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株式日記と経済展望
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川口頼子議員が出張伸ばして帰国が遅れたと言って委員長解任されるらしい。
ホントくだらない。この時期だから重要法案の審議でもなかろうに。田村耕太郎
2013年5月9日 木曜日
◆政治家を無意味な多忙さから救い出せ! 5月8日 田村耕太郎
http://blog.livedoor.jp/tkoutaro-blog/archives/27701574.html
外務大臣経験者で中国の要人とも親しい川口頼子議員が出張伸ばして帰国が遅れたと言って委員長解任されるらしい。ホントくだらない。この時期だから重要法案の審議でもなかろうに。外交力ある議員が国益のために外でもっと活動できるように、この機会を利用して国会の悪しき慣習をただすべきだ。
議員になりたての頃、発言権のない多くの議員が定足数というわけのわからない制度のために、委員会室の豪華だが腰にはよくなさそうな椅子に黙って座り続け、くだらない質問と判で押したような答弁を聞き続けなければならないのが意味わからなかった。こんな非効率な議員の活用の仕方は欧米にはない。欧米諸国の委員会運営は、政府に聞きたいこと・問いただしたいことがある質問者と、それに詳しい官僚でやっている。
総理大臣や閣僚を国会運営に拘束しすぎたし、議員も国会に拘束され過ぎ。国会は国権の最高機関だが、だからといって誰でも彼でも非効率に拘束すればいいのではない。諸経費入れたら血税補てんによる議員の時給は相当高い。もっと議員の時間を有効に使うべきだ。国益のために!
日本の政治家の質は決して低くない。問題は政治家も政府三役も国会に縛られ過ぎ。総理も閣僚も、あんなに国会に座らされている国はない。質問しない議員があんなに国会に拘束されている国はない。議会を離れ、世界中の議員と意見交換するようになって、日本の国会がいかに異常かわかってきた。
選挙もそう。アメリカは別として、同じ議院内閣制の欧州諸国と比較して、日本は政界参入のコストが異常に高い。費用も選挙対策にかける時間も労力も。日本が学んだ英国には、街宣車もポスターもない。選挙費用も国政で300万ほど。これほど政治家や閣僚に仕事をさせない政界は、欧米にはない。
日本の政治家は、意外と、自分たちの議会や選挙のスタンダードが世界では異常であると気付いていない。私は初めてアメリカ議会を見て愕然した。質問者と答弁者しか議会にいない。定足数なんてない。政治家に勉強や自主的活動の時間がないのが日本。
他国の議会人との交流はあるが、選挙や議会の様子まで生々しく意見交換する場は意外と少ない。お互いが同じようなものだろうと思っている。街宣車に乗って、12時間選挙区を回り、ポスターを張りまくり、多額の借金をして選挙している候補者は新興国は知らないが先進国では絶滅している。
欧米の政治家から見たら、信じられない予定をけなげにこなし、長期的鳥瞰図的視野をうばわれ、疲れて、目先しか見えなくなりがち。
能力があり、志も高い新人議員は昔からたくさん当選しているが、彼らは先輩に代わって委員会にひたすら座り、その合間を縫って、冠婚葬祭で選挙区を駆け回る。その間に、あっという間に時は過ぎ、日本の問題は複雑高度化し、日本のことを真摯に考える時間も能力もなくなる。
これ以上日本の政治家を、本当に国益のためになること以外で忙しくさせてはいけないと思う。週に三往復くらい選挙区と国会を行き来し、毎晩数件の会合をこなし、朝から勉強会。こんなことを何年も生産的に続けられるわけはない。
日本の政治家がいかにガラパゴス的に多忙か、政治記者も評論家も海外事情を知らないから指摘できない。だから、批判が的外れ。問題のへそは、国会と選挙区の忙しさから日本の政治家を解放し、世界を、直面する日本の課題をを深く勉強させること。
こんなに政治家を非生産的に忙しくさせていたら、英気を養っている海外の政治家とやりあえない。それに何より、家族に大変な犠牲を強いる。最近某大物議員から「俺はかなり出世した方だが、建前は別として、事実上家族は失った。後悔している。」と告白された。何とも言えない気持ちになって返す言葉もなかった。
異常な忙しさに耐え、国民やメディアから褒められることはほとんどなく、仮面家族と化して、頑張っている政治家がたくさんいる。選挙は資金的にも家族的にも転職可能性の低さからも、ほとんどの政治家が背水の陣だ。これで本人のためにも国家のためにいいのか? それが問題だ
総理、閣僚、政治家を多忙にして得をするのはだれか?幹部官僚だと思う。下っ端官僚は国会にしばりつけられる議員や政府三役のつまらない質問と答弁作りに奔走させられ、政治家に負けないくらい疲弊している。
一番ゆったりとした時間を持っているのは間違いなく幹部官僚。彼らが政治家を思考停止に陥るほど多忙にさせている元凶だと思う。これが修正できるのは政治家しかいない。国民に実情を知ってもらい、国民の理解のもと、国会運営から選挙まで政治家とわれわれで変えていかないといけない
(私のコメント)
私自身も国会中継を時々見ますが、一日中拘束される時間が長すぎて総理大臣を始めとして各大臣も苦痛だろう。テレビで見ているのも苦痛になるくらいだから、長時間国会議員が委員会に拘束されるのは無駄ではないだろうか? 議員はする事が無いから野次を飛ばして荒れ放題だ。
国会議員は議会で質問する事も仕事ですが、その為に大臣も長時間議会に拘束される。最近のように国際会議が世界各地で行なわれるようなると、各大臣は世界を飛び回らなければなりませんが、議会に拘束されて国際会議の出席もままならなくなっている。出席すると議会軽視だと抗議が出て、川口順子委員長が解任されるらしい。
参議院では野党のほうが多数派だから解任決議が可決されるようですが、環境委員会が1日流れた事が委員長解任しなければならないほどの重要な事なのだろうか? これは委員長を血祭りに上げることで野党の気勢を上げようということなのでしょうが、委員会を一日ずらせば済むだけの話だ。
田村耕太郎氏の記事によれば、「総理も閣僚も、あんなに国会に座らされている国はない。質問しない議員があんなに国会に拘束されている国はない。」と指摘していますが、だからゴールデンウィーク中に大臣の外遊が集中する。特に総理大臣は誰もが質問したがるから拘束される時間が特に長い。マスコミなども大臣がトイレにたつことも批判していますが、生理現象まで批判される。
野党議員はすることも無いから、大臣を拘束して質問したがりますが、追及を受ける大臣のストレスはかなりものだろう。日本の政府で特に問題なのは総理をはじめとして大臣がコロコロと代わる事であり、半年一年で交代して、たいした仕事も出来ずに終わってしまう。菅総理は国会開催中は朝の五時から起きて答弁対策に夢中だったようですが、それくらい予算委員会の答弁は神経をすり減らす。
国会議員が日頃何をしているのか国民はよく知りませんが、新人議員は委員会の代理出席で走り回って掛け持ちしている。国会も年功序列社会で当選回数を重ねないと大臣になれない。しかし民主党政権では大臣経験者が少なく、官僚の使い方が分からず、東日本大震災でも政府の対策は後手に回ったのも官僚を働かせる能力がなかった。
田村耕太郎氏によれば「日本の政治家の質は決して低くない」のかもしれませんが、大臣クラスや首相クラスになると、相手は在職5年10年のベテランであり、大統領制は大統領が4年から10年は在職するからキャリアで敵わない。国会議員も小選挙区制になって大物議員も落選するようになって選挙対策に追われる。これでは勉強する暇が無いから政策に疎くなってしまう。
国会議員も政府の大臣も個人でやれる事が限られるから、多くの優秀なスタッフを置いて、それらの人材を使いこなす事が求められますが、国会議員の中にはワンマンな人も多く議員秘書を次々とくびにする人もいる。小泉首相には飯島秘書と言う優秀な秘書がいたから5年半も持ちましたが、与党の大物議員ともなれば20人近い秘書を使いこなさなければ、党を纏められないだろう。
国会議員と言う職業は、マスコミや国民の批判の対象になりやすく、高額な議員報酬や豪華な議員宿舎や事務所に批判が集まる。普段何をしているか分からないからですが、ネット選挙の解禁で議員自らネットで活動報告や政策を訴えていくべきだろう。議会活動と選挙活動に追われて国民への情報発信を疎かにしているように見える。
これからの国会議員は議会内での審議も大切ですが、どのような審議が行なわれてどのようにすべきかの情報発信が必要だ。「株式日記」では江田けんじ議員のブログをよく紹介していますが、議員活動でも積極的にブログを活用しています。議員レベルの外交が必要な時代になっていますが、英語も話せない粗末な議員が多すぎる。
◆私のルームメイトがUSTR代表に!?・・・マイケルフロマン大統領補佐官 4月30日 江田けんじ衆議院議員
http://www.eda-k.net/column/everyday/2013/04/2013-04-30a.html
皆さん、マイケル・フロマン(Michael Froman)という人物をご存じでしょうか?知っている方はかなりの米国政治通、日米関係、特に、TPPや通商関係に精通している人でしょうね。
彼は今、オバマ政権二期目のUSTR(米国通商部)代表に目されている人です。この26日、米国メディアが一斉に報じました。USTR代表とは、今、最大の懸案事項の一つ、TPP等米国の対外的な通商問題を一手に引き受けるポストで、オバマ政権の閣僚メンバー(大使級)でもあります。
なぜ、彼を取り上げるかというと、何と彼は、私のハーバード留学時代(1987年〜88年)のルームメイトだったのです。そう、男二人で一年近く同じ家で暮らしました。私も彼も国際問題研究所(Center for international affairs)の研究員、私が日米関係、彼がロシア問題。彼は勉強が好きで、プリンストン大学を卒業した後、オックスフォード大学に留学し、そしてハーバードへ。私と一年暮らした後は、そのままロースクールに行き、そこでオバマ大統領と同級生になります。Harvard law reviewという歴史ある学内雑誌の編集長を相前後して務め、無二の親友になったそうです。
マイクはその後、金融界に入り、ルービン財務長官(クリントン政権)の補佐官やシティーグループの取締役等を務め、オバマが大統領選に出る時は、ファンドレイジング(資金集め)やワシントン政界への紹介等に尽力したそうです。その功績が認められ、オバマ政権発足後はホワイトハウス入り、大統領次席補佐官として、国家安全保障やG8サミットのシェルパ(政府代表)、通商・経済問題等を担当してきました。日米通商筋では、対日本でかなりのタフネゴシエイターとして知られています。TPPへの日本参加問題等がその典型でしょう。
米国留学から帰国後、もう彼とは会うこともなかろうと思っていたところ、何とその後、仕事で会いまみえることになります。例の世界の耳目を集めた「日米自動車交渉」で突然彼と会ったのです。場所は交渉先のジュネーブ。「え?なんでお前はここにいるんだ?」と聞く私に彼は「今、NSC(国家安全保障会議)のスタッフをしている。その立場で交渉に携わっている」と。当時、橋本龍太郎通産大臣と私(大臣秘書官)は、弁護士出身のカンターUSTR代表と熾烈な交渉をしていたのです。後に、この交渉過程が米国側に盗聴されていたという疑惑が報じられましたが、もしかしたら、経済問題の自動車交渉に安全保障の専門家がついていたということからすると、それは本当だったのかもしれません。
いずれにせよ、今回、彼とは久しぶりに連絡をとりあいましたが、お互い、年をとっても「マイク、ケンジ」と呼び合う仲。来週にもオバマ大統領から正式にUSTR代表就任の発表があれば、特にTPP問題では早速、情報交換、意見交換をしなければなりませんね。
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