http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/426.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201305/article_8.html
2013/05/08 23:05 かっちの言い分
東電の福島原発の汚染水の処理が追いつかなくなって、地下水を海に放出したいとしている。先日ビニールシートで被覆した地下プールが水漏れして使用出来なくなったので、もう貯蔵する場所が無くなってきたからと思われる。
原子炉建屋に流れ込む前の地下水を、井戸からくみ上げると言っている。だから海に放出しても安全と言う。しかし、今まで地下水脈は原子炉建屋に流れ込んでいたものである。当然、井戸は建屋の外に深く掘るのだろう。記事のように地下水は井戸に流れ込むまでは理解出来る。しかし、建屋を支えている土台や隔壁に大きなひび割れがあるから、大量の地下水が建屋に流れ込んでいたのである。したがって、建屋のひび割れ個所より深い井戸を掘れば、当然建屋内に貯まった高濃度の汚染水が井戸の方に漏れ出ることは容易に推測される。
来週にも地下水を海に放出 福島第1、地元了承条件に
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013050801001210.html
福島第1原発で増え続ける汚染水対策として東京電力が、原子炉建屋に流れ込む前の地下水を井戸からくみ上げ、地元漁業関係者の了承を得た上で、来週にも海洋放出する方針を固めたことが8日、分かった。
東電は13日に福島県漁業協同組合連合会に説明して了承を得たい考えで、地元自治体にも周知する。
第1原発では、原子炉建屋に流れ込む地下水の影響で1日約400トンの汚染水が増え続けている。東電は、既に建屋に流れ込む前の地下水をくみ上げて海に放出するための「バイパス」システムを構築。
地下水に含まれる放射性物質の濃度については「周辺の河川と変わらないレベル」と説明している。
地下水に含まれる放射性物質の濃度は周辺河川のレベルというが、東電が言っているだけで決して信用ならない。完全公平な機関の測定でないと全く信用ならない。今の東電の話すことは信用を失っている。地下水というときれいに感じるが、建屋から井戸に流れた地下水は、少なからず放射性物質が含まれていると考えるのが普通であろう。これで漁業組合が自分なら簡単に了解する訳にいかないだろう。了承したのなら、かなりの漁業補償が出されるのだろう。一時の収入で海を汚染すれば、何代に渡り海の汚染は終わらないだろう。
この報道を大手の新聞WEBで調べたが出ていない。これだけ重要な内容が広く国民に知らされないことは異常である。政府がトルコに原発輸出する約束をした中で、こんなニュースは邪魔になる。まだ収束もしておらず、その処理の方策も行き詰まった中での輸出約束である。地震国のトルコで、もし原発事故が起こったら誰が責任をとるのか?政府お墨付きの売買である。当然、トルコは日本に賠償を求めるだろう。国民がその補償金をまた負担することはあり得ない話で、狂気の沙汰である。こんな政府に投票する国民が原発保障のお金を出してもらいたいものだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK147掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。