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http://mewrun7.exblog.jp/20385669/
2013年 04月 27日 日本がアブナイ!
この記事では、小沢一郎氏&秘書の公判に関する話を・・・。
<GWは何日か休みがとれそうなので、その間に報道記事を集めて、田代元検事の検察審査会の件に関する記事をいくつかアップしたいと思っている。>
まず、これは、『小沢秘書の公判〜石川知裕が議員辞職を決断か?去就問題の経緯』
http://mewrun7.exblog.jp/20222617/の続報なのだが・・・。
産経新聞に、石川氏が5月に議員辞職をするという記事が出ていたのだが。ここにアップしておくです。
『生活の党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」による土地購入をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われ、1、2審で有罪となり上告した新党大地の石川知裕衆院議員(比例代表北海道ブロック)が5月に議員辞職することが26日、分かった。上告は取り下げないという。
石川氏は昨年12月の衆院選に北海道11区から出馬し、比例復活で当選した。辞職に伴い、新党大地の北海道ブロックで惜敗率が次点だった鈴木宗男・新党大地代表の長女、貴子氏が繰り上げ当選する予定だ。
鈴木氏はこれまで、上告を取り下げ、公民権停止期間を経て次期衆院選に備えるべきだと進言。石川氏は後援会から一任を取り付けていた。(産経新聞4月26日)』
<共同通信4.26も『石川知裕衆院議員が、5月に議員辞職する考えを関係者に伝えたことが26日、分かった。上告は取り下げないとしている。5月に正式に記者会見で表明する』と報じていた。>
* * * * *
上のリンク記事に、この件の経緯を書いたので、詳しいことはそちらをご覧頂きたいのだが・・・。
石川氏ら3人の秘書は、先月、東京高裁で有罪判決を受けることになったのだが。(石川氏は、禁錮2年、執行猶予3年。)一般的に、最高裁では、事実の審理を行なう可能性は乏しいため、有罪判決が覆される見込みがほとんどないのが実情だ。
そこで、他の2人の秘書は、早く判決を確定&訴訟を終了し、新たな生活をスタートさせるために上告を断念したのだが。石川氏は、判決に納得が行かないとして、即日上告を行なっていた。
しかし、石川氏が今、所属している新党大地の鈴木宗男代表は、石川氏にすぐにも上告を取り下げた方が得策ではないかと提案していた。
石川氏は、もし刑を確定すれば、公民権停止により議員資格を失うことになるのだが。早く刑を確定させて、3年間の執行猶予期間を無事に過ごし、公民権が復活すれば、3年後に行なわれるかも知れない次の衆院選出馬に間に合う可能性があるからだ。
また、もし石川氏が今、刑を確定させ議員資格を失った場合、大地は比例2位の鈴木貴子氏(宗男氏長女)が繰り上げ当選するので、7月の参院選に向けた国会&選挙活動にもプラスになる可能性が大きい。
石川氏は、高裁判決が出てからずっと迷っていたようなのだが。もし上告を取り下げれば、判決内容を認めたとみなされるだけに、それだけはしたくなかった様子。そこで、自ら議員を辞職して、大地の比例で得た議席は鈴木貴子氏に譲った上で、公判は最後まで戦うという道を選ぶことにしたのではないかと思われる。
mewは、勇気ある決断をした石川氏を応援したい。ガンバ!o(^-^)o
次に、こちらは『検察は、新たな組織犯罪を犯すのか?〜特捜部元検事の捜査&審査議決』http://mewrun7.exblog.jp/20361404/
『石川は、田代を検察組織の犠牲者で「かわいそう」とコメント&議決書』
http://mewrun7.exblog.jp/20374193/の関連記事になるのだが・・・。
東京新聞4月23日が、『検察審議決 手抜き再捜査では困る』という社説を出していたので、それをアップしておきたい。
『陸山会事件で、架空の捜査報告書を作成した元検事を「不起訴不当」と検察審査会は議決した。市民の検察不信は消えてはいない。手抜きと言われぬよう、最高検は徹底した再捜査を尽くすべきだ。
「検事から『議員なのにうそをついたら選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた」
問題の捜査報告書には、そう書かれている。二〇一〇年に検察審査会が生活の党の小沢一郎代表を起訴相当と議決した後、小沢氏の元秘書だった石川知裕議員が再聴取で東京地検の検事に話したとされる発言だ。
石川議員はICレコーダーで録音したため、架空のやりとりが明らかになった。このくだりだけではなくて、報告書の大半が、検事の“作文”だった。
だが、最高検は昨年六月、この検事を不起訴とした。「故意は認められなかった」という理由だった。この処分を不服として、市民でつくる検察審に判断が回されたのは当然の成り行きといえる。
「検事の弁解をうのみにしていないかとの疑念は払いがたい」「一般常識に照らしても、記憶の混同を基礎付けるものとは言い難い」−。検察審の議決書には検察に厳しい言葉が並んだ。
「ベテラン検事が簡単に勘違いすることがあるか」との市民の質問に、別の検事は「検事も人の子だから間違いはあると思う」と答えたという。議決書には「答えになっておらず、むしろ答えに窮して、ごまかしていると評せざるを得ない」とまで書かれた。
「不起訴不当」とした結論は、「捜査が不十分であるか、ことさら不起訴にするために故意がないとしているとさえ、みられる」と、明言している。これが市民の常識的判断なのだ。最高検は再捜査することになるが、「故意がない」程度の言い訳はもはや通用しないと考えるべきである。
確かに強制起訴に至る一ステップの「起訴相当」議決ではなかった。だが、市民が議決書の言葉で突きつけたのは、検察への不信そのものだ。再捜査次第では既に辞職した元検事を起訴することもできる。もし「ごまかし」で、不起訴とし、幕引きするなら、再び検察不信が高まるのは必然だろう。
陸山会事件は検察が暴走したら、どう止めるかという問いも投げかけた。法相の指揮権と検察審査会、検察内部の監察指導体制の三つしかない検察のチェックシステムも再考すべきではないか。』
これを読んで、毎度ながら、東京新聞とは考えが合うな〜と嬉しくなったりもして・・・。"^_^"
ただ、今後、検察の捜査やあり方を含め司法全体の改善や、検察審査会制度の問題点を解決して行くためには、マスコミがしっかりとウォッチしたり、問題点を指摘したりすることが何より重要になるわけで。<それが冤罪を防ぎ、国民の権利や社会の安全を守ることにもつながるのだしね。>
他のメディアも、検察の捜査や検察審査会の問題に関して、もっと積極的に取り上げて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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