http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/273.html
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チャップリンの『独裁者』という映画の主人公を彷彿させる安倍晋三。モスクワでネットウヨ仲間と同類の日本人記者に助けられて、日露共同宣言は無用の長物と無事に暴露され、プーチン大統領に“歪曲歴史認識”を褒められた。
安倍晋三は今、中東で『価値観外交』を旗印に“原発ダンピング輸出”に血眼。売国と信用失墜行為以外の何物でもなく、アジア各国は極めて冷ややかに眺めている。
安倍晋三の『価値観外交』とは何か? 狙いは?・・・
◆「日本の「価値観外交」は東南アジアでは通用しない」
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-05/04/content_28728054.htm
人民日報がタイとシンガポール及び日本の研究者にインタビューした。
タイ・チュラロンコーン大学アジア研究所、シンガポール国際問題研究所、シンガポール国立大学東アジア研究所、東京大学保城広至准教授、枝村純郎元駐インドネシア大使
1.安倍晋三の『価値観外交』とは;
安倍晋三「価値観外交」=自由、民主、基本的人権といった普遍的価値観を日本とASEANが共同で打ち固め、拡大する。
2.結論『価値観外交』は中国東南アジア諸国では通用しない;
➊「日本が再び軍事大国の道を歩むことへの東南アジア諸国の懸念を打ち消した『福田ドクトリン※1』に背き、軍事大国化明確」
➋「福田ドクトリンは、東南アジア侵略を罪だとする『贖罪史観』に依拠し、排他性がなかったので、多くの日本企業が東南アジアで発展できた。しかし、安倍氏の東南アジア外交5原則、とりわけ価値観外交は『植民地解放史観』に依拠し、中国に対する攻撃性が露骨。
➌枝村純郎元駐インドネシア大使「田中角栄氏が東南アジア訪問時に遭った反日デモ※2によって日本人は問題の深刻性を認識した。福田ドクトリンはトヨタ車が焼かれる洗礼の中で生まれた」。東大保城広至准教授「反日デモは吉田茂の『欧米植民地主義からの解放史観』に起因」
➍安倍氏は『中国憎し』に突き動かされ、強大化する中国を、人権問題や領海問題を利用して、非難の嵐で覆い尽くすために、東南アジア諸国を巻き込もうとしている。『価値観外交』は政治的道具にすぎない。
➎米国は『アジア回帰』、日本は『価値観外交』で、自分らに都合の良い外交ルールを押し付けている。だが東南アジアの人々は外部勢力の介入に慎重な姿勢だ
➏東南アジア各国では、多くの人が中国人を祖先に持ち、中国に対して一体感を抱く。一方、日本との関係はカネの切れ目が縁の切れ目であるに過ぎない。
➐ASEANの殆どの加盟国は中国との良好な関係を結んでおり、中国の一挙手一投足が全局面に影響を及ぼす位置にあることを意識している。
※1 1977年、福田赳夫首相は東南アジア政策の基本原則「福田ドクトリン」を発表。日本の東南アジア政策の柱となり、日本企業はその恩恵で今日がある。
福田ドクトリン;
➊日本は軍事大国とならず、平和と繁栄に貢献、
➋交流を強化し、真の友人となり、心と心の触れあう信頼関係を構築、
➌対等な協力者の立場で東南アジア地域全体の平和と繁栄の促進に努める。
※2 1974年、田中角栄首相はタイのホテルで「田中帰れ」のコールに包まれた。シンガポールでも「日本帝国主義打倒」デモ。インドネシアでは、軍の厳戒態勢にも拘わらず、反日デモが暴動化、日本車や大使館が襲われた。
http://mainichi.jp/feature/nostalgicnews/news/20121228dog00m040020000c.html
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