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釣り糸をたれる橋上を、「憲法96条改正」反対を叫ぶ街宣車が走り抜けていく・・・
釣り人は背を向けて糸をたれ、山間の田植えは寡黙であった。
TPP参加に、憲法改正反対に、株屋と金融マフィアの政治相場に・・・山間の田植えは寡黙である。
ママ、北国の田植えはあの日から絶句したままでいる。
ママ、靖国の杜も絶句したままでいる。
釣り人たちは街宣車に振り向くことはない・・・
かって、この橋を南から渡ってきた米戦車!
アメリカ兵が投げるチョコレートに群がったのは半世紀以上まえである。
彼らが飲み残した、パイナップル缶の残り汁のうまさに腰を抜かした・・この橋!
彼らが飲み残した、パイナップル缶の残り汁の毒にイカレたままの街宣車が・・今も南に走る橋!
この橋を、母の背中で逃げた空襲の夜・・川向うを真っ赤したB29攻撃機が帰っていった南方戦線!
この橋を、裸足で通った小学生のランドセルには・・人権・自由・平等・戦争放棄・LAVEなどの語彙が詰まっていた。
昨日までモンペ姿の先生が、ぴっちりしたスラックスをはいていた教室!
「朕思うに屁をこいて、臭いと思うは罰当たり、汝人民臭かろう」と、社会科の先生がおどけた教室!
「な〜変だろ 戦後エログロ!」と謂う 三島由紀夫の檄を聞き流しながら、・・「お茶の水」の学生街で投石をするまでに四半世紀が・・島倉千代子の!「ね〜変でしょ 人生いろいろ」をカラオケで聴くまでに半世紀が過ぎていた。
アメリカ兵に成りすましたユダヤ人学者が投げた「草莽追放」「平和憲法」のチョコレート・・「平成デフレ亡国」の苦味が解かるまでに半世紀以上がかかったようだ。
「草莽憎悪」「他民族文化廃絶」を生業とするユダヤ人が産み落とした、被害妄想の極東の鬼っ子たちが、「歴史認識」のチョコレートをもっと拾えと・・アメリカのユダヤメディアで騒いでおる。
この橋上を、なおも、南に走る者の貌は、ユダヤ人に成りすまされた日本人のようである・・・
二分法レトリック! 二項対立のカルト的政治思考を「民主主義進歩人」と錯覚したまま・・・
「憲法96条改正」そのものを、党派的思惑で語ることをなかれ・・・「憲法改正論議権」を国民にopenにすることは、選挙権にも劣らぬ国民の絶対的権利である。ハードルをどこにするかは技術論に過ぎまい。「憲法96条改正」これこそが直接民主主義の原理原則の根幹であろう。
「日本人が作る、日本人のための憲法」を否定する大儀は誰にもないない。
ユダヤ人から貰った、不味くなくなってしまったチョコレートなら「96条ラベル」を破るってみるべきでだろう。
その延長線上には日本人の対米軍事同盟・ユダヤ観の覚醒が求めらるべきだ。
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