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2013/4/20 晴耕雨読
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山口一臣氏のツイートより。
> 憲法は国民が権力者に対して縛るもの、その憲法をいくら議論しても実質的に変えられない憲法を持ち続ける事の方が本末転倒では?
憲法は変えられます。
憲法には改正の条文があり、第1次安倍内閣の時に手続法も成立しました。
あとは法に則って粛々と改正手続きを進めればいいのです。
民主国家ならどこでもやっていることです。
実質的に変えられないということはありません。
ちなみにアメリカ合衆国では両院の3分の2に加えて、全50州の4分の3の州議会の承認が必要という高いハードルが課せられていますが、戦後だけで6回の改正(修正)が行われています。
法に基づいて堂々と改正しています。
どの先進国でもやっているように、法に則って堂々と粛々と改正の手続を進めればいいのですが、それをしないでまず法を変えよう、というおかしさに気付いてほしいと思います。
>> まず改正すべきかどうかということを国民投票で問うのはいいかもしれませんね。ただ、しつこいようですが、憲法の内容を変えるということと、憲法を変えやすくするというのは、似ているようでまったく違うことなので、みなさん騙されないよう、ぜひ注意をお願いします。
> ご指摘の通り、憲法上の前駆手続きがない限りこの主張は成立の余地がありませんね。⇒「国民の5割以上が憲法を変えたいと思っても、国会議員の3分の1超で阻止できるのはおかしい」と述べた(読売)
> 当然ですね、裏をかえせば少数の反対で物事が進まないということですよね、国民の意志は国民投票で示せばいい。
その通り。
憲法は多数の賛成がなければ変えてはいけないから憲法なのです。
一般の法律とは違うのです。
わざとそうしているのです。
その上で、必要な改正は議員の多数(3分の2以上)の賛同を得て、どんどん国民投票にかければいいのです。
> 確かにアメリカはそうですが、日本の憲法の歴史的背景を考慮する必要があるのでは? ハードルの問題なら低い国もあるはずです。
先進民主国家である日本が世界のスタンダードから外れるルールをつくる理由が見当たりません。
米国だけでなく、ドイツもイタリアもフランスも韓国も...挙げ出したらきりがありません。
> 何の話をしているのかわからなくなりますね。改憲するための改憲って本末転倒だって話をしてるんですよね?
その通り。
> 誰がそうしたのでしょうか?
立憲民主国家の原則ですから、そうなっているのです。
> 3分の2ではないといけない根拠は? 主は国民投票ではないかと思います。
根拠はとくにありまん。
ただ、アメリカも3分の2、ドイツも3分の2、確か韓国もそうだったような。
> それなら、憲法第9条は変えなきゃ行けませんね、先進国で軍を持たない国はないですよね。スタンダード論は詭弁、憲法こそ日本の歴史文化を踏まえ考えるべきと思いま
もちろん、9条も変えなければいけません。
そのための議論をすべきなのです。
繰り返しになりますが、中身をどう変えるかの議論が大事なのであって、その議論をする前にまず、変えやすくしちゃおうというところがおかしいと僕は思うのです。
憲法9条についていえば、安倍さんが読売新聞のインタビューで、日本は自衛隊という世界に比類ない戦力を持っているのにそれが憲法に書かれていないのはおかしいというようなことをおっしゃっていましたが、まったくその通りだと思います。
そこで、自衛隊を憲法の中でどう位置付けるか、具体的に9条の文言をどう変えるか、といった議論を進めることが重要なのではないかと思うのです。
そういう議論をしないで、とりあえず変えやすくしてやろう、というのはどうかと思います。
9条の改正に関する自民党の草案(2012年版)の前半は、そんなに違和感はありません。
国防軍についてダラダラ記載がありますが、私だったら端的に〈自衛権を行使する戦力として自衛隊を保持する〉と書けばいいと思いますが、こうした中身の議論が大事だと思うのです。
自衛権を行使する戦力だから、自衛隊がわかりやすいと思いますが、ここはおおいに議論すればいいのです。
私は、名前はどうあれ、その憲法で規定された自衛隊の任務については、やはり憲法に明記されなければいけないと思うのです。
自衛隊のやるべきことは何でしょう。
まず国民の安全を守ること。
領土、領海を守ること。
そのための自衛権を行使すること。
災害時の救援活動(海外も?)。
あと、国連の枠組みの中でという条件の下、海外での活動もしっかり認めてはどうでょう。
言わずもがなですが、いかなる理由があっても市民に銃を向けることがあってはいけません。
思いつきでずるずる書きましたが違う考えがあってももちろんいいと思います。
そこで議論を起こして、議員の3分の2の賛同を得られる文言に落とし込んで行けばいいと思います。
> 短絡的、9条変えたから戦争する訳ないでしょ。
その通り。
簡単に戦争などできないように変えればいいのです。
自衛隊のような戦力を憲法の外に置いておく方が危険かと。
> 3分の2である明確な根拠は多分ないので4分の3でもいいと思いますよね
そうです。
そういう考えもあります。
> 自らが作った憲法ならばおっしゃる通りですが、今の憲法は? そのなかに3分の2も制定されている。 そこを議論してもいいのでは?国民に真意を問えばいい。
言われてみれば、確かにそうもいえますね。
国民投票で、2分の1がいいか、3分の2がいいか、あるいは4分の3がいいかの選択肢を示して問うのはいいかもです。
私がおかしいと思うのは、そういう選択でなく、いきなり2分の1、つまり自らに課せられたハードルを下げようという発想が男らしくないというか、おかしいと思うのです。
> 男らしさは関係ないでしょ、女性の議員が怒りますよ、冗談ですが
書いた後、私もそう思いました。
潔くない、かな。
ハードルを上げるか下げるか、いまのままかで国民投票がよいですね。
> 憲法を変えなければならない根拠が「アメリカの占領下で制定されたから」なのですか? 改憲を議論するのならば、憲法のどの部分がどのように不都合であるのか、を論点にすべきでは? 制定状況が論拠であれば現行憲法を全否定することになります。
私もそう思います。
> 日本は自らの手で国民主権を勝ち取っていないから、憲法が国家権力に対する縛りであるという意識が薄いんだと感じます。ハードルを下げたら、与党や政府の都合のいいように変えられるのですから意味がありません。だから硬性憲法であるわけで・・・。
> 国民が押し付けられた憲法は嫌だと声を上げたのならまだしも政治家が自らを縛る憲法を変えたいと言い出した時点で怪しいと思います。
> 自民党の人は官僚が押し付ける法律を嫌とはなぜ言わないんでし?
> 官僚とズブズブなんですかね。それにアメリカに押し付けられたのは憲法だけじゃないんですけどね。日米地位協定。
前泊博盛 編著『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』(創元社)おすすめです!
> 国の様々な法律の元となる憲法ですから改正ハードルを下げ、コロコロ替えられたらダメなんです!
御意。
> 本当に改正が必要なら2/3も国民投票も通ると思います。
そういうことです。
> 現憲法をまるっきり「押し付け」とするような発言に申し上げたい。確かにマッカーサー草案なるものが最初にある。しかしその文言については法制局、帝国憲法改正案委員らによって詳細に検討をされたものである。制定経緯について等閑では無いだろうか。
> 占領国から草案が出ているのだから、そこに自分たちの意思を盛り込み世界に通用する立派な憲法に改正しようと大変な作業を行ったことが解っている。
> 憲法は最終的に日本人が日本語で作ったが、日米安保条約、日米地位協定はほとんど押し付けと言っても過言で無い。
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