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2013.04.30 ZAKZAK
参院選政党別獲得議席予測
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衆院選政党別獲得議席予測
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安倍晋三政権の勢いが止まらない。昨年末の発足以来、初の国政選挙となった参院山口補選で、自民党新人候補が、民主党推薦候補にダブルスコア以上の大差をつけて圧勝したのだ。永田町では、昨年末の衆院選を「無効」とする一部高裁の判決を受け、安倍首相が7月の参院選に合わせて、衆院選も断行する「衆参ダブル選挙」がささやかれている。選挙プランナーの松田馨氏による獲得議席予測では、自民党が衆院では319議席を得て単独で3分の2以上となり、参院でも公明党と合わせて過半数を獲得し、歴史的圧勝を収めるという。
「経済や外交・安全保障、教育など、山積する国家的な課題への政権の姿勢と4カ月の結果に、国民から評価を頂いた。日本を取り戻す戦いはまだ道半ば。さらに身を引き締めて力強く政権運営に当たりたい」
安倍首相は28日夜、地元・山口での補選勝利を受け、こうコメントした。自民党新人で元下関市長の江島潔氏(56)が約29万票を獲得した一方、民主党などが推薦した元法相の平岡秀夫氏(59)は約13万票止まり。開票直後に「当確」が出る大差だった。
GWが終われば、永田町は参院選一色になるが、連休突入前の国会では、衆院の「1票の格差」是正をめぐり与野党が激突した。
昨年末の衆院選を「無効」とする一部高裁の判決を受け、自民、公明与党は、選挙区定数の「0増5減」に基づき区割りを改定する公職選挙法改正案を可決、今国会中の成立が確実となった。
選挙プランナーの松田氏は「『0増5減』を早期実現し、『違憲ではない衆院選を行い、(憲法改正を見据えて)正統性のある安定政権をつくりたい』として、安倍首相が衆院解散に踏み切れば説得力がある。あり得るのではないか」と語る。
松田氏が、昨年末の衆院選の結果や、最新の選挙区情勢、地方選や世論調査の結果を加味してはじき出した議席予測は別表の通り。
自民党の議席がすさまじい。衆院では「小選挙区246、比例区73の計319」。衆院での法案再可決や憲法改正発議が可能な3分の2議席(317議席)を突破する。昨年獲得した296議席を大きく上回り、2009年衆院選で民主党が獲得した308議席も超えている。
参院では「選挙区48、比例区18の計66」。選挙区のうち、31ある定数1の1人区は全勝し、16の複数人区では東京で2議席、ほかは手堅く1議席を取り、比例区も議席を伸ばす勢い。公明党と合計すれば過半数に届く。
「アベノミクスが好調で、自民党の政党支持率が40%超なのに対し、他党が1ケタ台では勝負にならない。自民党は組織がしっかりしており、衆参が連携して活動して相乗効果を発揮する。なかなか衆院解散せず『ウソつき』といわれた野田佳彦前首相と比べて、『司法判断を真摯に受け止めた』と潔いイメージもつくれる。また、有権者は安定政権を求めている。友党である公明党も手堅い」
一方、野党陣営は悲惨な状況だ。石原慎太郎、橋下徹(大阪市長)の両共同代表率いる日本維新の会と、渡辺喜美代表のみんなの党は選挙協力を進めているが、海江田万里代表率いる民主党と、小沢一郎代表の生活の党は孤立・埋没している。
民主党は、衆院で「選挙区20、比例26の計46議席」となり、惨敗した昨年の衆院選をさらに下回った。小選挙区では、小差で当選した枝野幸男元官房長官(埼玉5区)や、長島昭久元首相補佐官(東京21区)が苦戦を強いられ、小選挙区で落選して比例復活した海江田代表や菅直人元首相も落選濃厚という。参院は「選挙区14、比例区6の計20」となった。
松田氏は「野田氏主導で、自民、公明両党と合意した『0増5減』の先行処理に反対するなど、やっていることがメチャクチャ。離党者が相次ぎ、離党予備軍もいる。『党を立て直す』という気概のある人が見当たらないため、有権者の信用は得られない」と話した。
維新は、衆院で「選挙区11、比例31の計42」で現有議席を下回り、参院は「選挙区3、比例7の計10」で、ともに民主党の後塵を拝した。慎太郎氏が軽い脳梗塞で入院したこともあり、東西対立も先鋭化しつつある。
「維新のピークは昨年の衆院選だった。このとき、公認料もなく、自腹で選挙費用を出して活動しながら比例名簿下位に置かれた元候補者から文句が出るなど、党の悪い部分が見えてきている。慎太郎氏は引退間近の雰囲気で、橋下氏がサプライズ出馬しないと苦戦は避けられない。ただ、橋下氏が出ても現状では首相にはなれず、その後は露出が減って維新の勢いは目減りしていく。橋下氏は悩んでいるだろう」
この予測通りなら、安倍首相は衆参で圧倒的な議席を引っさげ、悲願である憲法改正に突っ走るのか。
参考になるのは、過去に2回行われたダブル選挙だ。大平正芳首相が1980年6月、中曽根康弘首相が86年7月に行い、いずれも与党が圧勝している。中曽根氏はこの後、約5年の長期政権を維持して、国鉄改革などを成し遂げた。
松田氏は「安倍首相が体調を崩さなければ、3年間は安定政権になるだろう。これまで国会での協力相手の選択肢は民主党か維新だったが、今後は公明党か維新となり、政策を進めやすくなるだろう」と話した。
ただ、自民党内には「急いで『0増5減』を仕上げても、1カ月の周知期間が必要で、7月のダブル選挙は物理的に難しい」(中堅議員)、「せっかく経済が上向いてきたときに、政治空白をつくるべきではない」(1回生議員)という反対論も根強い。
安倍首相の決断や、いかに。
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