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2013/05/12 17:45 日々雑感
未来の党が大惨敗して、今なお党勢縮小傾向が続いているという。じり貧の状況からどのようにして脱却すべきか、と頭を悩ませる代わりに「小沢批判」に走るというのは余りにお粗末だ。
前回の総選挙で大敗したのも小沢隠しをしたからに他ならない。なぜ小沢氏を国会議員を束ねる幹事長にしなかったのか、残念でならない。そして自民党の選挙参謀が「脱原発」を選挙の争点にしないために「脱原発隠し」を徹底して行った。
去年12月初旬、小沢氏を排除して「未来の党」造りを行おうと嘉田氏は悪戦苦闘していた。何のために小沢隠しを行うのか、ことは明白だった。検察の捏造事件により小沢氏を民主党のトップから追い落とし、消費増税をめぐって小沢氏はついに民主党を出ていかざるを得なくなった。
小沢氏の何処が強引な手法というのだろうか。常に小沢氏は極めて民主的な手続きを踏んでいる。むしろ民主党の方が執行部ファッショとでもいうべき内閣提出議案に対する党内合意形成手法だったことを忘れてはならない。
未来の党は「脱原発」だけを唱えるシングルイッシュ―だった。そのシングルイッシュ―の威力を削ぐために自民党も選挙では「脱原発」を掲げた。それにより「脱原発」が選挙の争点でなくなった。それでは未来の党は戦えない。
だから未来の党は「脱原発」を基軸としつつ、他の政策は小沢氏に丸投げして小沢氏を国会議員政党「未来の党」の党首にすべきだった。それを度量の狭い嘉田氏はトヤカクつまらない言辞を弄して、自分は不本意ながら小沢氏と手を組んだ、と有権者に見えるように振舞った。それでは勝てる選挙も勝てない。
嘉田氏の本当の姿が有権者に見えてしまった。「鉛筆持ったら未来の党」という掛け声は有権者を余りにバカにしていはしないだろうか。思考停止で未来の党に投票してくれ、と言わんばかりだ。
国民はマスメディアによる3年有余による小沢氏の人格破壊宣伝報道を刷り込まされた。それにより爺婆のみならず若い人たちまでも「小沢嫌い」になってしまった。明らかなマスメディアの勝利だ。宣伝活動がこれほど効果を持つとは思いもよらなかった。少しは薄汚いマスメディアの策動を看破するのではないかとネット市民の活躍に期待したが、ネットの中にまで薄汚い工作員が登場するにあたってネット市民の勢いも完全に削がれてしまったようだ。
自らの頭で考える、という民主主義の基本が日本国民にとって、これほど困難なことなのかと慨嘆する。何となく「景気が良くなったらしい」とか「経済環境が明るくなったらしい」と国民はマスメディアの策動によって思い込まされている。
実際はこの3月の勤労者所得が前年比減少していると統計が示している。個人所得は少しも増えていないし、景気が良くなっているわけでもない。ただマスメディアが大声で「景気が良くなった」と喚いているだけだ。
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