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各党色分けをはっきりし国民に分かりやすい選択肢を
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2013年5月8日 生活の党
小沢一郎代表定例記者会見(2013年5月7日)
5月7日、小沢一郎代表が定例の記者会見を行いました。会見の要旨は以下の通りです。
【会見要旨】
参議院選挙について
Q.以前3人区以上に候補者を立てたいと言っていたが、今もそのような方針か。
A.現在でも3人区以上のところにはぜひ候補者を擁立したいと思っている。特に首都東京は5人区で、そしてまた、前回惨敗した衆院選の票数でもそれなりの支持票を得ているので、東京は一頑張りすれば当選の可能性もあるのではないか、とみている。3人区以上といっても、まずは首都東京を一生懸命決めたいと思っている。
Q.比例区はどう考えているのか。
A.比例は結構希望者が多い。その意味ではトータルの得票がどのくらいいくかに関わるのだが、できるだけ希望している人については候補者として擁立したいと思っている。とは言っても単独でやるとなると数十人というわけにはいかないから、数人単位で考えていきたいと思っている。
Q.野党共闘はもう難しいと思っているか。
A.時間が無くなってきているが、それでも僕はまだ間に合うと思っている。しかし、一番小さな政党が呼びかけるという話ではないので、ぜひ民主党の諸君がやはりもう一度心を入れ替えて、政権奪取という気概をぜひ持ってもらいたいと思っている。それに関連してだが、最近ずいぶん政治姿勢というかスタンスが各党明確になってきた。例えばTPPではもちろん、維新もみんなの党も、民主党がどちらかわからないのだが、前野田内閣では推進の方だった。憲法の問題でも、やや色分けがはっきりしてきたのではないかと思う。だからそういう考え方で、選挙前に色分けがすっきりすれば、国民の選択肢も分かりやすい。ごっちゃになっていると国民の方も戸惑ってしまうので、僕としてはそういう政策的、あるいは理念的にはっきりした色合いが、早くきちんと区別されることを望んでいる。参院選の前にそれができるかと言われると、今の時点ではなかなか難しいということだと思う。
国民投票について
Q.憲法96条改正に絡み、かねてから成人年齢18歳の問題や選挙権の18歳への引き下げの問題があったが、自民党や維新が、それに先行して国民投票法の年齢だけ18歳に引き下げるという方向を打ち出してきているが、このことについてどう思うか。
A.国民投票というのは主権者の最新の意思を聞くことだから、他をいじらないでそこだけ18歳というのはどうかと思う。憲法も他のところは示さないで96条だけ、というのも似たようなことで、ちょっと姑息な感じがする。僕は18歳に引き下げることに反対ではないが、そういった思いつきのような、あるいはやりやすいところはまずやっておけ、のようなことは、もう少し正面から、正々堂々の論議を進めるべき性格のものではないかと思う。
五十嵐広三元衆議院議員について
Q.かつて細川内閣で官房長官を務めた社会党の元衆議院議員五十嵐広三氏が本日早朝に亡くなられたが、当時の思い出は。
A.五十嵐さんは旭川(北海道)の市長をやっていて、3期目で若くしてそこから衆議院議員になった人である。地方行政委員会(現・総務委員会)で委員としてやっておられたこともあるし、大臣の時ももちろん知っている。もともと細川政権で一緒だった。当時の社会党というイメージよりも、市長を経験して、その意味であまり教条的ではない感じの印象を僕は持っていた。いろいろとお世話になった。
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