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安倍はじめ自民党内閣が菅野田同様に米ジャパンハンドラーズの指揮下にあることを知っている人でも、安倍が国民に牙をむくのは参院選以後で、それまでは大人しくしているのではと読んでいたケースが多い。だが、安倍の背後にいる裏社会の連中は、よほど追い詰められていると見受けられる。参院選までまたずい、全開で国民の嫌がる売国政策にまい進を始めている。
実際、多くの国民が安倍の背後にいるシナリオライターの存在をうすうす勘づいているはずである。アベノミクスにしてもその善悪は別として、漢字もろくに書けず、憲法学の大家の名前すら知らない無知無能の安倍が考えられるわけがないではないか。安倍は小泉と比べると、恐ろしく演技の下手くそな雇われ役者だと言えるだろう。所詮、統一教会子飼いの馬鹿右翼だ。その馬鹿右翼が国民に牙をむく政策の一つが憲法9条の改悪である。
あえて、改悪と言わせてもらう。押しつけ憲法から自主憲法に改めるという論理は、確かに間違ってはいない。しかし、立ち止まってよく考えてほしい。われわれは、もう一度賢く熟考すべきだ。巧妙に開戦させられるよう仕掛けられていた太平洋戦争を思い起こすべきだ。そしてまた、911後の対米支援について、リチャード・アーミテージ国務副長官が「ショー・ザ・フラッグ」と脅しをかけてきたことについては記憶に新しいだろう。
アーミーテージは政権を離れた後は、極悪ジャパンハンドラーズとして日本の馬鹿右翼政治家を操ってきた。そのアーミテージが、「憲法9条の存在が日米同盟関係の妨げの一つになっている」と述べ、「国連安保理常任理事国は、国際的利益のために軍事力を展開しなければならない。それができないならば常任委理事国入りは難しい」と日本を脅してきたことは周知の事実だ。
要するに、憲法9条の改正はこうしたアーミテージ、ひいては米国側の意向を強く反映したものなのだ。連中にとって、戦争のできる日本が必要なのだ。いま憲法9条を改正してしまえば、日本はアメリカの大義なき戦争の先兵にされてしまうのである。日本はアメリカの戦争経済、ハイパーインフレを演出する一つの手段としての大戦争の先兵役を務めさせられというわけだ。だから、いま憲法9条改正を叫んでいる連中は、あたかも愛国派のような顔をしているが、とんでもない。単なる売国奴、せいぜい似非正義の馬鹿である。
もし憲法9条を改正する必要があるのなら、まず日米同盟を解消して米軍に日本から撤退してもらわねばならない。憲法9条の改正はそれからだ。そうしないと真の独立国といえない。日米同盟解消と米軍撤退なしに憲法9条を改悪してしまえば、日本は間違いなくアメリカにとって都合の良い国軍を作らされ、多くの国民がその犠牲になって国は疲弊する。皆さんも、周囲に憲法9条改正派がいたら、「売国奴か馬鹿」だと諭してやってください。TPPと同じだ。
http://blog.zokkokuridatsu.com/201305/article_2.html
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