。だからアメリカはなかなか日本を手放す事ができず、中国に対する番犬の役割を日本は果たしている。

これは明治維新以来の米英の戦略でしたが、大東亜戦争では勝手なまねをしすぎてお灸を据えられましたが、アメリカの対アジア政策は日本抜きでは成り立たない。ロビン・メルディス氏も、『日本はこの地域における最強の同盟国であろう。しかし中国は日本のことを「波乱に富んだ過去を持つトラブルメーカーだ」と見なしており、この見方は去年の12月に安倍首相が政権についてからとくに強まっている。』と書いているように、中国は日本を押さえるにはアメリカしかない事を知っている。

台湾問題も、韓国と同じくアメリカ抜きでは何も出来ませんが、韓国も台湾もアメリカに抜きでは何も出来ないから、中国に取り込まれるようになってしまう。オバマ大統領は当初、米中のG2で話を進めようとしましたが、鳩山首相は日米中の等距離外交を打ち出した。日米が手を組まなければASEANを始めとして中国の周辺国は取り込まれてしまう現実を認識した。

韓国は米中韓の三カ国で北朝鮮問題を図ろうとして露骨な日本外しをした。しかし中国は北朝鮮に制裁を加える見返りとして日本に大人しくさせる事を要求した。この時点で極東アジアは日米中の三カ国で動く事が明らかになった。突然の日朝の秘密会談は、何を目的としたものか分かりませんが、北朝鮮のナンバー2と会談しているのだから、話が進んでいる事がわかる。

日本のマスコミは、橋下大阪市長の発言に食いついてアメリカ政府を煽っていますが、たかが大阪市長を吊るし上げても意味が無い。韓国のパククネ大統領もアメリカ議会で日本非難と思える演説をしていますが、オバマにしてもパククネにしても日本無視がどのような結果をもたらすか、鳩山民主党政権誕生のようなしっぺ返しがあるまで気がつかない。

 

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コメント
 
01. 2013年5月17日 15:11:12 : N9jfIT607g
いつもの喧嘩の癖だと思うのですが。それが、今回は相手がアメリカだから、適当なディペートで押しきるのは難しいんじゃないですかね。

02. OVNI43free 2013年5月17日 15:31:21 : IhyfVrYJsi8bA : oHCxGyqGvo
なかなか面白い見方だ。
韓国がアメリカや中国と手を結んで(嫌いな)日本を仲間はずれにしていたつもりが、実際には自分が蚊帳の外だったということか。韓国の国としての低い価値を考えればそれも大いにあり得る。アメリカは朴大統領を表面的には歓待していながら、腹の底では問題にしていなかった。
今回日本が「意外なことに」北と仲良しであるかのような光景を見て、中国は落ち着いた大人のコメントをしたが、韓国は狼狽丸出しのみっともないコメントをして、菅官房長官から「何言ってるかわかんねぇ」と冷笑された。
これからの安倍の対韓国政策が見物だね。

03. 2013年5月17日 16:26:22 : cIkmTyypTY

 う〜〜ん
 
 どうでもいいけど〜〜〜

 北朝鮮は 190カ国のうち 160カ国が 国交を開いてるわけで〜〜〜

 別に 日中米韓など どうでもいいわけなのよね〜〜〜
 


04. 2013年5月17日 16:27:59 : cIkmTyypTY

 日本と 日本人 意識過剰じゃ〜〜ないの〜〜

 どうでもいいけど〜〜 いい加減に してよね〜〜
 


05. 2013年5月17日 17:50:59 : eDSpB4Kx1M
古来、隣国同士で仲の良かった国は無い。
新羅は唐と結んで高句麗を攻め、高句麗は日本に新羅の背後を突かせた。
この関係は今でも有効で、朝鮮は中国に過度に介入されるのを嫌がり日本に接近し、韓国は日本憎しから中国に秋波を送る。
半島が統一されることは誰も望んでいないし、そもそも北と南は同一民族ですら無い、と思ってしまう。

06. 2013年5月17日 18:16:21 : W2IhGFsAFg
詭弁、詭弁、詭弁

アメリカ「日本、お前、金だしておけよ」
中国「そういうことで、よろしく」

素晴らしい日米中の協力関係だなw


07. 2013年5月17日 19:52:19 : 7OpGsifAXA
先日アメリカが北朝鮮へ輸送機を飛ばしているのを発見した日本が、何をしているのかと聞いたら、「聞くな」と叱られた。

韓国が米中と3か国で経済セミナーを開くそうだが日本には話が無かった。

米韓に事前通告が無かったととやかく言われる筋合いはない。
日露朝の連携がキーになるのは地図を見ればわかる。
現在破綻寸前で日本から経済支援を受けている状態のアメリカは、強くは出られないことをたぶん日本は計算に入れている。
その上での日露首脳会談であり、飯島訪朝だろう。
外務省を外したのも計算づくで、北朝鮮が飯島訪朝を公表することも事前に打ち合わせ済みと見る。
官房長官はいつになく強気でなだめる発言すらせず、不快感を示した韓国に対して逆に不快感を示すほどだしな。


08. 2013年5月17日 19:53:55 : tplrd7aWpY
飯島や橋下を政界から追い出すべきだろう。こういう輩にいい仕事ができる
わけがなかろう。

09. 2013年5月17日 20:02:30 : 9nc7QtIfWw
>米中日(しかし韓国抜き)で色々と事態が動いている。橋下市長の失言はカモフラージュ?

無い

本当に物事を進める気なら
全てが決まるまで完全極秘で動きます
はやばや事態をばらした時点で
単なる猿芝居である事が分かる


10. 2013年5月18日 00:51:46 : rDXnufCD2c
参議院選がなければ 拉致問題なんか放っておくんだろうね
全ては参議院選のためなんだよ


選挙で勝てば 憲法改正、消費増税、バブル崩壊 経済破綻の
地獄が待ってる


11. 2013年5月18日 09:32:08 : RHtgYDkWf6
韓国は滅びる。捏造の歴史を喧伝する国に民族の価値はない。葬り去られることだろう。それが宿命であることを知らない。権力によりすがり、生きていく方法がないと血は知っている。股座の膏薬は時にぺたぺたと移動する。日本を批判し、戦勝国気分の夢は終わった。米国の属国になりたいと魂を売り、北を受け入れることもなく平気で民族の争いを始める。これは歴史的に高句麗に支配されてきた怨念だろうが、同一民族ではない証である。表向きは統一希望らしいが、まず無理だ。米国だめなら中国にと、愛人を作っては渡り歩く、尻軽女といったところか・・。それしか生きる道がないことを知っている。哀れな国になろうとしている。

12. 2013年5月18日 11:40:45 : aSgvYGFAoI
日本の内閣参与一行が訪朝

【平壌発=姜イルク】日本の飯島勲内閣官房参与が14〜17日、朝鮮を訪問した。

http://chosonsinbo.com/jp/files/2013/05/DSC_9514-640x522.jpg
http://chosonsinbo.com/jp/2013/05/0517ry/dsc_9514-640x522/
金永南委員長(右)と飯島勲内閣官房参与

朝・日関係が悪化の一路をたどっている中で実現した日本の政府関係者の訪朝は、内外から大きな注目を集めた。朝鮮国内のメディアも、飯島参与の訪朝期間中の動向を毎日報じた。

16日、最高人民会議常任委員会の金永南委員長が万寿台議事堂で儀礼訪問した飯島参与一行と会って談話を交わした。朝鮮外務省の宋日昊朝・日国交正常化交渉担当大使をはじめとする関係者らが同席した。

これに先立ち15日には、朝鮮労働党中央委員会の金永日書記が一行と会い談話を交わした。朝鮮外務省をはじめとする関係機関の幹部らが一行を迎えた。

一行は訪朝期間中、平壌民俗公園、人民屋外スケート場、ヘダンファ館、綾羅イルカ館、ヘマジ食堂など平壌市内各所を参観した。

17日午後、訪朝日程を終えた一行を、朝鮮外務省の関係者らが空港で見送った。

http://chosonsinbo.com/jp/2013/05/0517ry/


13. 2013年5月18日 14:38:01 : 6OzR626LxQ
飯島タコ坊主が北朝鮮から北京へ寄って日本に帰って来たと云うことは、「これで良かったんでしょうか」と報告する誰かが北京に居たのでしょう。すかさず米国が飯島訪問に不快感と新聞報道があったので、日中独断でやったのかと推測するも飯島の過去の経歴からすると米国の中のゴロツキ一派も絡んでいるのかオバマ政府が今回は関与を悟られたくないから芝居をしたのかも知れない。 ロシアの反応が報道されていないのであまり大きな事件ではなく単に金さんの核ミサイル発射取止めに対する謝礼金の打合せと少し拉致被害者(これも作り話臭いが)の帰国の段取りが話し合われたんじゃないでしょうか。

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