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2013-05-13 21:16:20NEW ! Shimarnyのブログ
またしても橋下共同代表が似非保守、似非右翼だったことを公に晒してしまった。
世界を見渡しても、「従軍慰安婦が必要だった」と公言する政治家は一人だろう。
従軍慰安婦で問題となっているのは、旧日本軍が強制就労したのか給与が高いため自主就労したのかであって、決して従軍慰安婦が正当か不当かではない。
そして、これについては2007年に証拠が無いと閣議決定されているのである。
さらに、日本維新の会に所属する中山議員が、今年3月に国会で従軍慰安婦問題は朝日新聞の捏造と首謀者は朝鮮人と証拠を交えて説明しているのである。
●2013年3月8日 衆院予算委員会
http://www.youtube.com/watch?v=VcCzrywoqUk&feature=player_embedded#!
なぜ、橋下共同代表は従軍慰安婦問題の発言で自身の党所属議員が国会で説明した朝日新聞の捏造と首謀者は朝鮮人だった事実を伏せたのであろうか。
おそらく根底にあるのは日本維新の会と自民党の違いを鮮明にしたいだけである。
これには、つい先日の「年内の消滅もあり得る」という下記の記事が根拠となる。
[5月11日 NHK]橋下氏「党の消滅あり得る」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130511/k10014509201000.html
日本維新の会の橋下共同代表は大阪の党本部で開かれた会合であいさつし、党の現状について「国民から支持を得る力はなくなっており、このままでは年内の消滅もあり得る」と述べ、夏の参議院選挙に向けて党が結束して態勢を立て直す必要があるという考えを強調しました。この中で橋下共同代表は、党の現状について「国民から支持を得る力がなくなっていることは確かだ。去年の衆議院選挙で54人が当選して、次の参議院議員でもそこそこ当選すればいいという気持ちがあれば有権者に見透かされ、このままでは年内の消滅もあり得る」と述べました。そのうえで、橋下氏は「政策を実行していく過程に参議院選挙がある。統治機構改革を実現して国の形を変えるという目標を見失わないように、一致団結して参議院選挙をしっかり戦っていきたい」と述べ、参議院選挙に向けて党が結束して態勢を立て直す必要があるという考えを強調しました。
橋下共同代表は、日本維新の会が支持を得なくなった理由を「選挙屋になったから」と総括しているようであるが、橋下共同代表自身が最大の理由となろう。
これまでの言動も、領土問題では「竹島の日韓共同管理」と「尖閣諸島の日中共同管理」を提案するなど、全く日本の歴史を心得ていなかったのである。
教育問題では、大阪府知事と大阪市長で4年間以上も先頭になって教育改革に取り組んできた結果、大阪市立高校で一線を超えた事案が発生したのである。
靖国問題では、北朝鮮問題を解決に中国や韓国との協力が必要だから靖国に参拝すべきでないと、「北朝鮮問題」と「尊崇の念」を同列に並べたのである。
憲法問題では、産経新聞の憲法案で「あんな憲法が通ったら日本を脱出する」と国家国民を最後まで守るべき政治家が放棄して日本逃亡を宣言したのである。
そして、今回の従軍慰安婦問題では、慰安婦制度が必要だったと、これまでの日本の政府見解とは全く相容れない人権問題に関わる発言をしたのである。
これ以外に「村山談話」や「侵略」で摩訶不思議な主張を下記のようにしている。
[5月13日 朝日新聞]「慰安婦は必要だった」「侵略、反省とおわびを」橋下氏
http://www.asahi.com/politics/update/0513/TKY201305130072.html
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は13日、戦時中の旧日本軍慰安婦について「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶっている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる」と述べ、慰安婦は必要だったとの認識を示した。大阪市役所で記者団に語った。橋下氏は「当時の歴史を調べたら、日本国軍だけでなく、いろんな軍で(慰安婦を)活用していた」と指摘。そのうえで「なぜ日本の慰安婦だけが世界的に取り上げられるのか。日本は国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。だが、2007年の(第1次安倍内閣の)閣議決定では、そういう証拠がないとなっている」と述べ、「事実と違うことで日本国が不当に侮辱を受けていることにはしっかり主張しなければいけない」と語った。
一方で「意に反して慰安婦になったのは戦争の悲劇の結果。戦争の責任は日本国にもある。慰安婦の方には優しい言葉をしっかりかけなければいけないし、優しい気持ちで接しなければいけない」とも語った。また、橋下氏はアジア諸国に対する反省とおわびを表明した村山談話については「日本は敗戦国。敗戦の結果として、侵略だと受け止めないといけない。実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない。反省とおわびはしなければいけない」と強調。一方で、安倍晋三首相が「侵略の定義は定まっていない」と主張している点については「学術上、定義がないのは安倍首相が言われているとおり」と述べ、理解を示した。
おそらく、橋下共同代表の論法で言えば、日本だけが従軍慰安婦問題を取り上げられている理由は、日本が敗戦国となった結果であるからとなるだろう。
これでは、侵略を認めないといけないのも、従軍慰安婦を認めなければならないのも、靖国参拝をできなくなるのも、反省とお詫びを未来永劫しなければならないのも敗戦国となったからとなってしまうことだろう。
このような事実を無視して勝手に理屈を捏ねる発言では、捏造の歴史の発端となった朝日新聞と捏造の歴史の拡散に勤しむ韓国と何ら変わらないではないか。
最も腹立たしいことは、この御仁が「僕らの世代以降」と10代、20代、30代、40代までの全世代を代表しているとの下記の発言をしたことである。
[5月12日 NHK]橋下氏 自民の憲法観は危険
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130512/k10014520041000.html
日本維新の会の橋下共同代表は記者団に対し、自民党内の憲法改正論議について、「公権力の行使を強く出しすぎており、危険だ」と指摘したうえで、自民党との憲法観の違いを明確にするため、今後党内での議論を急ぐ考えを示しました。この中で橋下共同代表は、自民党内の憲法改正論議について、「自民党の憲法観は、国家と公権力という区分けがあまりされていないなかで、公権力の行使を強く出しすぎており、危険で怖い。『自分たちに公権力を与えてくれれば、ちゃんとやる』という思いがあるのかもしれないが、自民党の憲法改正草案は、僕らの世代以降からは好感を得られないのではないか」と指摘しました。そのうえで橋下氏は「自民党との憲法観の違いはしっかり出さないといけない。自民党は政治家の立場で憲法を論じているが、僕自身は、今の立場を辞めて一市民になったときに、公権力はどうあるべきかという視点で考えていきたい。党全体のコンセンサスになるかどうかわからないが、しっかり議論して最後はまとめたい」と述べ、自民党との憲法観の違いを明確にするため、今後党内での議論を急ぐ考えを示しました。
自民党の憲法改正論議の善し悪しは別に、「僕らの世代以降からは好感を得られないのではないか」という一般的な感覚であるような発言はいかがなものか。
おそらく、自民党の感覚よりも橋下共同代表の日本維新の会のほうが危険である。
竹島と尖閣を共同管理して、教育改革で間違った方向に進み、靖国参拝が禁止となり、従軍慰安婦を認めて保証金を支払い、人権団体に非難されるのである。
しかも、道州制の導入で地方主権となることから、将来的には日本がEUと同様に地方自治体の粉飾ラッシュに見舞われて国家破綻に向かうのである。
さらに、TPP参加が追い討ちをかけて、日本の資産価値が下落して、日本の貨幣価値が下落して、日本の賃金価値が下落して国民が疲弊するのである。
日本維新の会は保守、右翼と認識されているが、所詮は似非保守、似非右翼であり、米国迎合主義の大手紙と何ら変わらない愛国無き新自由主義と言えよう。
おそらく、橋下共同代表の日本維新の会はある意味で民主党よりも悲惨であろう。
民主党は、自治労と日教組という組織があるので壊滅でも固定票が残るのである。
日本維新の会は、組織と言えるのが大阪だけであり、大阪都構想のメッキが剥げて、保守で無く右翼で無いことが明らかになれば何も残らないのである。
橋下共同代表のその場凌ぎの発言もここまでくれば、余りにも度が過ぎている。
橋下共同代表の予想の年内消滅よりも前倒しで、参院選後に解党もあり得よう。
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