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2013.4.7 12:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130406/stt13040621000010-n1.htm
自民党内では今週、夏の参院選に岩手選挙区から出馬する平野達男前復興相をめぐる「支援問題」が表面化した。民主党に離党届を出し、無所属で戦う意向を表明した平野氏を自民党が支援しようという動きが党内の一部にあったのだ。平野氏支援には、岩手県で強固な地盤を築いてきた生活の党の小沢一郎代表の影響力をそぐねらいもあった。
結局、自民党執行部は平野氏を支援しない方針を決めたが、その際に小泉進次郎青年局長の平野氏への厳しい発言が影響を及ぼしたようだ。小泉氏は平野氏ら「民主党隠し」に動く議員を「理念、信念のない人」、小沢氏を「過去の人」と、それぞれバッサリ切り捨てた。
小泉氏は、春の選抜高校野球大会で準優勝した愛媛代表・済美のエースの「連投」についても答え、日米の野球文化の違いを引き合いに出し、「連投」を容認する考えを示した。その理由は「奇跡」「松坂大輔」がキーワードだった。
5日は党青年局の定例会を開催。6日は広島県に入り、若者や女性の活躍を推進するための政府主催フォーラムに出席した。
■4日午後、衆院本会議終了後(国会内)
−−安倍政権発足から100日。評価を
「安倍晋三首相は、被災地のことを忘れていませんね。就任以降、毎月被災地を訪れ、今週末は岩手県。そういった、今の日本の状況を考えて、仮に関心度が減ったとしても、被災地に寄り添うという気持ちを、実際の行動に変えていって、緊張感を持って。決して浮つかず、ひとつひとつ国民生活が良くなるように、ただただ、それに対して邁進(まいしん)してきた100日間じゃないでしょうかね」
−−衆院の「一票の格差」是正。与党の「0増5減」の区割り改定案に野党が反対している。与党は「3分の2」以上の議席を使った衆院での再可決に踏み切る構えを見せている
「やる(べき)ことは、仮に批判があっても前に進めることが必要ですから。なぜそれが必要なのか、それを丁寧に説明して、野党、国民に少しでも理解いただけるように説明を果たすしかないですね」
−−夏の参院選の岩手選挙区に、民主党政権時代に復興相を務めた平野達男氏を推す動きが党内にある。どう思うか
「私は反対ですね。今まで自民党は『民主党だったら復興が加速できない』と言ってきたわけですから。その復興大臣だった方を、いろいろな政治的思惑はあると思いますが、自民党が推薦するとかね。それは筋が通らないと思いますよ。やっぱり、筋は通さなきゃ」
−−平野氏を推す人は、岩手県を地盤にする生活の党の小沢一郎代表を倒したいという思いがあるようだ
「倒そうとしなくても、いずれ倒れますから。もう、戦う相手を決めないと。過去の人をいつまでも見て戦っても、自民党は変わりませんよ。もう、戦う相手はそこにはいないでしょう」
−−春の選抜高校野球大会・・・・
「今日はそこですか(笑)」
−−愛媛代表の済美の安楽智大投手が772球を熱投したが、連投を問題視する声が出ている。いつも繰り返される話だが、球数制限導入論についてどう思うか
「今日はそこか・・・。その連投の話でからめていうと、昨日の(米大リーグレンジャーズの)ダルビッシュ投手の、最後でヒットを打たれて。あれは、アメリカ的だと思うのは、日本だったらあれ、最後まで完封させると思いません? それをいきなりヒット1本打たれてあと1人だけど、そこで代えるというね。これ、日本的な考えとアメリカ的な考えの違いでしょうね」
「だから、高校野球というのは、日本野球の象徴だと思いますから。僕もやってましたけど、仮にファウルグラウンドにフライが飛んでも、一塁ベースまで全力疾走させるんですよ。アウトなのをわかってて、ヘッドスライディングをして。アメリカからすれば非合理的かもしれないけど、でも、不思議と、そこで起きてくる、奇跡というものもあるのが事実なんですよね」
「肩のことを考えたり、将来のことを考えれば、連投させない、球数制限するという可能性も、これから将来的に科学的なスポーツの方向に行くとしたら、可能性はあるのかもしれませんけど。でも、私は『松坂世代』ですから。あの横浜高校対PL学園の試合(平成10年)を、同じ世代として見ていた立場からすると、そう(球数制限を)やっちゃうと、あの勝負は生まれないよね。それが日本のスポーツの良さじゃないですか」
−−安倍政権、100日経っても支持率が高い。国民の支持は戻ってきていると思うか。今後のアキレス腱(けん)は何か
「与党の一人としていえば、与党の側の気の緩み。それが、国民から見ていて感じられた場合、それは与党のおごり、慢心として映るでしょうね。そこが、アキレス腱だというのを、おそらく全自民党員が共有しているから、笑顔なく、浮つきなく、政治の世界は『一寸先は闇』だというのを、今みんなが共有しているんじゃないでしょうかね」
−−地元などで自民党になってよかったという声はどれぐらいあるか
「率直に評価はあります。自民党になってよかったというね。それは私が自民党議員で、自民党を支持してくださる方々と会えばそういう声が出るのが当たり前なので、それはちょっと差し引いて、冷静に受け止めていますが、仮に不満を自民党に対して持っている人すら、じゃあ、自民党以外で今どこに任せるかとなったときに、その選択肢がないというのが現状じゃないですか」
「民主党の状況も、復興大臣まで務めた方が離党されたり、これから山口県の参院補欠選挙もあるが、民主党の看板だと支持が得にくいから、無所属で戦うとか。そういった理念のない、信念のない方々が、いままで与党としてやっていたのかというね」
「そういったところから、(自民党に)不満があっても、とにかく今は自民党に結果を残してもらうしかないという、そういった声のような気がしますね。だからこそ、結果が出ない時がきたら、今までの支持とか気持ちというのは、一気に急速に離れかねないという怖さを感じています。だからこそ緊張感を持っていると思いますね」
−−初めて与党として過ごした100日を振り返って
「こんなに野党と与党って違うのかと、正直思いますね。やりがいはものすごく大きいです。だけども、昨日もあるところで講演をしたんですが、その後の質疑で、厳しい質問も中にはありますから。それに対して、与党議員として答え方が変わりますよね。批判に対して、(野党時代のように)反論するんじゃなくて、その批判を受け止めなきゃいけない。そういった与党としての重み、これを感じているので、この100日間は私にとっても勉強、勉強。とにかく、がむしゃらですね。それはこれからも変わらないと思います」
−−首相の政権運営、点数をつけると何点か
「それは街角で国民のみなさんに聞いてみてください」
−−100日について。野球にたとえると今は何回ぐらいか
「野球で例えていえば、野球は9回の裏という最後の終わりが決まっているが、政治というものはそういうものじゃないですから。とにかく、今、与党の一員として考えていることは、安倍政権を長期政権にする。安定政権を実現させる。そして、今まで日本が抱えてきた懸案を、ひとつひとつ解決する」
「そのための強い与党で安倍政権を支えるしかない。この100日間はまだ始まりですから。あと何日とかね、何日までとか、そういう発想じゃなくて、1日、1日に全力で。『一日一生』という言葉もあるが、全力を出し切ってがんばらなきゃいけないと思いますね」
−−3日の衆院国土交通員会で、自民党議員の出席が少なく開会が遅れた。国会対策委員会からも注意があったが今の1年生、気が緩んでないか
「私よりも、よっぽどバックグラウンドあってね。キャリアもあって当選してきているみなさんですから。いわゆる、チルドレンとか、なんとかガールズとかね。そういった方々とは思えませんね」
「だけども、残念だけども、そういったことが起きたとしたら、そういったことがないように。おそらく、今、新人にとっても100日経って、慣れてきたと思うんですね。少しペースがつかめてきて。みなさんも、新人社員のときの経験を思い返すと、慣れからくる、優先順位の付け所がわかってくる。これはどこまで大事で、これはちょっと(力を)抜いてもいいところだな、とわかってくる。その上での、結果としての気の緩み、ミス、失敗が起きるのは、いろんなところであると思うで、それがないように、改めて緊張感を持つ。そんな青年局でいなければいけないです」
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