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2013年05月07日 天木直人のブログ
一線を退いてなお、メディアにしがみつこうとしている今の田原聡一朗の言動を見ていると、その劣化振りに目を覆いたくなる。
きょう発売の週刊朝日5月17日号に掲載されている「田原総一朗のギロン堂」の記事もその一つだ。
彼は靖国問題について強硬姿勢を繰り返して中国や韓国との関係を悪化させている安倍政権を批判した後で次のように書いている。
「・・・私は満州事変や日中戦争は日本の侵略戦争だが、太平洋戦争は、侵略国と侵略国の戦争であったととらえている。世界最大の侵略国はイギリスであり、アメリカ、オランダ、ロシアなどいずれも侵略国である・・・」
このような当たり前のことを書いて、太平洋戦争は日本の侵略戦争だったとする東京裁判を戦勝国の決めつけだとする安倍首相や右翼にも迎合してみせる。
しかし無意味な迎合だ。そんな事を言ってみたところで、日本が中国や韓国を侵略した事には変わりはない。
そして田原氏は日本人が今でも歴史認識について一致できないのは、日本人が自らの手で戦争を総括していないからだと次のように書いている。
「・・・もちろん勝つ見込みのない戦争を起こし、多くの犠牲者を出した末に敗れた国家の責任者たちの罪は問われなければならないのだが、なぜ日本人はそれを回避したのか、いや総括から逃げてしまったのか。今からでも総括すべきである」
田原氏は誰に向かって総括しろと言っているか。
国民はみなそれを望んできた。
しかしそれを許さなかったのはこの国の為政者たちであった。
それを行うと天皇の責任にまで行き当たるからである。
それを田原氏が知らないはずはない。
よくもこんなもっともらしい事が言えるものだ。
週刊朝日はよくもこんな記事を掲載できるものだ。
こんなガス抜きの記事を書く田原総一朗とそれを掲載する朝日新聞は、読者をバカにしている証拠である(了)
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