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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130411-00000001-sbunshun-pol
週刊文春 4月11日(木)18時1分配信
安倍晋三首相が最も気を許している政治家は誰か? この質問に、ある野党幹部の名前を挙げる自民党議員が少なくない。口八丁手八丁で「政界の一寸法師」の異名をとる荒井広幸・新党改革幹事長(参院議員)である。
首相と同じ1993年の衆院初当選組で、若手時代は同じ派閥に所属し、昼夜をとわず行動を共にした親友。郵政民営化問題で自民党を追われた後も安倍シンパであることを公言してきた。
野党議員にもかかわらず、昨年末と3月下旬の首相の福島視察の際は、新幹線の車中や駅長室で自民党議員を差し置いて首相の隣の席に座り懇談。1月13日は東京・富ヶ谷にある首相の私邸に招かれ、3時間近く夕食を共にした。
「4歳年下の荒井氏がヤンチャな弟分で、首相が面倒見のいい兄貴という感じ。名門中の名門と、議員秘書からのたたき上げという育ちの違いが、ものの見方に反映し、一緒にいて退屈しないのかもしれない。新人時代から『いずれ安倍政権を作る』と繰り返していた荒井氏は野党になっても、愛(う)い奴であることに変わりないんだろう」(町村派議員)
ただ、首相側近の1人は「野党になっても」ではなく「野党だからこそ」なのだと指摘する。その理由はこうだ。
新党改革の国会議員は舛添要一代表と荒井氏の2人しかいない。このため荒井氏は役職を兼任。幹事長レベルだけでなく、野党各党の政調会長、国会対策委員長レベルが集まる公式、非公式会合にも日々出席し生の情報に接している。そのため野党情報にめっぽう詳しいのである。
「首相の耳には荒井氏からの情報やアドバイスが日常的に届いている。自民党国対も知らないようなディープな話を知っていることもよくあります。荒井さんが野党にいてくれてありがたいと首相は感謝しています」(同前)
首相が「荒井ちゃん、自民党に戻っておいでよ」と復党を促すと、荒井氏が「私がいなくて野党対策は大丈夫ですか」と切り返し、首相が「それもそうだ。しばらく野党にいてもらった方がいいな」と野党続投を求めたという話も伝わっている。
そのせいか、舛添代表が参院選を機に自民党に復党するという観測は流れているが、荒井氏復党説は聞こえてこない。今後も、新党改革を足場に首相を側面支援する覚悟のようだ。一寸法師の“野党スパイ大作戦”はまだまだ続く。
(週刊文春2013年4月18日号「THIS WEEK 政治」より)
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