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国会での“捏造質問疑惑”が突き付けられた徳永議員=26日午前、参院本会議場
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130426/plt1304261142001-n1.htm
2013.04.26 ZAKZAK
民主党に“捏造質問疑惑”が直撃している。同党の徳永エリ参院議員(51)が国会質問で、閣僚による靖国神社参拝に対し、「(北朝鮮による)拉致被害者の家族の方々が落胆しているとの声が聞こえる」などと発言したことに、安倍晋三首相や被害者家族会が猛批判しているのだ。同党はかつて日本政治史に残る「偽メール事件」を引き起こしたが、またやったのか。
「あり得ない。家族会のメンバーと連絡を取ったが、私を含めて『閣僚の靖国参拝は当然』『誰も発言していない』という認識だ。国会で拉致被害者家族という名前を使った以上、徳永氏はきちんと説明すべきだ」
家族会の増元照明事務局長は25日、夕刊フジの取材にこう明言した。
徳永氏の問題発言は、24日の予算委員会で発せられた。麻生太郎副総理兼財務相と古屋圭司拉致問題担当相の靖国参拝を批判したうえで、冒頭の拉致被害者家族の落胆を指摘し、「そんなことで、しっかりと拉致問題の解決に取り組んでくれるのか」とまで言い切ったのだ。
古屋氏は長年拉致問題に取り組んできたため、「聞き捨てならない。どなたが言われたのか?」と聞き返した。
安倍首相も「極めて重要な質問。予算委員会ですから、ちゃんとしていただかないと。質問者としての信頼性、民主党の信頼性にかかわる。もし、言ってもいないことを『言った』と発言したとすれば大変。明らかにしないとおかしい」と迫った。
この後、徳永氏は別の質問に移ったが、インターネットで国会中継を見ていた人々から、電話やツイッターなどで徳永氏に批判が殺到した。
徳永氏は1962年、札幌市出身。みのもんたの付き人から、テレビリポーターや雑誌記者、飲食店経営などを経て、2010年7月の参院選に民主党公認で北海道選挙区から出馬して初当選した。現在1期目。
民主党は2006年の偽メール事件で、当時の前原誠司代表が辞任し、質問した永田寿康氏は議員辞職に追い込まれた苦い経験がある。国権の最高機関である国会で質問した以上、徳永氏は根拠を示すべきではないか。
安倍首相は25日の参院予算委員会でも「(徳永氏には)相当な根拠があったと見るのが当然。それがなければ捏造質問になり重大だ」と指摘した。
民主党の細野豪志幹事長は25日の記者会見で、「(徳永氏の)質問を見ていない」と前置きしたうえで、「拉致被害者家族は苦労されてきた。(徳永氏は)しっかり確認すべき」「事実関係をみて(党としての対応は)考える」と語った。
夕刊フジでは、徳永事務所に何度も電話を入れたが、着信音が鳴り続けるだけ。こうしたなか、徳永氏のブログに25日、「予算委員会での質問について」という文章が掲載された。
これによると、徳永氏は拉致被害者家族の落胆について、「拉致被害者を支援している同僚議員から、『一連の韓国や中国との関係、問題、影響しないだろうか?』と心配する声が出ている、それを話して欲しいと言われたので、お話ししたと言う事です」と伝聞だったと説明。
それなのに謝罪の表現が一切ないどころか、安倍首相の「捏造質問」との発言に対し、「公共の電波を使って、個人の名前を出し名誉を著しく傷つけるような事はしてはならないことなのでは」と批判までしている。
前出の増元氏は、この文章について、「偽メール事件と一緒じゃないですか。あきれるしかない。拉致被害者家族会の名誉は回復してもらわないと困る」と語った。
民主党はどうケジメをつけるのか。
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