http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/402.html
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■ [日本のアキレス腱] 日本会議&神政連の『伝統神道と本居宣長』曲解が安倍自民の主権制限「改憲」と戦前型「国民モルモット化」なる暴政の元凶(2/n)
<注記>お手数ですが
、当記事の画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130507
・・・なお、当記事のテーマと関連する内容として、下のブログ記事★の参照をお勧めしたい。つまり、政治がファシズム化のプロセスへ入った時の“歴史的通例”として観察されるのが、直球ストレートの言論批判は効果を失う状態(一種の“ウソ吐きクレタ人のパラドクス状態”)に嵌ることだ。その悪しきパラドクスから抜け出るためには、深層ないしは俯瞰というメタ次元からの腑分けが必要となる。
★「安倍晋三を批判する言論が絶え果てた」という言葉の意味(kojitakenの日記)、http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130508/1367940348
1 日本会議の影響下にある『原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論』で国策原発の推進を主張する「神政連(神道政治連盟)国会議員懇談会(安倍晋三・会長)」の国政選挙に」対する見過ごせぬ影響力の大きさ
「神政連(神道政治連盟)国会議員懇談会(日本会議とオーバーラップする)」の会員数は167名(平成25年4月現在)。また、直近の2012.12.16衆院選では、神政連推薦の立候補者から、実に217名もの多数の当選者を出している(http://urx.nu/3YxD )。
つまり、日本国民モルモット(軍国全体主義部品)化戦略の前提となる『原発(ウラニウム・放射能)アニミズム論』を盾に<国策原発の推進を主張>する神政連(日本国の黎明期において氏族集団を多神教容認の寛容で束ねた天皇家の精神基盤である伊勢神宮を宗主とする日本古来のアニミズム伝統神道とは全く異質な存在!)は、明らかに自民党の「中枢的選挙マシン」なのである!
しかし、以下[2]で理解できるように、古来の日本国民が誇るべき神道の精神からすれば、余りにもアナクロでパラノイアな原発一極型軍需経済主義(安倍晋三らが信奉する事実上の核武装による日本国民モルモット(軍国全体主義用部品)化戦略)で日本の覇権を世界に対し誇ろうとする(その典型が原子力協定・国策方式による国産原発の輸出促進政策)アホノミクスは、日本の歴史経験とフクシマ3.11原発過酷事故の経験を完全に無視するという意味で常軌を逸している。
(関連情報)
<読売“原発聖教”新聞>のカルト守護霊は、<国策原発必要論と偽装愛国>を騙る日本会議&神政連国会議員懇談会(安倍晋三会長)!!⇒常軌を逸した読売新聞の「原発輸出を求める社説 (生き生き箕面通信)http://urx.nu/3YzI via ついっぷる/twipple2013.05.06 10:10
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一向に目途が立たぬ<フクシマの地獄の如き過酷な現実>を無視して安倍晋三は何を偉そうに語っているのか?!もはやコレでは正真正銘の原発ゾンビだ!⇒首相、原発輸出を推進 サウジで演説:日経 via Tweet Button2013.05.02 18:08(画像は、『日−サウジ原子力協定、締結交渉開始で合意 日本の原発輸出に弾み 産経http://urx.nu/3Xs5 』より転載)
日本国民は騙されている!この動向の背後には安倍式「モンゴル核廃棄物処分場・闇交渉」(財労野合の民主党政権の時から続く)の伏線がある!!⇒UAEと原子力協定、安保対話新設も…首相訪問 : (読売)http://urx.nu/3Xpm via Tweet Button2013.05.02 16:21
・・・
これら国会議員(衆院)の殆どと、神政連(神道政治連盟)議員懇談会の会員・国会議員167名(衆参/一部、217名と重複)は紛れもなく原発推進派であり、日本国民は、2012.12.16衆院選で<安倍政権の原発推進を、事実上、篤く信任した>形となっており、彼らに体よく騙されたとはいえ、安倍政権の原発取戻し戦略を認めた責任はボンヤリしていた国民自身にあるともいえる。
では、我われは大地震の再来と原発過酷事故の再来、あるいはフクシマの一層の過酷化に怯えつつ<ひたすら、座して滅びと死の時を迎える>しか術はないのだろうか?
日本の国会議員数は衆参合計で722人(衆議院480人、参議院242人)、その内自民党377人(52%/衆議院61%、参議院34%←ココの寡占専有化を安倍政権は7月の参院選勝利で狙っており、事実上、今や安倍の御用機関と化した主要マスメディアがそれを支援している!)。
更に、その内訳は<自民党を中心に約7〜8割が原発推進または容認派の国会議員(自民党は文字通り、神政連議員懇談会を中核とする原子村系議員、民主党も主に財労野合型の原子村系議員から成る原発推進or容認派が多い)>となっている。<参議院における自民VS野党のネジレ>よりも、<これらの大量の原子村系国会議員VS一般国民意思(反・脱原発が約6〜7割)のネジレ>の方が遥かに重大で深刻な日本のアポリア(現実的に解決不能な難問化、日本の硬直化=対国民テロ政治化)である。
また、この決定的な日本政治の矛盾を指摘する主要マスメディアが、ごく一部を除いて、殆ど存在しないことも異常である。この矛盾を打開する方法は何処に求めるべきか?そのヒントは、一見迂遠に思われるかも知れないが、矢張り、日本の場合は我われ一般国民の日常生活に深く溶け込んでいる神道を直視し、その意味を深く考えることにある、と考えられる。
<注記>日本会議(にっぽんかいぎ)とは(ウイキペディアより部分転載)
・・・保守系団体(権利能力なき社団)。約3万人の構成員と約800万人の加盟団体会員が保守的な立場から政策提言をおこない、国家的な課題に関する運動を行っている。政界、財界、司法、教育、宗教などの保守系団体のまとめ役を担っている。1997年5月30日に「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」とが統合して組織された。初代会長はワコール社長の塚本幸一。塚本の死後は、日本商工会議所会頭の稲葉興作が第2代会長に就任。現在の会長は三好達元最高裁判所長官。日本を守る会は、神道・仏教系の保守的な宗教団体によって結成され、時々の国家重要課題に対して様々な政策提言や運動を展開していた。
・・・また一方、日本を守る国民会議は、元号法制化を成し遂げるべく、石田和外・元最高裁判所長官らの呼びかけによって1978年に結成された「元号法制化実現国民会議」をもとに、これを改組してつくられ、やはり政策提言や国民運動を活発に展開していた(初代会長は加瀬俊一・元国連大使、運営委員長は作曲家の黛敏郎)。以上の両団体が、1997年5月30日に統一し結成されたのが、日本会議である。
・・・日本会議は、文化人や政治家、財界人、官僚、宗教家、旧同盟系の労働運動団体、民族派学生など各方面に多くの構成員を擁し、また、実に多様な保守系団体同士の連絡機関(労働組合でいえば「ナショナルセンター」)の役割も果たしている。 また、神社本庁、解脱会、国柱会、霊友会、崇教真光、モラロジー研究所、倫理研究所、キリストの幕屋、仏所護念会、念法真教、オイスカ・インターナショナル、三五教等、宗教団体、宗教系財団法人等が多数参加している。特に神社本庁とは、「建国記念の日奉祝式典」や皇室関連の問題への取り組み等で共闘することが多く、人的交流も盛んである。
・・・その一方で、日本会議と連携する国会議員の組織に日本会議国会議員懇談会があり、麻生太郎、安倍晋三、平沼赳夫、高市早苗、下村博文、衛藤晟一、松原仁、山谷えり子、有村治子、稲田朋美などのいわゆる「保守系」の国会議員が約260名、超党派で参加している(1997年5月29日発足。2013年現在の会長は平沼赳夫)など、政治に対して影響力を行使している。・・・以下、省略・・・
<注記>神道政治連盟について
・・・神道政治連盟(神社本庁の外郭組織で、その主体が同議員懇談会であり、それは国会議員167名から成り、その会長が安倍晋三首相)についての概要は次のとおり。
(1)日本古来の神社の本源的基盤は自然アニミズムの神話論理(ミソロジー)
(2)明治維新〜戦前・戦中期までの神社本庁は、いわゆる国家神道(神格天皇を戴く国体鎮護のための)に拠る全国神社の統括機関
(3)戦後出来た神社本庁は、GHQ神道指令に従って新たに作られた、ほぼ欧米型の政教分離を前提とする全国神社の統括機関(神宮(伊勢神宮)を本宗と仰ぎ日本全国約8.8万社の神社を包括する宗教法人)
(4)現在の神社本庁では(3)の政教分離の根本を破棄して(1)の精神へ戻ろうとする勢力と、(3)の趣旨に留まろうとする勢力との“政治的せめぎあい”が観測されるが、<戦後レジームを脱却して美しい戦前型の権力体制を取り戻そうとする安倍政権>の誕生で、今は前者が優勢となっている。
(5)そして、安倍政権は更に憲法改正の断行で現在の戦前型への優勢トレンド(驚くべきことに反原発意思の筈の国民一般がそれを望んでいるかに見える?)の定着を謀っている節がある。
ともかくも、「日本古来の神社」と「神政連」は直接的には無関係であり、それは「神社本庁」とも直接的には無関係である。それは、靖国神社など特殊な性格の神社を別とすれば、基本的には各神社は、その古来(古神道)の自然アニミズム・ミソロジーを前提としており、いくら日本会議と安倍政権に牛耳られた「神社本庁」が「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム」ミソロジーを唱え、それを各神社へ押しつけようが、基本的に両者は無関係である。
一方で、「神政連」なる自民党の親衛隊と見なすべき政治集団(強力な中枢選挙マシン)の社会的影響力は非常に大きい(国政選挙における集票力はmin1500万票とされる)ので、現実的には伊勢神宮を始めとする各神社には様々な影響力(特に、原発マネー効果?)が神社本庁を介して及ぼされている。
ただし、建前上は伊勢神宮を始めとする各神社(靖国神社など特殊な性格の神社は別だが・・・)の根本となる神話論理(ミソロジー)を「自然アニミズム」から「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム」へ無理やりに変更させることは簡単にできないのが現実となっている。
つまり、明治維新期以降から終戦までがそうであったように、「自然アニミズム」を前提とする皇室(宮中三殿での遥拝)および、その本宗である伊勢神宮を政治的に「君側の奸」らが利用してきたというのが戦前までの日本の姿であり、それと同様の政治権力体制を取り戻そうと謀っているのが安倍・自民党政権であるということになる。
そこで問題となるのはやはり、皇室遥拝の本宗である伊勢神宮のミソロジーを「原発(ウラニウム・放射能)アニミズム」へ差し替えることが果たして出来るのか?ということだ。今のところ、一般からは殆ど無視されているが、もし憲法改正に成功した暁に、安倍政権が本気で日本国民モルモット(軍国全体主義部品)化戦略の主柱として「国策原発」を強力に拡大し推進することになれば、自ら、この厄介な神道ミソロジー変更という大仕事に取りかからなければならなくなるはずだ。
果たして、幾ら人が良いとはいえ、そんな決定的に辻褄が合わぬことまで日本国民が素直に受け入れてしまうことなどあり得るだろうか?それとも、万事に“善良で紳士的すぎる”(ディーセント/decent)な日本国民は、「安倍政権が謀る、国策原発を主柱とする日本国民モルモット(軍国全体主義部品)化戦略」に粛々と付き従うばかりとなるのだろうか?
*なお、ここで取り上げた神社本庁(≒神道政治連盟)の“特異な性格の読み方”については、下記資料◆を参照した。
◆渋川謙一(元神社本庁職員、神官)『小論集‐一神道人の足跡‐』(神社新報社)
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- Re: (副題)ウラニウム・放射能アニミズム論で原発推進を主張する神政連の国政選挙への影響力の大きさ ハナの愛人 2013/5/08 13:08:49
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