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2013/05/04 22:43 かっちの言い分
先日、本ブログで、生活の小沢代表と堀江貴文元ライブドア社長との対談には興味深々だと書いたが、その対談を聞いた。
正直言って、堀江氏は小沢氏とは異次元の人という感じで、中々議論がかみ合わなかった。小沢氏が、憲法改正の根本を議論せずして、96条の改正発議を3分の2から過半数とする手続き論を先にやるのはダメと述べ、それでは内閣が変わる度に憲法が変わると述べた。
自民党の憲法草案を読んだが、9条を変えて国防軍を持つだけの内容しかないと断じた。それに対して、堀江氏は96条改正を先にやっていいと言い、自民党、維新と同じかと確認されたが否定しなかった。堀江氏は小沢氏の考えを正論と言い、正論は理解できるがそれでは選挙に勝てないと言いたいらしい。
堀江氏の思考は、正論を言っていても勝負に負ければ仕方がないという考えで、選挙に勝つためには、インターネット、ラインなどのソーシャルネットワークを用いてアッと言わせる戦略、人物が必要と述べた。
小泉純一郎氏にはいろいろな評価があるが、郵政改正という国民に馴染みもないフレーズを用いて投票率を70%程度にしたことを評価し、自分が出馬した選挙区ではさらに10%の上積を行ったこと強調した。堀江氏の頭の中には、投票率の向上、選挙得票数を上げるにはアッと言わせる戦略が無ければならず、その手法なりは堀江氏の中にはあるようである。堀江氏のメルマガの読者は1万5000人いるという。小沢氏が堀江氏に出てほしいような素振りも感じた。
堀江氏は小沢氏が小選挙区制度を持ち込んだことを評価した。小選挙区制なら、うまくマネイジメントすれば世論を動かして政権を取れると考えているようだ。小沢氏も、今の安倍政権の運営では次の衆議院選挙までには持たないと述べ、受け皿を用意すれば次期政権をとることが出来ると述べた。
堀江氏はこの小沢氏の言葉を受けて、「凄い正論」と述べた。一般有権者は選挙に行くこと自体が「めんどくさい」話で、そのためには何かお祭りにして投票率を挙げなければならないと言う。今回の参議院選挙には公職選挙法の関係で出馬出来ないが、次期衆議院選挙には出馬の可能性はあるようにも感じた。堀江氏の頭の中には、それなりの戦略があるのだ。
小沢氏は、堀江氏のような従来と違うカリスマ性をもった人物の出現を待っているのではないかと思う。堀江氏も最後の締めの言葉に、小沢氏に初めて会って、今まで疑問に思っていたことを全て小沢氏に聞いて意義があったと述べた。
堀江氏の既成の枠組みにとらわれない考えを突き詰めれば、小沢氏の霞が関改革とも通じる。今回の出会いが、今後どのような形に発展するか楽しみである。
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