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麻生副首相が米国の戦略国際問題研究所(CSIS)で講演、その中で「水道はすべて民営化します」などとのべた。CSISは米国にあるネオコン系シンクタンクであり、日本の政治家がなぜかここで講演し、日本国内でいうまえになにかをいうので有名だ。問題の一つは、日本の政治家、其れも政権政党の政治家が米国の右寄りシンクタンクで約束めいた発言をすることだ。これは日本の政治家や政権党の議員のある部分が米国のネオリベ、あるいはネオコン政治家と密着している、別の言い方をすれば隷従しているということである。
日本の国民にいう前に米国で重大な発言をすることは即刻やめるべきだ。麻生副首相の「水道すべて民営化」発言は、米国の要求にこたえたものであり、TPPの準備の一つでもあろう。人民の命綱の一つともいえる水道を民営化するということは、すでに南米など各地で実施され、儲けのために、インフラを放置し劣化、水道代の高騰、水道代の負担ができない層の発生など人民生活の破壊をもたらした。南米などで中道左派政権がつぎつぎと生まれた原因の一つが水道をはじめとする公共設備・事業の民営化にあった。
麻生副首相は水道の他、学校の公設・民営化についてものべたもようである。米国でこういうことをいうということは、米国の大企業に日本の人民の富をすべて差し出しますから、儲けるだけ儲けてくださいということだ。政府の審議会等では、さかんに公共の民営化、あれもこれも民営化が言われており、例の竹中平蔵氏などもその先頭にたっているようだが、アベノミクスなどというものの正体を厳しく見極める必要がある。
米国政府や米国のシンクタンクや、米国の手先である国際銀行やIMFなどに褒められていることがすでにアベノミクスの方向を指し示している。それは米国の大企業や大金持ち、日本の大企業にだけ奉仕するものでしかない。
http://plaza.rakuten.co.jp/mz5na/diary/201304240000/
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