http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/167.html
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こちらの報道をお読み下さい。
新人市職員を自衛隊体験入隊へ
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20130430/4178431.html
大阪・柏原市は、新人職員を対象に、今年度から、研修で自衛隊に体験入隊させることを決めました。大阪・柏原市の中野隆司市長は、きょう開かれた市の幹部会議で、新人職員に、規律ある団体生活を学んでほしいとして、自衛隊に体験入隊させることを提案し、了承されました。
これを受けて、柏原市は、今年度の新人職員15人を、来月(5月)8日から2泊3日の予定で八尾市にある陸上自衛隊の八尾駐屯地に体験入隊させることにしています。総務省によりますと、新人職員の研修で、自衛隊に体験入隊させるケースは、聞いたことがないということです。
柏原市の中野隆司市長は「連帯感を学ぶとともに、地震が起きたときに支援に来てくれる自衛隊の実際の姿を知ってほしい」と話しています。
柏原市は、今後、中堅職員についても、自衛隊の体験入隊を検討することにしています。
04月30日 21時02分
NHKも傍観者になってないで批判の一つでもしたらどうなんでしょうか
この春に柏原市長となった大阪維新の怪所属の中野隆司氏の人物像に関する報道を見てみましょう。
http://www.j-cast.com/tv/2013/01/25162772.html
(引用開始)
さらに文春は「日本維新の会」の幹部に「体罰&セクハラの常習犯だった者がいる」と実名をあげて告発している。「『じつは維新の会所属の府議、中野隆司氏(55)は中学校教師時代、体罰やセクハラで何度も問題を起こしているのです』(府政関係者)
中野氏は鳥取大農学部を卒業後、府立高校講師から中学校の正教員に転じた。八尾市と柏原市の四中学で理科の教鞭を取り、○七年に民主党の公認で府議選に初出馬して当選し、一昨年四月の選挙で「維新」に鞍替えして二期目に当選した。ところが、以前から関係の深い岡本泰明柏原市長(73)が「禅譲」する形で中野氏は柏原市長選(二月三日告示)に出馬表明。市長選準備のため、昨年末に府議を辞職したばかりだ」
だが、彼には頭に血が上ると逆上して何をするかわからなくなる傾向があるというのだ。
「『学年教官室で、中野がある女子生徒を、学校中に響き渡るほど怒鳴り上げたことがあった。後で本人は「あいつションベン漏らしよったわ」と、女生徒を失禁させたことを自慢していました』(元同僚教員)
こんな証言もある。
『中野に激昂しとった教員がおったんです。理由を聞くとある女生徒から「中野先生にヤらせろと言われた」と相談されたというんです』(柏原市の教育関係者)」
中野が教師を辞めるきっかけになったのは体罰事件だった。柏原市の別の教育関係者がこう語る。
「○二年の秋、文化祭と体育祭の団体演技の演目で、三年生の男子がソーラン節をやることになり、中野がその指導をしていたんです。その際、ある生徒がふざけていたのを中野がドついたんですわ。しかも、騒ぎを収めようとした生徒まで青タンが出来るほど殴つたんです」
以下は中野との一問一答。
「――○二年の体罰は事実か。
『それは一応体罰として。捉え方は別ですけど、生徒さん、学校ときっちり話したうえでお互い納得して終わった話です』
――当初は承服できず、自ら辞職を申し出たと聞いているが。
『言ってない。そんなことで辞められないでしょ』
――セクハラ疑惑の二例がある(具体的に質す)。
『ないないない。そんな覚えはありません』
――今でも体罰は正しいことと思っているか。
『体罰はあってはならん。法律で決まってる』
――矛盾していないか。
『世間ではわからん教育現場の時代があったわけです。それは社会通念上理解されていることです。昭和五十年代とか、学校の荒れとかで。禁じ手というのか、それがなければ学校がどうにもならんという部分』
――これは十年前の話だが。
『私は二十三年やっていたから遡れば。平和な時代のクラブ活動とは別に考えてください』」
(引用ここまで)
元記事の要約はこちらに
http://gucchoi.com/archives/6071
ちょうど桜宮高校の体罰事件が問題となったあとの市長選で、教師としても市長としても論外な体罰セクハラ男を選ぶとは、柏原市民はよほど体罰しごきが好きなのでしょうか。
中野氏なら新人職員を自衛隊研修に放り込むのもうなずけますね。
市の職員が一体、自衛隊で何を学べと?
「規律ある団体生活を学んで欲しい」って、子供じゃあるまいし。
だいたい市の職員の仕事って「団体生活」となんの関係もないでしょうに、なにこの全体主義チックなテイストは?
何かのハリウッド映画で軍曹のこんな台詞がありました。
「軍隊は民主主義を守るために闘うが、軍隊に民主主義はない」
民主主義を守る為かどうかはともかく、自分を抹殺して思考停止し上からの命令に絶対服従が求められる軍隊の性格上、軍隊内に民主主義はありません。
それは自衛隊でも同じです。何か失敗したら問答無用で罰として「その場で腕立て伏せの姿勢をとれ!」という世界です。
地方自治体の職員は何よりも民主主義を尊ばねばならない立場にあるのに、真逆のメンタリティを強制的にたたき込んでどうするのですか
どんなモンスター首長にも逆らわない思考停止の従順なヒラメ職員を養成するつもりですか?
こんなことは一刻も早く止めさせるべきです。
周囲に市長をとめる人間は・・・もはやいないのでしょうね
市職員の自衛隊体験入隊は2010年に京都の守山市でも問題になりましたし、橋下氏が府知事時代にも言い出して物議を醸したことがありました。
民間では自衛隊体験入隊を実施している企業が増えています。労働基本権など無いと思えというブラック企業に最適、上に逆らわずどんな奴隷労働にも黙々と従う社畜育成には自衛隊研修はぴったりです。
大津市では異様だと声が上がった自衛隊員の迷彩服出勤も、時間がたてば見慣れてきます。
こうして市民は徐々に軍隊的な存在、軍隊的な価値観に慣らされて疑問を持たないようにされていきます。
日の丸君が代強制は、やがて「天皇陛下万歳」にも対して抵抗のないメンタリティを作り上げ、自由と人権、国民主権を尊ぶ民主主義社会の市民たるメンタリティを奪っていきます。
こんな風に、あの手この手で体のあちこちから民主主義精神の壊死が進んでいき、壊憲を経て完全に死に至るのです。
「死に至る病」ということばがよくちらつく今日この頃。
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