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2013-04-29 陽光堂主人の読書日記
昨日行われた政府の主権回復式典が終了して天皇、皇后両陛下が退席される際、出席者が「天皇陛下万歳」と発声し、国会議員や政府関係者が予定外の唱和をする場面があったそうです。誰かがいきなりやり出して安倍や伊吹らも唱和したということですが、保守派中心の集まりですから、その辺は阿吽の呼吸だったのでしょう。
年配者には何てことのない出来事ですが、若い人の中には違和感を抱いた人たちもいたのではないでしょうか? タイミングとしてはKYな行動と言わざるを得ません。(企画した人間は確信的に行ったのでしょうが…)
周知の如く、米軍の沖縄占領継続(25年ないし50年、あるいはそれ以上)を希望したのは昭和天皇です。沖縄ではこの時、1万人規模の主権回復式典に対する反対集会が開かれていました。沖縄県民は、自分たちを愚弄していると受け止めたことでしょう。沖縄の状況に心を痛めておられる陛下の心中は如何ばかりだったでしょうか?
安倍政権は、米軍基地の沖縄固定化を進めながら主権回復式典を強行しましたが、幾ら「保守」を建前としているからと言ってこれは異様です。政治感覚を疑いますが、ここまでするのは中国を刺激して瀬戸際戦略を進める意図があるとしか思えません。
安倍政権は孤立を深めながら強硬路線を突っ走っており、北朝鮮と瓜二つです。同じ勢力に操られていることは明らかです。
北朝鮮は軟化の兆しを見せていますが、不気味なのは中国です。ろくに報道されませんが、尖閣付近は大変なことになっているようです。「産経ニュース」は、27日付でこう報じています。
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130427/plc13042712070010-n1.htm)
尖閣に中国軍機が40機超飛来 「前代未聞の威嚇」 空自パイロットの疲弊狙う
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日本領海に中国の海洋監視船「海監」8隻が侵入した23日、中国軍の戦闘機など軍用機が40機以上、尖閣周辺に飛来していたことが分かった。複数の政府高官が26日、明らかにした。軍用機は戦闘機が大半で、新型のSu27とSu30を投入。航空自衛隊の戦闘機パイロットの疲弊を狙って絶え間なく押し寄せた。政府高官は「前代未聞の威嚇だ」と指摘している。
政府は、中国軍機の威嚇飛行について、海監の領海侵入と連動していたと分析している。海上保安庁の警備態勢や海上自衛隊の護衛艦、P3C哨戒機の配置を軍用機が上空から情報収集し、海監に伝える狙いもあったとみられる。
海監8隻は23日午前7時23分ごろから8時25分ごろにかけ、尖閣周辺の海域で相次ぎ領海に入った。うち1隻は尖閣諸島の魚釣島の北西約1キロまで近づいた。8隻は同日午後7時半ごろまでに領海を出た。
領海侵入を始めた頃、戦闘機など軍用機も尖閣周辺に飛来し始めた。入れ代わり立ち代わり尖閣周辺上空に接近し、その都度、航空自衛隊那覇基地のF15戦闘機などが緊急発進(スクランブル)で対処。飛来してきた中国軍機は延べ40機以上に上った。
新型の戦闘機を投入してきたのも特徴。これまで尖閣周辺での威嚇飛行はJ10が大半だったが、今回はSu27とSu30を多数投入してきた。3機種とも各国の主流である「第4世代戦闘機」だが、Su27とSu30は戦闘能力などでJ10を大きく上回る。
空自のF15、F2の4世代機は計約300機なのに対し、中国軍は560機以上を保有。別の高官は「今回のような威嚇飛行が続けば、空自側が対処しきれなくなる恐れもある」との懸念を示した。
産経新聞ですから割り引いて受け取る必要がありますが、第4世代戦闘機が40機以上飛来したというのはただ事ではありません。(100機以上という話もあるようです) 戦闘機の数だけで比較しても倍の開きがありますから、まともにぶつかったら勝てないでしょう。
中国を訪問した米軍のデンプシー統合参謀本部議長は、「尖閣を防衛するかも」と牽制しましたが、議会やオバマが許可するとは思えません。米軍が直接攻撃されない限り、動かないでしょう。
注意すべきは今月26日に、中国外務省の華春瑩報道官が尖閣諸島について、「核心的利益」だと述べていることです。これまで中国当局は、こうした発言を避けて来ました。
中国にとって「核心的利益」とは、台湾やチベット、新疆ウイグル自治区の独立問題など、どんな代償を払っても譲歩できない問題に使う外交用語で、「武力行使も辞さない」という意味が込められています。つまり、本気で尖閣を取りに来ているということです。
安倍政権の度重なる挑発に応えた形で、かつての真珠湾攻撃のように「奇襲攻撃」されるかも知れません。安倍政権と背後で操る米国戦争屋にとっては、願ってもない展開です。
普天間飛行場の辺野古への移設について沖縄県民が反対していますが、戦争が始まれば全て吹っ飛びます。局地戦に抑えれば日本を準戦時体制においたまま、思い通りに支配することができます。しかし、その程度で収まるという保証はどこにもありません
中国側は米軍は参戦しないと見ていますし、日本も最後まで突張れないと高を括っています。日本など米国の後ろ盾がなけれは何もできない国ですし、これだけ企業が中国に進出している状況下、本格的に楯突くことなどできるはずはないと思っています。
このまま押してゆけば、中国は尖閣を手にすることができます。我国は反撃もままならず、中国でまた反日暴動が起き、今度は徹底的に破壊されることでしょう。昨日、反日暴動で大きな被害を受けた平和堂が湖南省に新しい店舗をオープンしましたが、大丈夫でしょうか?
安倍政権を信頼していると大変なことになりますから、企業は自力で切り抜けなればなりません。もう遅きに失していますが、中国からは撤退した方が身のためでしょう。政府と蜜に繋がっていない企業は置き去りにされる恐れがあります。
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