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http://ameblo.jp/shimarny/entry-11517645274.html
2013-04-24 21:16:11NEW ! Shimarnyのブログ
3月1日に韓国の朴大統領が、大統領就任式の4日後に下記の暴言を吐いている。
「加害者と被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない」
意訳すれば、日本は半永久的に加害者であり、韓国は半永久的に被害者であり、日本は半永久的に韓国に謝罪する、日本は半永久的に韓国からお金をせびられるという日本と韓国の関係は変わらないということである。
これは、李大統領の「天皇陛下侮辱発言」に続く、朴大統領の「千年不変で被害者発言」として、日韓関係の修復を不可能にさせるような問題発言と言える。
当初この発言の背景には、就任間もない朴大統領が、国民の支持率を上げたい、政権の求心力を高めたい、国家の団結力を示したい、捏造の韓国史を正当化したいとの強い衝動に駆られたことがあったのだろうと推測していた。
参考記事:韓国の朴大統領が千年経ても加害者と被害者の立場は不変、天皇侮辱発言以来の一線越え
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11481310138.html
しかし、それだけでなく、4日前の2月25日の朴大統領の就任式後に行われた麻生副総理との会談での発言が発端となったことが明らかになったのである。
麻生副総理と言えば、李大統領の天皇陛下侮辱発言の際に「天皇陛下に韓国に来いとか謝れと言ったことはない」という言質を取って事態を収束させている。
この時に玉虫色決着した苦い経験から、朴大統領には就任当初から歴史認識について、日韓双方の主張の違いを認識するよう求めて下記の発言をしたのである。
「米国を見てほしい。米国は南と北が分かれて激しく戦った。しかし南北戦争をめぐり北部の学校では相変わらず「市民戦争」と表現するところがある一方、南部では「北部の侵略」と教える。このように同じ国、民族でも歴史認識は一致しないものである。異なる国の間ではなおさらのことだろう。日韓関係も同じである。それを前提に歴史認識を論じるべきではないだろうか」
つまり、麻生副総理は朴大統領に日韓の真の友好関係を構築するため、日韓でお互いの歴史が異なることを前提にして議論しようという提案をしたのである。
おそらく、日韓どちらの歴史が正しいかを議論しても平行線で終わるからである。
おそらく、韓国が日本に永遠に歴史問題で謝罪と援助を要求してくるからである。
おそらく、歴史問題を引きずったままでは真の友好関係などできないからである。
なぜ、韓国メディアしか情報が漏れてこないのかが不可解であるが、麻生総理のこの提案は日本にとって韓国との真の友好関係を結ぶための最低条件である。
しかし、これに対する朴大統領の返答が、韓国史は100%正しく日本史は100%間違いとの主張を、日本に呑ませるために下記の発言をしたのである。
「加害者と被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない」
この経緯は、麻生副総理の提案を詭弁だと論じる中央日報が詳細を報道している。
[4月23日 中央日報]朴大統領の就任日に麻生副総理が詭弁、第一歩からこじれた韓日関係(1)
http://japanese.joins.com/article/789/170789.html?servcode=A00§code=A10
朴槿恵(パク・クネ)−安倍晋三政権の関係がこじれている。慰安婦問題で韓日両国の外交が膠着状態から抜け出せない中、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が26日から2日間予定されていた訪日計画を取り消した。 安倍日本首相がA級戦犯が合祀されている靖国神社に春季例大祭(21−23日)を迎えて供え物を奉納したのに続き、閣僚3人が参拝すると、「こうした状況では対話をしても意味がない」と判断した。これと関連し、複数の外交消息筋は22日、「内閣の第2人者である麻生太郎副総理兼財務相が21日、靖国を電撃参拝したのが、訪日取り消しの決定的な理由になった」と伝えた。 このようにこじれた最初のボタンは何か。外交消息筋は「今回訪日を取り消した背景も、麻生副総理が元首相で、安倍首相の後の有力な首相候補という点のほか、麻生副総理が2月25日の大統領就任式後に行われた朴槿恵大統領との会談で見せた外交的欠礼のため」と伝えた。
日本政府の使節団代表として訪韓した麻生副総理は就任式当日午後3時から青瓦台(チョンワデ、大統領府)で25分間、朴大統領と会談した。複数の消息筋によると、当時の状況はこうだ。挨拶の言葉を交わした後、朴大統領が先にこう述べた。「韓日間の真の友好関係構築のために歴史を直視し、過去の傷がこれ以上悪化せず治癒するようお互い努力しよう」。すると、麻生副総理が突然、米国の南北戦争を取り上げた。「米国を見てほしい。米国は南と北が分かれて激しく戦った。しかし南北戦争をめぐり北部の学校では相変わらず“市民戦争”と表現するところがある一方、南部では“北部の侵略”と教える。このように同じ国、民族でも歴史認識は一致しないものだ。異なる国の間ではなおさらそうだ。日韓関係も同じだ。それを前提に歴史認識を論じるべきではないだろうか」。
[4月23日 中央日報]朴大統領の就任日に麻生副総理が詭弁、第一歩からこじれた韓日関係(2)
http://japanese.joins.com/article/790/170790.html?servcode=A00§code=A10
奴隷制廃止をめぐり繰り広げた内戦と植民地支配のための侵略行為を同一視する詭弁だった。その瞬間、朴大統領の表情は険しくなったという。朴大統領は「特に両国の指導者が慎重な言葉と行動を通じて信頼を構築することが重要だ」と短く応酬した。にもかかわらず、麻生副総理は朴大統領よりはるかに多くの時間を使って自身の挑発的発言を続けた。 政府当局者は「麻生副総理は就任祝賀使節ではなく、あたかも『日本の歴史観は韓国とは違うということを韓国が先に認めてこそ、対話も可能だ』と訓戒しに来たようだ」と伝えた。
朴大統領の怒りは4日後に表面化した。朴大統領は三一節(独立運動記念日)の演説で、「加害者と被害者という歴史的な立場は千年の歴史が流れても変わらない」と異例にも強いトーンで日本を非難した。麻生副総理との会談当時に同席していた尹炳世長官も「韓国の外交優先順位は米国、中国、日本・ロシア」(2月27日)とし、外交修辞では異例にも直接的な表現を使った。外交消息筋は「就任式で欠礼を見せた麻生副総理がまた靖国参拝という“事故”を起こし、韓国外交部では忍耐の限界を超えたと判断したようだ」と述べた。
なかなか被害妄想に満ちた内容だが、韓国の政府当局者も被害妄想に満ちている。
麻生副総理の提案は、日本は韓国の歴史観が違うことを認めているから、韓国も日本の歴史観が違うことを認めようという働きかけであり決して訓戒ではない。
その後、朴大統領の「千年不変で被害者」や尹外務大臣の「外交優先順位は米国、中国、日本」で日韓の歴史観の違いを絶対に認めない姿勢を示したのである。
この結果により、麻生副総理も韓国と友好関係の構築は難しいと感じたのである。
おそらく、麻生副総理の提案通りに日本も韓国もお互いの歴史観が異なることを認識して、それを前提に議論しない限り真の友好関係などできないのである。
しかし、理解できないのは日本メディアがこの事実を報道しなかったことである。
日韓で真の友好関係を構築するため、日本から提案した内容を封殺したのである。
これまでも日本メディアは、李大統領の「竹島訪問」、李大統領の「天皇陛下侮辱発言」、朴大統領の「千年不変で被害者発言」と数々の韓国の傍若無人な振る舞いに対して目を瞑り事実を取り上げなかった経緯がある。
それに比べて、今回クローズアップされている日本の閣僚の「靖国神社参拝」に対する日本メディアの報道姿勢と騒ぎようは、余りにも異常な光景である。
韓国の国家元首に、日本固有の領土である竹島に訪問されても、日本国民の象徴である天皇陛下を侮辱されても、将来ずっと日本は加害者で韓国が被害者と罵られても、問題を拗らせるなと日本を自制を促したのである。
しかし、自国の閣僚が靖国神社に参拝すれば「外交オンチ」など非難轟々となる。
そして、韓流新聞の朝日に至っては下記の社説で「日本」を非難する始末である。
朝日新聞:靖国問題―政治家は大局観を持て
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2
おそらく自虐史を形成したのは、大手紙が自虐報道を繰り返した結果なのだろう。
そもそも靖国神社は日本の社であり、そこに参拝することを他国が制止するよう催促することは、内政干渉極まりない行為であると報道すべきではないのか。
A級戦犯の合祀が理由であれば、閣僚の参拝はA級戦犯に祈りを捧げるのではなく戦没者に祈りを捧げるためであると他国に向けて報道すべきではないのか。
靖国神社に参拝したら日本が軍事大国になるだろうか。靖国神社に参拝したら日本が戦争をするだろうか。靖国神社に参拝したら日本が侵略をするだろうか。
靖国参拝については外交上のタブーとせず、対話することで解決する問題である。
是々非々で議論しない限りは、解決できない問題で事の真相も明らかにならない。
しかし、その前提として麻生副総理が提案した「お互いの歴史観が異なることを前提にして議論しよう」という相互理解が得られなければ話にならない。
国同士の真の友好関係の構築は、お互いの歴史観の違いを認めないと始まらない。
最後に、安倍総理が本日の参議院予算委員会で靖国神社参拝で正論を述べていた。
「わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない。国のために尊い命を落とした英霊に尊崇の念を表する自由を確保していくのは当然のことである。韓国が抗議を始めたのはいつかといえば、盧大統領の時代に顕著になっている。中国もA級戦犯が合祀されたときには、総理大臣の参拝には抗議しておらず、ある日、突然に抗議を始めた。そのことをよく認識しておく必要がある。(中国と韓国から)靖国神社でご英霊にご冥福をお祈りすることを批判されても痛痒を感じず、「おかしい」と思わないのはおかしいことである。国益を守り、歴史や伝統の上に立った誇りを守っていくことも私の仕事である。それをどんどん削れば外交関係がうまくいくという考え方のほうが間違っている」
自虐思想で洗脳する既存メディアは、爪の垢でも煎じて飲むことをおススメする。
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