http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/443.html
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[日本のアキレス腱]明治維新〜戦時・戦後期、フクシマ3.11原発事故、安倍自民党へと引継がれた「構造災」の底流(2/2)−2
<注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130414
【画像】桜の風景アラカルト、2013
京都・平野神社の御衣黄櫻・・・miiyumiyu @reimondokobati様よりご提供頂いた。
奥琵琶湖・海津大崎、桜並木の風景・・・miiyumiyu @reimondokobati様よりご提供頂いた。
仙台・新寺町通りの桜 (新寺小路/江戸時代の仙台城下町の道路命名法では寺社が集中している道は小路と呼ばれた)
塩釜神社 “未だ五分咲き”の桜(4/14現在)
松島 “円通院あたり”の桜(4/14現在) (これも未だ五分咲き!)
松島 瑞巌寺の風景・・・3.11大津波の塩害で立ち枯れてしまい約400本も伐採された「松島・瑞巌寺の杉林(樹齢数百年)」の痛々しい光景!
【動画】Lara Fabian : Tout
(Prefatory Note)
コレヽ(´o`;はアホ、いやアノ非常識者(資本のお尻かじり虫)会議のことだよね?“フクシマ原発事故と放射能塗れ日本列島”を風評被害にしたい安倍晋三・神政連会長様の「原発・ウラニウム・放射能アニミズム論」で、何が美しい国の愛国と郷土愛だ!核燃廃棄物用トイレ整備と脱原発が先ではないか?!⇒愛国心・ふるさと、安倍色再び 教育での扱い焦点 有識者会議初会合 朝日http://urx.nu/3My6 via Tweet Button2013.04.12 13:47(画像は、http://urx.nu/3My4 より転載)
【形式改憲論で虚仮(アホ)にされる国民】形式改憲論と日本・核武装の意思で橋下と野合する安倍/立憲主義の骨抜きを謀る橋下の外形的「憲法論」はデマ、しかし、<憲法は特定理念での国作り宣言ではないと橋下が言う嘘>を朝日新聞らメディアは評価する。で、橋下は4/9安倍晋三と会談、先ず96条の改定で一致した(世に倦む日々)http://urx.nu/3MBC via ついっぷる/twipple2013.04.12 16:13 (画像は http://urx.nu/3MBY より転載)
アホか!<美しい国>を保全し<愛国心と郷土愛>のため<風評に過ぎぬフクシマの原発事故と放射能被害>を無視して<経済再生のため「トイレがない屎尿垂れ流し原発」の推進を!>と同じに聴こえるゼいwww ⇒安倍首相 国益守るためTPP交渉主導をNHK http://nhk.jp/N46x5p2k via Tweet Button2013.04.12 21:12(画像は、当記事より転載)
安倍とタップリつるみ国民を騙し終えてから今更のようにTPPは危ない、とは何のコッチャ?地震起きた翌日になってから、地震だ〜って騒ぐのと同じだぞ!⇒TPP、危うい国益 日本、合意急ぎ米要求のむ 米国、「すべて関税ゼロ」狙う 朝日 http://urx.nu/3MTf via ついっぷる/twipple2013.04.13 06:45
3 戦前〜戦後(高度成長期)〜現代(国策原発)へと引き継がれたテクノストラクチュアの欠陥(太平洋戦争の開戦間際に起こった『臨機調事件』/日本型構造災の事例2)
<注記>この内容の出典は下記◆であり、その要点を抽出し考えるところを付加し纏め直したものである。
◆松本三和夫『構造災、科学技術社会に潜む危機』(岩波書店)
「福島3.11第一原発過酷事故」の引き金は千年に一度とされる大地震であるが、日本伝統の構造災という観点から見れば、原子炉の本源的脆弱性が根底に潜むと言う意味で、その過酷事故は、起こるべくして起こったと見なすべき歴史がある。それが、「臨機調事件」(臨時機関調査会事件)と呼ばれる、1938年8月に竣工予定の最新鋭駆逐艦の主要タービン翼折損事故、具体的には「艦政本部式タービン翼折損事故」である(艦政本部式タービン(艦本式タービン)の詳細はコチラ ⇒ http://urx.nu/3KrK)。
この事故(前代未聞の大事件)は、太平洋戦争開戦が間近な1937年12月29日に起こった。周知のとおり、軍国主義時代の軍事技術は最大限の人材、情報、資材、予算が投入されるが、何よりも当時の戦いにおいて特に開戦直後の戦況の方向性を決める最新鋭駆逐の建造(参照、注記↓)であっただけに、その大きな特徴は「最重要国策である故に予算が戦時国債を裏付けとする青天井」だったという点にある。
<注記>1938年4月1日『国家総動員法・第二条』で、動員対象のトップに位置付けられたのは軍艦であり、その中で最新鋭かつ高性能の機動力を求められるのが駆逐艦であった。
そして、先ず、この「国策故の青天井予算」という事実が「福島3.11第一原発過酷事故」の背景となった「現代日本の国策原発における、事実上の青天井予算」に重なることを注目すべきである。
従って、現下の安倍・自民党政権による『アホノミクス(資本のお尻かじり虫政策)』に伴う前代未聞の大金融緩和政策にも「国策原発を取り戻すための原発支援関連の青天井予算(事実上の原発国債発行に基づく紙幣増刷政策を前提とする原発マネー取戻し戦略←印刷された紙幣には用途別の色など付いていないことに注目!!)」の裏シナリオが潜むことを意識すべきである。
因みに、神道政治連盟(会長・安倍晋三)の『原発(ウラニウム放射能)アニミズム論』に基づく<安倍・自民党の国策原発取り戻し政策>は<『靖国神社・国家神道化』構想なるネオナショナリズム戦術>と偽装極右の異常な価値観を共有しており、これは正統保守の立場、つまり<伊勢神道(伊勢神宮)と皇室の精神基盤>である『日本伝統の自然アニミズム・ミソロジー(神話論理)』の『無理矢理に原発を推進するための、原子村なるレントシーキング(資本のお尻かじり虫)鎮守用の屁理屈アンチテーゼ』である。
(関連情報)
<歴史は暗黙の了解に基づく作り話だ(ナポレオン)、放射能被害はなかったしフクシマそれ自体が風評被害だ>、なので原発はアホノミクスでバンバン推進する(アベ心臓)⇒司法権の独立揺るがす資料見つかる、田中最高裁長官は15人全員一致での1審判決取消を米へ示唆していたNHK http://urx.nu/3Ksb
2013-02-07・toxandoriaの日記/アベノミクスへの応援で国民の文化マインドコントロールを謀る神政連のトンデモ「原発必要論」(祖型伊勢神道比較/正統保守試論)、http://urx.nu/3Kxq
2013-01-17・toxandoriaの日記/アベノミクス&国策原発の玄宮で蜷局(とぐろ)を巻く「神道政治連盟」なる自民党御用達「極右ウロボロス神」の現象学的考察、http://urx.nu/3Kxs
・・・
ともかくも、国際的緊張が高まる中での開戦に備える切り札でもあっり。日本独自の開発であることを自負してきた艦政本部式タービンの事故は非常に深刻なものであった。
それは、日本海軍で標準化された此の欠陥タービンの技術による事故は、他のどの艦船でも起こり得ることになるからであり、事実、同年12月29日から4日間の内に、同型艦の5隻で同様事故が連鎖的に発生した。しかし、おざなりとも言える責任者の懲罰で決着がつけられ、現在に至るまで、当事件の顛末について余り詳しくは知られていない。
詳細は省くが、この「隠された大事故」が構造災害であることを特徴づけるのは、以下の つである。そして、これらが余りにもフクシマ(福島3.11第一原発過酷事故)の現況と酷似していることに驚かされる。
●秘密主義・・・注目に値するのは、海軍史上で最悪とされる「第四艦艇事件」(関連参照⇒http://urx.nu/3KrY )が帝国議会・議事録に遺されているのに、当事件は帝国議会へ報告された形跡がない(松本三和夫氏が調べた限り、議事録に遺されていない)。
●想定に基づく対症療法の増殖(技術対応上の最大の欠陥)
●間違った先例の踏襲による、事故原因の温存と先送り・・・真の原因とされる事実が一応確認されたのは、対米開戦から1年半近くが経過した1943年4月であったが、それは対米開戦の意思決定には間に合わなかった。
この「臨機調事件」事件に関わる問題はそれだけにとどまらない。終戦後の日本では、太平洋戦争の敗戦への反省から「平和文化の重視」と「科学技術振興による新国家づくり(高度成長へつながる目標づくり)」が目指されることとなった。この目標そのものに間違いはない。
しかし、問題は<その目標づくりに資する経験が戦前ないしは戦中に形成されたものが形を変えて、その戦後のプロセスへソックリ引き継がれた>ということにある。しかも、このプロセスを、今や再び、ポスト・フクシマの安倍・自民党政権によるアホノミクス(いわゆるアベノミクス)がソックリ上書きサレツつあるかに見えるのが不気味である。
それは、<上で見てきた如く、戦前において既に存在した、主に技術レベルでの『構造災の三要素/秘密主義、想定に基づく対症療法の増殖、間違った先例の踏襲による、事故原因の温存と先送り』が、更にそれらを複雑なシステム構造災へと発展させる政・官・学・財(民)の絡み合いのあり方そのもの>が、そっくり其のまま戦後日本の経済発展の形成プロセスへ引き継がれてしまったということだ。
より具体的に言えば、それは「上位下達の国策(錦の御旗)を掲げる科学技術動員のため設立された技術院(1942.1.31−、1945.9.4)に潜んでいた構造災の三要素を個々の政策目的に合わせて活かすためのノウハウ」、つまり「修正・交渉・調整の過程で利害関係者の総意が当初の理念からかけ離れた骨抜き政策を創り上げるために役立つ行政経験」が、戦後の「高度成長期」以降から現在に至る日本の行政手法の中で成熟してきたということだ。
つまり、戦前・戦中の構造災を潜ませたままの科学技術立国の手法が見事に現在の安倍・自民党政権による<アホノミクスと国策原発の取戻し政策>に引き継がれており、その意味で現在の日本は、未だに「たとえフクシマの如き過酷原発事故等の大災害に襲われたとしても、錦の御旗で総動員された国民が玉砕覚悟で構造災のタネを抱えたままの無謀な科学技術立国へ果敢に挑戦し続ける」という玉砕戦争の最中に立たされていることになる。
4 安倍晋三ら偽装極右に共通の異常な価値観を象徴するのが「内に向かう教育から、外に向かう教育」という視点の欠落(日本型構造災が繰り返される根本原因)
安倍晋三ら偽装極右に共通する異常な価値観(妄想型観念の世界へ狂信的に舞い上がり暴政化する傾向)を象徴するのが「内に向かう教育(つまり、未来の子供たちを戦争と軍需経済の道具視する軍国主義教育)から、外に向かう開放的な教育」という視点の欠落(日本型構造災が繰り返される根本原因)ということである。
冒頭[1]で書いたことの繰り返しになるが、『神政連(神道政治連盟:神社本庁・外郭/自民党の中核的集票マシン組織、安倍晋三・会長)』が掲げる「原発ウラニウム放射能アニミズム論(原発が必要であることをこじつけるために、ウラニウムも放射能も自然の一部なので懸念することは何もないとする神話論理、それを根拠とする原発推進論/無理矢理に原発を推進するための、原子村なるレントシーキング(原発由来プルトニウム(潜在核戦力)活用型“軍国主義”という、究極の“お尻かじり虫�礫または�礫たかり”型エセ資本主義、軍需資本主義)鎮守用の屁理屈)」の根本的な誤謬(というよりも安倍晋三・一派と原子村へ過剰に気遣いした、神社本庁による明らかな屁理屈)については、肝心の本宗である伊勢神宮の「自然アニミズム信仰」との絶対的距離感のような非常に座り心地の悪い空気が漂い始めている。
頑として「原発ウラニウム放射能アニミズム論」(神政連(神社本庁・外郭/自民党の中核的集票マシン組織、安倍晋三・会長))の旗を下ろそうとしない<安倍・自民党政権の非人間的な原発推進問題>の深層に潜む闇の正体、それは<日本国民から国家と民族に関わる客観的な意識を奪おうとの狙いを潜ませつつ『明治維新期型の君側の奸の野合的連合構造』の取り戻しを謀ろうとする、そして、その君側の奸の野合的連合を基盤とする原子村等にも通底する既得権益構造の堅固でアナクロな外殻を現代へ蘇らせようとする安倍晋三なる世襲政治家の妄想の病理>ということである!
つまり、未だに主観と客観の混濁が特徴である日本国民の精神の奥深くへの神道(国家神道への回復を謀る神道政治連盟派)の影響力には侮れぬものがあるため、その日本で<気合が入った本物の原発批判パワーを一般国民の中で拡大する>には、<アベ流カルト国家神道化への妄想と策謀(当然これは靖国神社・国家神道化の政治問題と繋がる)>と、<日本国の基盤(成立は7世紀後半、持統・天武期)>である<伊勢神道の自然アニミズム崇拝>との間に横たわる<決定的差異>を正しく理解するべきであり、先ず、そのことを全ての日本国民が共有するのが大前提になると考えられる。
この点をなしにしたまま、あるいはそれを軽視しつつ、ひたすらアホノミクスのメディアプロパガンダに踊り狂っているだけでは<安倍晋三が抱える業病(アベ流の妄想型偽装極右政治)の恐るべき真相と、日本を根底から破壊し消滅させかねないアナクロな万世一系の神国日本意識がもたらす構造災の病理>は、残念ながら一般国民の目にはリアルな危機として見えてこないということになる。
・・・以下は、My-FB記事■(下記)へ頂いたコメント へのMy-レスをアレンジしたもの・・・
■【株よ上がれ〜のアベノミクスの本当の狙いを見据える−4】・・・株よ上がれ〜のアベノミクスの本当の狙いは、最大レントシーキングである原発マネー(メディア・プロパガンダの原資)増強による<原発安全神話復活⇒原発再稼働⇒原発推進(40年超運転延長、もんじゅ・核燃サイクル稼働、原発輸出拡大、核廃棄物モンゴル・コネクション復活etc)⇒国策原発の完全取戻し⇒原発安全神話の定着(フクシマ無視/フクシマ原発過酷事故それ自体の“風評被害視”化)>にある!!(その4)http://www.facebook.com/photo.php?fbid=362185580565404&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1&comment_id=852431&offset=0&total_comments=3
・・・<注記>レントシーキング(Rent seeking)とは、「不労特権益、あるいは特権型or既得権益追及型の資本主義経済構造システム」、その代表例が「安倍晋三のアホノミクス」なる「原発由来プルトニウム(潜在核戦力)活用型“軍国主義”という、究極の“お尻かじり虫�礫または�礫たかり”型で万事を先送りにする花見酒位経済たるエセ資本主義、軍需資本主義」。
・・・フクシマ2011.3.11過酷原発事故を経験したにも拘らず、今の日本で目立つことといえば、それは、この過酷な原発事故を日本国民のみならず世界市民と地球全体の問題と見なしその根底から深く反省しつつ多数派マジョリティの国民意思を尊重するというよりも、相変わらず原発推進派(実効既得権益側)への過剰な配慮を重視する日本政府(および其の後継を窺う自公・維新ら)の煮え切らぬ対処ばかりだ。おそらく、<その陰に潜む病巣は、社会変革の実現が社会的アブダクション(連帯型精神革命)で実現可能だと見るドイツ・ハバーマス流の如き強靭なリアリズム精神の欠落。ということである。
●現下の日本の政治・司法・科学技術などで最も問題なのは、恰もストレステスト(机上シミュレーションの極致)で原子炉など原発の基盤構造(笹子トンネル事故に見られるような意味での本源的脆弱性が潜むローテク構造部分)の絶対安全確保ができる(劣化・脆化リスクの絶対排除が可能)とする、旧自民党政権⇒野田・民主党政権⇒安倍・自民党政権へ連綿と引き継がれる異様な見解の如く、論理(計算・推論)と因果(自然と人間実存のリアリズム)を混同し、おぞましくも貪欲で狡猾な実効権力(記者クラブメディアはその広報機関化、つまりメディアプロパガンダ機関の役割に甘んじている)と、その代理・実践機関である肥大化した中央官僚機構そのものが、果てしなく机上の空論化しつつ空高く舞い上がるばかりとなっていることである。
●下(>)に引用したのは、「My-FB記事■(下記)へ頂いたコメント」の内容の一部である。この独・仏とは異なる意味で「内に向かう教育から、外に向かう教育」を実践しているのが「バルト・ドイツ人問題」(ドイツ騎士団によるポーランドのバルト海沿岸部への植民で定着しスラブ人と混血した人々から成るドイツ系の人々への差別・逆差別という複雑な歴史問題)を抱えるポーランドであることを知り驚いたことがある。
>独仏ではそれぞれの国語と歴史観が併載された歴史教科書を使う。日中韓の言語と歴史観が併載された教科書は夢なのか?教科書国定や検定の愚かしさ・閉鎖性! "かつての敵国"同士が共同で...歴史教科書の試み (動画添付)
・・・『独仏共同の歴史教科書/"かつての敵国"同士が共同で...歴史教科書の試み』の動画は、コチラ ⇒ http://urx.nu/3LsI
これらの動向と比べると、日本国民から国家と民族に関わる客観的な意識を奪おうとの狙いを潜ませた『明治維新期型の君側の奸の野合的連合構造』の取り戻しを謀り、新しい歴史教科書系の<人間性を抑圧する虚構の妄想に拘る「教育改革」>へ驀進する安倍・自民党政権の姿は余りにも異様で、これは頑として「原発アニミズム論」の旗を下ろそうとしない<安倍・自民党政権の非人間的な原発推進問題>と共鳴している。
従って、ポーランドには、例えば我が国で増殖しつつある「アウシュビッツ否認論」の如き“反理性的な妄想型陰謀論”が付け込む隙はない。因みに、アンジェイ・ガルリツキ著、渡辺克義・他監訳『ポーランドの高校歴史教科書/現代史』(明石書店、2005年・刊)の「序文=なぜ歴史を学ぶのか」の中で、著者アンジェイ・ガルリツキ(歴史家、元ワルシャワ大学教授/Andrew Garlicki)は次のように語っている。
・・・では、なぜ歴史を学ぶのか。歴史を知ったからといって日々の生活にいかほども役立たず、将来に向けて決断を下そうとする時にも参考とならないというのに。(それは)まず、歴史を意識することが国家・民族を意識する重要な要素であるからである。国家・民族意識を奪おうと狙った作戦が、いつもその国家・民族の歴史を教えることを禁じることから始まっているのは偶然ではない。まったく偽りの歴史が教えられることもあった。歴史を奪われた国家・民族は緩い集合体となり、統治が容易となる。したがって、都合の悪い事件や人物は完全に歴史から抹消され、代わりに他の事件や人物の取り込みが意図された。・・・』
なお、このポーランドの高校歴史教科書は<現代史>だけで886ページ(翻訳版)という大著であること、およびその内容=「ポーランドとナチス・ドイツの対立激化/戦争への準備(1939)」〜「スターリン主義への道」〜「解放・自由化・ヨーロッパ連合に向かって(2004)」の中で、太平洋戦争における米国の原爆使用(広島・長崎への投下)あるいは2001.9.11・N.Y.同時多発テロなどが客観的に詳しく記述されている。・・・
ともかくも、安倍政権の憲法改正への段取りと絡めた「教育改革構想」への執念は特に異常である。たしかに、現在の教育制度は<いじめ問題>などの混迷に見られるとおり制度疲労の側面を抱えていることは否めない。
しかし、問題は、恰も<原発再稼働と原発政策への回帰という原子村御用達の本命>という本命の狙いを達成するため、あわよくば<脱原発への封印効果も期待できるTPP参加、改憲、国防軍創設、あるいはセ−フティネットを破壊する傍らでの「正社員を解雇しやすくする法案の検討」(参照、下記★)と「市場原理主義による労働力切り売り環境整備に繋がるホワイトカラー・エグゼンプション」(対ホワイトカラー労働者の労働時間規制適用の免除/関連参照⇒http://urx.nu/3Lu7 )の導入、そして最大眼目のアナクロ教育改革へと、全く理念の欠片もない明後日方向へ前のめるばかりの安倍政権の狡猾でありながらも二股・三股・四股・・・のハチャメチャに異様で奇怪な戦略>がそこにリアルに重なって見えることだ。
★安倍政権の有識者会議で「正社員を解雇しやすくする方法」を議論、http://urx.nu/3Luj
つまり、この安倍・自民党政権が非常に危険なのは、技術・社会・政治・行政・経済・文化・マスメディア・国民意識らの全てが複雑に接触し、かつ交わり合う界面(インタ−フェース)において想定される再度の過酷原発事故の発生可能性だけに止まらず、更に<一層深刻化した伝統・日本型構造災の発生>を促す可能性が高いということにある。因みに、安倍政権は、ほぼ確信犯的にアベノミクスことアホノミクスを、この異様で奇怪なカルト的妄想政治の極致である<日本の核武装>を実現するための前哨戦と位置付けている節がある。
例えば、そのことは安倍・自民党と維新の会(石原共同代表)の急接近で目立ち始めた<常在戦時体制を睨む改憲と国防軍創設、そして軍需・原発系産業支援、実効的核武装たる国策原発推進、秘密保全法の成立>など超タカ派的政策の発表などに端的に現れており、殆どのマスメディアがこれに対する批判の抑制どころか、むしろ翼賛的な態度ですらあることも不気味だ。ここでも<メディアがファシズムを作る>という底流が加速していることが窺われる。
(関連情報)
[ 安倍政権の最大の狙いがモンゴル核廃棄物の処分場、それは此の処分場ができてしまえば、原発の再稼働はハードルをクリアしてしまうからだ!メディアは此の核心に繋がる危機的な情報を一般国民へ決して伝えようとしない! しかし、何も知らない遊牧民に核のゴミを押し付けていいのか?日本経済のため「トイレなきマンション」のトイレを無理矢理、貧しい外国に押し付けていいのか?これはモンゴルだけの問題ではなく、私たち日本国民自身の問題でもある。http://urx.nu/3H7Q ]
・・・「包括的燃料サービス」付・原発輸出で戻る「核燃廃棄物」プラス「現状でも満杯の核燃廃棄物」の受け皿がモンゴル「マルダイ・ウラン鉱山」付近で建設が予定される、それこそ<安倍自民党がモンゴル政府との闇交渉で復活を狙う「モンゴル核処分場極秘計画」>だ
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