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2013年05月12日 商売繁盛で笹もってこい! 今西 憲之
まいど、いまにしです。
注目の裁判になると、法廷の様子がイラストで描かれ、
新聞やテレビで報じられる。
法廷で審理中の様子が、音声や映像で報じることが原則禁止の
日本。イラストは法廷の様子を知るためには
欠かせない。
アメリカにいったとき、裁判専門チャンネル「コートTV」という
テレビを見たことがある。一日中、ずっと法廷の審理を中心に司法
関係番組を放映している。
これこそ、開かれた裁判と思うが、日本の裁判所は
「可視化」にまったく応じようとはしない。気配すらない。
裁判所の所長が着任する時も、記者会見に参加できるのは
記者クラブ加盟のマスコミだけ。
一度「参加させろ」と言うと
「とにかくお断りです。過去に例がない」
というばかりだった。
そこで
「過去とはいつまでさかのぼったのか」
と聞くと、
「とにかく、例がないんだ」
と電話を叩き切られてしまった。
そこで、その裁判所に行ったついでに、担当者を訪ねて、名刺を
差し出すと、脱兎のごとく逃げ出してしまったことがあった。
それはもちろん勤務中。
税金で給料もらっているのだ。
完全に職場放棄、税金泥棒である。
いまや、あの、インチキな検察ですら、登録で記者会見の参加を認めている。
記者クラブ以外のマスコミの参加を認めないのは、国営暴力団の
警察と裁判所くらいではないのか?
話がそれてしまった。
裁判所の「可視化」でいま、とんでもないことが起こっている。
2013年2月12日、奈良地裁で元交際相手の母親を殺害、
クレジットカードを奪った、強盗殺人などに問われた永井真太郎被告
の裁判員裁判。
【生駒女性殺害公判】 被告が被害者の「自殺」主張 奈良地裁
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130213/waf13021309120005-n1.htm
法廷でイラストを描いていた女性が追い出されたのだ。
女性はマスコミの依頼でイラストを描いていた。
「法廷画家」として20年近いキャリアがあるベテランだ。
その絵は、的確に法廷をとらえ、リアリティにあふれる。
私も仕事をお願いしたことがあり、とても優秀だ。
ただ、酒がめちゃめちゃ強く、たまに?
暴れるそうなのが…
また話がそれた。
イラストを描いていた女性を裁判所の職員が見つけると、
すごさま駆け寄り
「ちょっと、ダメです。外に出て」
と耳打ちしたという。そして・・・
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