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2013/4/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
自民は公明がネック・維新は支持下落
参院選を目前に控えた“敵同士”が、今からお手々をつないで、どう戦うつもりなのか。
きのう(9日)夕方、安倍首相が官邸で「日本維新の会」の橋下共同代表、松井幹事長と会談。「選挙後の協力について話し合ったのか」と臆測を呼んでいる。
その晩には、維新と自民党の若手議員が都内で会合を開いた。両党の“連携”は着々と進んでいるように見えるのだ。
維新の若手議員が浮かれ気味にこう話す。
「当初、代表と幹事長は官房長官と会う予定だったが、前日になって急に総理とも面会することになった。総理としては、改憲を実現するために協力関係を構築しておきたいのでしょう。場合によっては参院選後に公明党を切って、わが党と連立を組んでもいいと思っているのではないか」
自民と維新の“共通目標”ともいえるのが憲法改正だ。9日に維新が国会内で開いた憲法調査会の講演で、橋下は夏の参院選で憲法改正を争点にすべきだという持論を展開した。おかげで、参院選の目標は「自公の過半数を阻止しつつ、改憲勢力で3分の2以上の議席獲得を目指す」というワケの分からないことになっている。
このところ、自民党の菅官房長官も記者会見で「96条の改正がなければ、物事が進まない」などと言って、改憲の争点化を目指している。両者が足並みをそろえて、改憲の地ならしを始めた。
これに対し、警戒感を強めたのが公明党だ。山口代表は「改憲は争点にならない」とクギを刺している。
「公明党はポジションを奪われそうでヤキモキしているかもしれませんが、政権への接近は維新にとってマイナスでしかありません。仮にも改革政党を自負するならば、野党勢力を総結集してでも自民党政権を潰す姿勢を見せるべきです。今から政権にスリ寄るようなマネをすれば、自民党の補完勢力と見られて支持を失うだけ。自民党にいいように利用され、ポイ捨てされるのがオチでしょう」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
危惧する声は、自民党内にも少なくない。ベテラン議員のひとりがこう言う。
「安倍官邸には国会の議席数しか見えてないのではないか。選挙の協力体制を考えたら、公明党との連立解消は現実問題として難しい。衆院選の小選挙区で、公明票がゼロでも確実に勝てるのは10人程度という調査結果もある。公明にヘソを曲げられたら、困るのは安倍さん自身ですよ」
維新も安倍チャンも、憲法改正に前のめりになると、足をすくわれるゾ。
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