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2013/4/7 晴耕雨読
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全共闘運動。68〜69年に大学知を批判した教え子たちを、警察権力に引き渡した大学教師は自信を失って沈黙し、消費税増税にも原発再稼働にもTPP参加にも何も発言しない。
大学知の退廃は、68〜69年より深刻になっている。
日中戦争になっても、かれらは何もいわないにちがいない。
大学知は国民との接点を失い、状況から逃げ回るばかりだ。
たまにメディアに登場する大学教師は、ほとんど御用学者であり、既得権益支配層を支持することしかいわない。
その理由は明白である。
自分たちが既得権益支配層そのものだからだ。
大学知・「記者クラブ」メディアの劣化とともに、政治の劣化も著しい。
民主党の野田佳彦はTPP参加に賛成しながらISD条項を知らなかったし、自民党の安倍晋三は「憲法改正」を唱えながら、我が国の憲法学会で最も著名な憲法学者の名前を知らなかった。
安倍晋三は、民主党小西洋之の、「安倍総理、芦部信喜さんという憲法学者ご存じですか」との質問に、「私は存じ上げておりません」と答えた。
質問した小西は、事前に質問を通告し、当日に資料配布もしていたというから呆れる。
60年代、 70年代初めの大学を覆っていた一般的な空気。
専門は何であれ、憲法の宮沢俊義、民法の末川博、我妻栄、刑法の団藤重光といったところは誰でも知っていた。
デモをしない学生も梯明秀や丸山眞男、吉本隆明、黒田寛一といったところを読んでいたし、読まない向きも名前は知っていた。
安倍晋三のように「憲法改正」を長年の政治的主張としている政治家が、我が国で最も著名な憲法学者にして、文化勲章授章者の名前も知らなかったというのは、笑い話では済まされない。
日本は無知の政治家たちによって、植民地にされつつある。
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