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2013/5/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
アベノミクスのイケイケムードに水を差したくない大新聞・テレビはほとんど報じていないが、厚労省が今月1日、驚愕のデータを公表していた。
党首討論で安倍は「3カ月で4万人の雇用をつくった」「パートタイマーの時給が17円のプラスに転じた」と都合のいい数字だけ引っ張ってきて成果を強調していたが、実際は、相変わらず給料が下がり続けていることがわかったのだ。
厚労省が調査している最新の「毎月勤労統計(速報)」によれば、3月の1人当たりの現金給与総額は27万5746円で前年同月比0・6%のマイナス、基本給を示す所定内給与は前年同月比0・8%減だった。
給料が下がっている原因は2つある。労働時間が減っている、つまり仕事が減っていること。さらに、一般労働者が減る一方で、パート労働者が増え続けていることだ。結局、企業は賃金コストの安いパートを増やしているわけで、これじゃあ労働者の平均給与は上がらないわけだ。
「直近の統計で賃金が上がっていないというのは重要な事実です。安倍政権スタートから4カ月、マスコミとタイアップしてアベノミクスが喧伝されてきたが、実態が伴っていないということです。安倍さんの本性は冷徹無比。国民の暮らしをよくする思想はない。本来なら非正規労働者をなくす努力をすべきなのに、それをしないどころか、正規と非正規の中間的な『限定正社員』を設けようとしている。これではむしろ賃金は下がるばかりです」(筑波大名誉教授・小林弥六氏=経済学)
給料は下がるのに、小麦や油など生活必需品の価格は上がる。そのうえ、黒田日銀の異次元緩和の結果、長期金利が乱高下し、5月の住宅ローン金利は上昇に転じた。庶民は踏んだり蹴ったりだ。
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