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2013/5/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆頼みは「右寄りの反動」だけ
「政権が進めてきた政策の是非を問う」
安倍首相がきのう(12日)、仙台市で吠えた。来月14日の告示まで、ほぼ1カ月。東京都議選(6月23日投票、定数127)に向け、自信満々で話したのだ。
前日の11日、自民党の石破幹事長も「求めがあれば、すべての演説会場に立ちたい」と言った。応援が結果にどれだけ影響したかなんて分からない。それでも足を運んだ候補者が勝てば手柄になる。だから、積極的に売り込んでいるのだろう。まともな都民からすれば、悪夢みたいな選挙になりそうだ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「現在のところ自民の公認候補は57人ですが、全員が当選する可能性もあります。改選前の48から38に減らした4年前の麻生政権時とは雲泥の差。圧勝は間違いないでしょう。都議選は日本の選挙の縮図で、国政の空気がそのまま反映されやすい。中央政界は“自民独り勝ち”で、ほかの政党は消えてしまっている。公明党でさえ、取りこぼしがあるかもしれません。前回は最後の1議席で23人全員当選を果たしましたが、今回は分からない。前回54議席を獲得して第1党となった民主は20ぐらいに激減しそうだし、維新やみんなも伸び悩んでいる。かつてないような状況です」
わずかな望みがあるとすれば「右傾化の反動」だ。ただでさえ歴史認識や改憲問題でまっとうな都民の安倍アレルギーは強い。加えて「維新恐怖症」を患い、ことさら保守を強調する候補者も少なくないという。
維新は中央で埋没している。安倍政権の補完勢力となれば、それも当然で、都議選も「数議席がやっと」(都政関係者)という情勢。橋下共同代表は「私が入っても有権者の判断は変わらない」とサジを投げている。
それでも自民はビクビクだ。石原伸晃都連会長が維新共同代表の慎太郎パパに、「都議選は応援に入らないで」と頼んだなんてウワサまで流れている。
「維新の候補を意識して、保守の吹きだまりが集まったような会合に顔を出している候補者もいます。おかげで都連幹部は“維新を目がけて選挙をやるな”“民主に流れる票を取れ”と必死。むしろリベラル層に訴えるようにハッパをかけています。保守色が強くなればなるほど、それに対する嫌悪感も強くなる。その結果、共産が伸びるのです。東京の共産は弱くありません。衆院の比例でも議席を確保している。民主よりも自民を食う可能性を秘めています」(鈴木哲夫氏)
「どうせ自民が勝つんだろう」と棄権するのは最悪。有権者は「政策の是非」をしっかりと示すべきだ。
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