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安倍首相は「小沢王国」を自力で撃破する腹を固めた
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130409/plt1304091601004-n1.htm
2013.04.09 ZAKZAK
安倍晋三首相が「小沢王国」を自力で撃破する決断を下した。自民党内で綱引きが続いた参院選岩手選挙区対応をめぐり、党岩手県連が公認申請した新人を擁立すべきとの「筋論」に軍配を上げたのだ。生活の党率いる小沢一郎代表の影響力が激減するなか、奇策を用いず、正面突破する道を選んだようだ。
「こういうのは早く決めた方がいい」
安倍首相は8日の党役員会後、石破茂幹事長らに候補決定を急ぐよう指示した。これに先立ち、官邸で高村正彦副総裁に「党に任せるが、筋は通すべきだ」と述べ、県連の申請通りに慶応大ラグビー部前監督の田中真一氏の公認意向を伝えた。
党内には、民主党に離党届を出した元小沢氏側近の平野達男前復興相を支援して、小沢王国を突き崩すべきとの意見もあった。1993年の小沢氏離党後、自民党は同選挙区で1度も議席を獲得していない。
このため、県連会長の鈴木俊一外務副大臣や二階俊博元経産相らが水面下で平野氏支援を模索していたが、「平野氏が煮え切らない反応だった」(選対関係者)ため、県連は3月末、田中氏擁立を決めた。
自民党の世論調査では平野氏が自民候補を7ポイントリードしているが、「知名度が上がれば逆転可能」(党幹部)という。
そもそも、日米安保改定を成し遂げた岸信介元首相の孫である安倍首相と、日中国交正常化を果たした田中角栄元首相の薫陶を受けた小沢氏は政治理念も手法も違う。
小沢氏が事実上采配を振るった2009年衆院選で政権を獲得した民主党は、中国寄りの政治路線を取った。当時の鳩山由紀夫首相は、米軍普天間飛行場の移設について「国外、少なくとも県外」と断言したうえ、小沢氏は約600人を引き連れて訪中し、「朝貢外交」と揶揄された。
日米関係が傷ついただけでなく、10年の尖閣沖中国漁船衝突事件の対応をめぐり、民主党政権は日中関係も悪化させた。
安倍首相は昨年末の衆院選後、夕刊フジのインタビューに応じ、「民主党政権は『日米同盟の絆』を壊した。このため、中国や韓国、ロシアが日本の主権を侵害してきた。日本経済を復活させ、日米同盟の絆を復活させる」と語っていた。
東アジアがきな臭くなるなか、今年夏の参院選は、日本の将来を決めることになりそうだ。
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