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2013年04月15日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆米国ケリー国務長官が4月13日、ソウルから北京入り、中国共産党1党独裁北京政府の習近平国家主席、李克強首相と会談し、北朝鮮(金正恩第1書記=元帥)が弾道ミサイル発射の構えを示していることについて、北京政府が北朝鮮の後ろ盾として、自制を求めるよう働きかけることを要請した。これは、このところ「米中戦争」が取りざたされている軍事情勢の下で、米国が一切のいきさつを乗り越えて、北京政府首脳陣にあえて頭を下げて、朝鮮半島の平和と安定のためにひと肌ぬいでくれるよう懇願したものとして受けとられている。アフガニスタン駐留の米軍(約7万将兵)が、敗北を認めないまま撤退しようとすると、タリバンが「一兵たりとも生きては帰国させない」と宣言していることから、朝鮮半島に積極的に軍事介入できない苦境に立たされていることの表れとして、北京政府が、優位に立っていることを国際世界に強烈に印象づけた。
しかし、北京政府が米国の要請を受けて、具体的に北朝鮮にどんな働きかけをするかは、明確にされなかった。
◆ケリー国務長官は4月14日、北京政府首脳陣との会談を終えた後、日本に向かい、東京入りして、岸田文雄外相らと会談した。
安倍晋三首相は現在、北京政府と「冷たい関係」にあるので、習近平国家主席、李克強首相らは、安倍晋三首相ら日本政府の首脳陣と会おうとしていない。生活の党の小沢一郎代表との会談を望んでいるのだ。「義理と人情」を重んじる中国人らしい姿勢だ。これに対して、安倍晋三首相らに「冷たい態度」は、崩していない。安倍晋三首相らが尖閣諸島の領有権をめぐり、中国に対して「敵対意識」をムキ出しにしていると受け止められているからだ。
こうしたこう着状態を解消するには小沢一郎代表が訪中して関係改善を迫るしかないのだが、野党・生活の党の小沢一郎代表を安倍晋三政権が使うわけにはいかない。
結局、安倍晋三首相は、独自では、北朝鮮との関係を正常化に向けて力を発揮することができず、米国にどこまでも追随するしかない。
◆米国は、北朝鮮の暴走を制御しつつ、イスラエル、ロシア、中国、韓国と連携して「朝鮮半島統一」に向けての地ならしを着々と進めていると言われている。安倍晋三首相の出番は、この「地ならし」が終わり、北朝鮮に対する経済的支援が必要となる段階まで「お預け」ということになる。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
フェニックス・小沢一郎代表の「新しい政権取り戦略」は、「テコの原理」(レバレッジの原理)で実現される
◆〔特別情報@〕
民主党の小沢一郎代表はいま、政治・選挙活動の基本に立って、ひたすら愚直に全国行脚し続けている。
4月12日には、村上史好衆議院議員の選挙区(大阪)に出向き、特別養護老人ホームを視察。
https://twitter.com/ozawa_jimusho/status/322627904406163456/photo/1
4月14日は、森裕子参議院議員の選挙区(新潟県)である佐渡市入りし、佐渡島開発総合センターで開催された『参議院議員 森ゆうこ国政報告会』に駆けつけた。
https://twitter.com/seikatsu1pr/status/323305283780755456/photo/1
また小沢一郎代表はつい最近、facebookも始めた、約数日で1500人もの友達の人数という驚異的なスピードで拡大している。
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