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http://31634308.at.webry.info/201305/article_14.html
2013/05/14 18:29 かっちの言い分
自民党が与党になり安倍首相になって、日本がつられて今まで積み上げてきた外交の基礎、その歴史の見方の「たが」もしくは「根本の枠組み」が外れてきたように思える。その元凶は安倍首相の個人的な見識がベースとなっている。つまり、日本国のトップリーダーである安倍首相自身が、靖国神社の参拝こそしなかったが榊を奉納し、それを受けて麻生副大臣やその他の閣僚、党執行部の面々が参拝した。それを韓国、中国から批判されたが、逆に、その批判に対して決して屈しないと大見得を切った。
また、安倍首相の考えをベースにして、5月12日のNHKの朝の政治番組で、高市政調会長も「靖国参拝をここでやめたら終わりだと思います」「村山談話の中に国策を誤りとあるのもおかしい」と堂々と述べた。菅官房長官がいくら村山談話を追認すると言っても、安倍政権は、今までの日本の対外に対する態度と比べて極右と映るだろう。米国が安倍政権を危険と危惧する所以である。
やはり、安倍政権を象徴する自民党の右翼ベースの雰囲気につられてか、日本維新の橋下代表が、トンデモないことを記者会見で話した。韓国からの批判の最も厳しい従軍慰安婦について、橋下氏は本音を思わず漏らしてしまった。
橋下氏は『慰安婦制度というのは世界各国の軍は持っていた。なぜ日本の従軍慰安婦制度だけが世界的に取り上げられるのかと言うと、日本は軍を使って国家としてレイプをやっていたという、ものすごい批判を受けているからだ。その点については、違うところは違うと言っていかなければいけない。
あれだけ銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、命を懸けて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度というものが必要なのは誰だって分かる。
今のところは、軍自体が、日本政府自体が暴行、脅迫をして女性を拉致したという事実は証拠に裏付けられていない。そこはしっかり言っていかなければいけない。ただ、意に反して慰安婦になった方に対しては、配慮はしなければいけない。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130513-00000134-jij-pol、』
これを読むと、軍隊には慰安婦が必要であり、そんなことは誰でもわかると述べている。橋下氏は国政政党の共同代表の一人である。個人的にそのようなことを思っているのは個人の自由だが、少なくと国際レベルの政党の代表である。もし、与党になったら首相となる人である。こんな思想の人物が国政政党の代表であり、大阪市の市長であること自体許されない。
またこの会見において、きっと沖縄のことを想定して言ったと思うが、以下の記事のように、米軍はその性的処理のため日本の風俗を活用しろと言っている。橋下氏の頭では、自分も不倫して風俗に行くっていたわけだし、それくらいは何とも思っていないのだろう。橋下氏の頭には、風俗は合法的で自由意思で働いているのだから、従軍慰安婦とは違うと単純に法律的な見方しかしていない。
しかし言っていることは本質的に従軍慰安婦と同じで、まるで女性を生きたダッチワイフとしか見なしていない。もし自分の娘が何らかの事情でそこで働いている、もしくは、娘が見ているかもしれない公衆の面前でそんなことがどうして言えるのだろうか。国民の生活を第一と考える政治家とはとても思えない。
やはり、維新にはこの橋下代表が居て、共同代表の石原がいる。石原氏は、橋下氏の言葉を支持して以下のように言ったそうである。
橋下慰安婦発言:「軍と買春はつきもの」石原氏が擁護
http://mainichi.jp/select/news/20130514k0000e010176000c.html
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は14日、橋下氏の発言について国会内で記者団に「軍と買春はつきもので、歴史の原理みたいなもの。(買春は)決して好ましいものではないが、橋下氏は基本的に間違ったことを言っていない」と述べ、擁護した。
上記のように、この日本維新という政党は何なのかと問いたい。この程度のことしか言えない政党がいくら偉そうなことを言っても信じることが出来ない。
アベノミクスだか何だか知らないが、日本が戦後国際社会の中で積み上げてきた文化、秩序が壊されつつあるように思える。自民、維新は同根であり、参議院選挙でどちらの政党にも力を与えてはいけない。
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