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http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20130515-00024962/
2013年5月15日 12時7分 天木 直人 | 外交評論家
私は拉致問題が解決するのであれば、誰がどのような形でそれを成し遂げても、それを歓迎し、評価する。
だから飯島氏が今度の訪朝で拉致問題解決に向けて本物の成果を持って帰ってくるのであればその労を称えたい。
しかし、残念ながらそれは期待できないだろう。
その理由は簡単だ。
拉致問題の根本解決は日朝国交正常化と一体として解決するほかはない。
それは言い換えれば日朝双方の過去の誤りの清算と補償ということである。
小泉外交の失敗は、見せかけの謝罪とカネで一部の拉致被害者を助け出して手を打とうとしたことだ。
おまけに日朝国交正常化を米国の了解なく行なおうとしたために激怒した米国に潰された。
この二つの事を考えても安倍首相は小泉首相以上の事は出来ない。
小泉首相以上にタカ派の安倍政権の下で、日朝国交正常化と拉致問題の同時解決が出来るはずがない。
おまけに国家主義的な安倍政権はもはや米国の国益を害するとまで米国に思われている。
しかも、おどろくべき事に今度の飯島氏の訪朝は、米国への事前通知はなかったという(5月15日朝日新聞)。
こんな訪朝にまともな成果が得られるはずがない。
それでは何のための訪朝か。それはズバリ参院選をにらんだパフォーマンスだ。
民主党政権が出来なかった日朝実務者協議を再開するという約束をしてくればいいという程度の訪朝だ。
そんな事で機密費を使うようでは国民を舐めている事になる(了)
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