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2013-05-11 陽光堂主人の読書日記
米議会調査局が今月まとめた「最近の日米関係」と題した報告書で、安倍内閣の歴史認識が問題視され、「今後の対応によっては環太平洋経済連携協定(TPP)や米軍と自衛隊による安全保障協力などに支障をきたす可能性がある」と書かれたことで、官邸は大きな衝撃を受けているようです。
米国議会まで中韓両政府と同様の「正しい歴史認識」の押し付けを始めたわけで、オバマ政府も同様に親中姿勢です。オーストラリアなども同調する動きを見せており、日本は孤立を深めつつあります。中韓による議会工作が功を奏したのでしょう。
これらの国は要するに、「お前たちは敗戦国なんだから身の程をわきまえろ」と言っているわけで、日本人としては到底受け入れることはできません。特に若い人たちは、「自分たちが関わっていない出来事に何故謝罪しなければならんのか」と釈然としないことでしょう。当然の疑問です。
訳知り顔の大人たちは、「同じ日本人として過去の犯罪に対して責任がある」などと問答無用の勢いですが、この国は過去の総括をせずに誤魔化してきましたから、どうしても胡散臭さが拭いきれません。誰の指示で実際何があったのか、よく判っていないのです。(判っているという人は、誰もが納得の行く形で説明して下さい)
有耶無耶にしてきたのは日本人特有の「水に流す」という美風(?)も影響していると思いますが、追及するとまずいことになるからでしょう。この国の根幹に関わって来ますから。
我国政府も同様の立場に置かれているので、煮え切らない態度を採らざるを得ません。安倍内閣の姿勢は極右として批判されますが、どこの国でも自分の国の歴史を美化するのが普通で、それ自体は当たり前の話です。自国を極悪非道の悪行を行った国として貶めるような宣伝をするはずはありません。
ところが驚くべきことに、日本に関してはこれをやるべきだと言う人が多いのです。何の利害関係もない普通の日本人では有り得ない態度ですから、彼らには何か底意があるとしか思えません。
念のために言っておきますが、これは歴史的事実とは別の話です。戦前に醜悪な出来事があったとしても、それを教育の現場で子供たちに教え込んだり、政府が公言して他国に屈従を強いられるような状況を作ることがよいとは思えません。
実際に何があったかは、歴史学者が研究すべきものです。それを確認してから今後に活かせばよいのです。現在はその基盤がありませんから、各人が主張し合っても収拾がつかなくなるだけです。
米国議会の不興を買った安倍内閣は軌道修正を図り、菅官房長官は10日の記者会見で「村山談話を全て踏襲する」と述べて安倍の国会答弁を事実上修正しました。何とも情けない話で、これでは安倍らの信念も疑われます。
そもそも保守派なら、東京裁判史観を押し付けた連合国の遣り口に反発すべきで、擦り寄ったりするのは有り得べからざる行為です。ネトウヨの人たちは何も考えずに刺激に反応しているようですが、それでは利権と謀略が渦巻く中で利用されるだけです。根本的な部分から物事を捉え直す必要があります。
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