http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/368.html
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http://31634308.at.webry.info/201304/article_11.html
2013/04/11 22:51 かっちの言い分
安倍首相が、維新の橋下共同代表と以下の報道のように会談した。どの報道を見ても、参院選挙後の連携について打ち合わせたとある。特に憲法改正の発議要件である96条の改正を目指して、参議院でも維新と連携して憲法改正を行うことを確認したものと推測されている。
安倍首相、維新・橋下氏と会談…思惑は参院選後
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130409-OYT1T01267.htm
安倍首相は9日、首相官邸で、日本維新の会の橋下共同代表(大阪市長)と約30分間会談した。
首相、橋下氏はともに、憲法改正の発議要件を定めた96条の改正を目指す考えを持っており、夏の参院選に向けてそれぞれの立場でアピールする思惑がありそうだ。
上記の裏付けとして、以下の報道自民党の保利氏が上記法案を今国会に提出の可能性を言及している。これを言いだしたことは上記会談で一定の目処を得たからと思われる。
96条改正案今国会提出も 自民・保利氏が可能性言及
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013041102000117.html
自民党憲法改正推進本部の保利耕輔本部長は十日の本部会合で、改憲の発議要件を緩和する九六条改正案について今国会に提出する可能性に言及した。「今国会に提出して(衆院で)継続審議にし、夏の参院選後にうまくいきそうだったら参院に送るやり方もある」と述べた。
また、先日、安倍首相は国会答弁の中で教科書検定において、愛国心についてないがしろにされていると言い、今後検定も愛国心を鼓舞する内容が増えると思われる。
その先のもくろみを、日刊ゲンダイ紙が評論している。この記事の内容は多少の誤差はあるが、ほぼ的を得ていると思われる。96条の改正は入口で、その奥に本質がある。自民党の憲法改正案には、国の利益が国民の利益より優先されるように解釈できる、曖昧な表現が使われている。この記事に書かれているように、国の利益のため徴兵制度の復活もあり得る。今の安倍氏なら十分あり得る。
株価の上昇、円の下落に喜んでいるが、国の形を決める憲法改正への準備が着々と進められている。それも野党の維新も賛成しているなら、そんなに悪いことではないのではないか、という雰囲気を作り出している。そんなことでいいのか?よく考えて投票しなければならない。
安倍自民党がシャカリキになる国防軍の正体
http://gendai.net/articles/view/syakai/141875
「96条改正案」参院選前に提出も
<徴兵制法案も可能に>
北朝鮮危機を足掛かりに改憲派が勢いづいている。自民党の保利耕輔憲法改正推進本部長は10日、改憲のルールを定めた憲法96条の改正案提出について、「参院選前も検討する」と言い出した。
もっとも96条改正は入り口に過ぎない。問題はその先である。自民党は憲法を変えて何をしたいのか。
安倍首相がシャカリキになっているのは「国防軍の創設」だ。自民党の憲法改正草案にも「国防軍を保持する」と明記されている。
それでは、国防軍とは何なのか。安倍は9日の衆院予算委員会で、「集団安全保障の観点から、国防軍が責任を果たす」と話している。もっとも、これはきれい事に過ぎない。
名古屋大名誉教授の森英樹氏(憲法)が言う。
「05年の新憲法草案で自衛隊は自衛軍と改められています。それが12年の憲法改正草案で国防軍になった。自民党の幹部メンバーの発言を拾い集め、名称変更の意味を探ると、自衛軍は自分たちを守ることにしか使われないが、国防軍は国益を懸けて出動していく部隊であることが分かります。日本の存亡が懸かる事態に直面した場合、先制攻撃も辞さない。制約を失った何でもありの軍隊というわけです」
日米同盟と結びつけば、イランでもイラクでも出撃だ。非戦闘地域に限定されることもない。最前線の激戦区でもお構いなしで駆り出される。殺し合いに加わるのだ。
そうなれば、除隊希望者が相次ぐことも考えられる。人員が不足する可能性は高い。考えられるのは「徴兵制」で、憲法草案には、そのための仕掛けも盛り込まれている。
「草案の9条3には『国は国民と協力して領土領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない』という義務規定があります。裏を返せば、国民にも国への協力を義務付けること。また、前文でも、まぶされている言葉を取り除けば、『日本国民は国を自ら守り』とあります。これらは法律で徴兵制を導入しても、憲法違反にならないための布石と考えられます。自民党は徴兵制を“考えていない”としていますが、“憲法に違反する”とは言ってません。現行憲法は18条で“何人も奴隷的拘束を受けない”と規定しています。これが9条とともに徴兵制に歯止めをかけているというのが学界での通説ですが、草案では、これらの文言も削除されています」(森英樹氏)
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