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http://31634308.at.webry.info/201305/article_11.html
2013/05/11 21:53 かっちの言い分
昨年、暮れの衆議院選挙では、自民党のほとんどの議員が脱原発のような顔をして原発問題から争点を逸らしてきた。数年かけて、原発の是非を考えて結論を出すと言っていた。東北地方の候補者は、選挙カーに脱原発の看板を掲げて当選した。
ところがどうだ。今度は原発の問題もほとぼりが冷めてきたと見たのか、堂々と原発再稼働を参議院選の公約に挙げた。まだ、福島原発の処理で、原発建屋の地下水の処理のため海に放出するということが言われ、ますます混沌としてきた状態なのに、知日派のトルコに原発を売ることを決めたという。福島原発は津波が来る前に、地震で原発建屋内の配管系が破壊されたことはほぼ間違いがないとされている。しかし、そのことを認めてしまうと、原子力行政の否定であり、企業責任となるため、うやむやにしておこうとしている。こんな危ない原発を地震の多いトルコに売るなんて狂気の沙汰である。
原発再稼働を明記、自民公約原案 農家所得10年で倍増
http://www.47news.jp/news/2013/05/post_20130511020506.html
自民党が夏の参院選で掲げる公約原案の全容が10日、判明した。安全性の確認を条件に原発の再稼働方針を明記。環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐり、コメなどの「聖域確保」や10年間で農家の所得を倍増する目標を掲げたのが特徴だ。憲法改正の決意や沖縄県・尖閣諸島の実効支配強化策は、昨年の衆院選公約を踏襲した。
改憲発議要件を緩和する96条改正の先行実施については、安倍首相の意欲を踏まえ、党公約検討委員会がどう表現するか詰めの調整を急ぐ。 (共同)
安全性を確認の上で、原発の再稼働を認めるという。参議院選挙が終わった後に、規制庁から安全指針が出されるという。全くの出来レースである。憲法96条と同じように、憲法の中身の本質的な議論はせずに、改正のハードルを下げることを先に行うという。再稼働を行うということも、まだ規制庁から安全指針がどんなものかわからない内から、議論なしに再稼働をするという。本当に国民のことを心配するなら、まずは規制庁が出す案が、決して事故を起こさないことになっているのかを見てから言うべき言葉だろう。
このまま自民党の意のままにしておけば、3.11の多大な教訓は全く意味がなく、何事も3度のバカな大事故がまた起こると考えられる。
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