http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/158.html
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<3>「世界を見て下さい。今世界にどれ位米軍が駐留していますか? イラクでさえアメリカ軍を追い出したんですよ」孫崎享氏3/30(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2883.html
2013-04-05(00:24) みんな楽しくHappy♡がいい♪
http://youtu.be/GX1f4Oa2VWU?t=47m58s
ーー:ちょっと質問なんですけれども、
USTR。
昨日森裕子さんが国会で質問されて、
その問題の部分の訳を見たんですけれど、ひどい誤訳で
悪質な誘導誤訳が上がっているんですよ。
USTRの。
※森 ゆうこ(森 裕子、もり ゆうこ、1956年4月20日 ‐ )
日本の政治家。参議院議員(2期)。生活の党代表代行。
それで、私が昨日の晩訳してね、ネットにあげました。
是非、孫崎先生と山崎ちはるさんは英語の専門家なので、違ったら指摘していただきたいんですが、
昨日森裕子さんが国会でですね、
外務省経済局長の片上 慶一に質問をして、
3月13日にシンガポールで行われた、第16ラウンドのTPPの交渉の結果について
USTRのホームページの方に結果が上がっているんです。
で、ここで森裕子さんがIWJの記事から見付けて質問したんですが、
ここでですね、問題なのが第二パラグラフなんですが、
カスタムズっていう言葉なんですね。
これを、通関と訳すか、税関と訳すかっていう定義がありまして、
昨日の外務省の回答では、「関税と訳していい」という返事まであって、
早急に仮訳を日本国民のためにあげると機能約束したんですよ。
このUSTRのホームページには、各国の言語の訳があるんですが、
ひどい翻訳で、日本語になっていない翻訳で、全然正しい訳じゃないんです。
で、何度もこの英語を読みますと、
今回16会の会議で、話がまとまったので「もう次は無いよ」と、
セカンドパラグラフで言っているように私には読めるんですよ。
それが何故かというと、
完全通信投資サービス公益障壁知的財産などなど大まかなものがもう決まっていると。
で、次からはそれは話し合わなくて、もう最後の、最後の1,2回ですよね、
ラストステージでしか契約の時にしか話さないって言っているんですよ。
だから日本が今からここに入って行っても交渉の余地はないんです!
なぜそうなったか?というと、一番まとまらないのが3分野で、
税関通信規制の調和及び環境とかの部分が残っているので、
ここに集中していくのでもう「決まった」というふうに言っているんです。3月13日に。
それに対して外務省は、「ちゃんとした訳を出します」というふうに言ったんですが、
来週出すんじゃ遅いので、私が昨日勝手に訳してあげてしまいました。
それで、先生にお聞きしたいのは、
USTRというのは何ものなのか?という事と、
外務省がそういう答えをしていますけど、
外務省がこうした文章を日本国民に伝えるその翻訳の過程も含めて、
昨日の森裕子さんの午前中の答弁ですね、これもネットでしか見る事が出来ないんですが、
ちょっと今、英文もいきなり渡してあれなんですけど、後からでも結構なんですが、
私が今読んだような読み方で、誤っていますか?
3月13日にこれはシンガポールで開かれていて、16回のラウンドなんですね。
次が来週とかにあるみたいなんですけど、
もうですから、16回で、ここで決まっているというふうに、私の英語力では読めるんですけれど。
事実としてどうなんでしょうか?
孫崎:ちょっと、この文章がどうなっているのか?というのが
ーー:
後でいいんですけど、ホームページに、USTRのトップページに今ずっとこの模様が上がっていて、
IWJさんだけがこの記事をフォローされて仮訳をあげられたりとかしているみたい
孫崎:
わたしもそれをツイートしたんですけれども、
だからここで言えることは、
USTR自体がですね、どれ位の交渉権限を与えられているか?ということも
なんか今問題になっているようですけれども、
とりあえず米側の今回のTPPの交渉の責任部隊と、こう一応考えておきましょう。
だからこれを私が受けた時も、
もうほとんど交渉は全て終わっているというように読めますよね、これは。
読みました、はい。
ーー:英語で読むとすごい
ーー:
このUSTRというのは毎年アメリカが日本政府に対して構造協議とか、
あるいは年次報告書ということでやってきた部隊なんですかね?
孫崎:
いや、それと…別かもしれません。
それとは別かもしれません。
ずっと日米で通商摩擦があった時に相手になる、ま、交渉の舞台dえすよね。
ーー:すごい強行班ですよね。
ーー:
年次報告書自体は在日の商工会議所から出ているんですよね。
商工会議所が代理で、国務省やUSTRの要望を毎年まとめていました。
それを鳩山政権で反故というか、お断りしたわけですね。
ーー:昨日の国会答弁、午前中の山場をね、
これを来週マスコミがどういうふうに,
私たち日本国民に現状のTPPを、いま、世界でどういう交渉をしているか?と言う事を
伝えていただかないといけないですよね。
なのでちょっと、勝手に訳してみました。
ーー:
TPPに参加した場合、農業がどれ位のを受けるか?ということで、
昨日たまたまBS1で姜尚中(カン サンジュン)さんという政治学者、東大の教授がいますよね。
彼が2週間かけて、フードワンという国道があるらしいんですよ。
そこをずっとバスで行っていて、途中で安城(あんじょう)という、
それは韓国の畜産業の中心らしいんですよね。
250ぐらいの農家が大体平均200トンぐらいある。
そこのある畜産農家の夫婦の所に行っていろいろと話を聞いているんですけど、
例の韓米ATFという自由貿易協定、去年から入っていますよね。
その影響をもろに受けて、
アメリカの安い牛肉が15万トン輸入されて、その結果牛肉の価格が1kg700円位になっちゃった。
ということで、飼養代と電気代でもうアップアップ。
かなり自分の知っている人たちが廃業しているということで、
自分たちも、本当にゼロから始まって200トンにまで育てたけど、
この先維持できるかどうか分からないという、悲痛な叫びをやっていましたので、
ですから、まさにそれですよね。
日本がTPPに入った場合、壊滅すると。
孫崎:ええ、そうだと思いますね。
ーー:これ見るとほとんど18分野ぐらいは決まっていると。
孫崎:そうですよ。
ーー:決まっているんですか?
ーー:書いてあるんです。
ーー:3分野だけが結論が出ていない。って書いてあるんですよね。
ーー:21よ。だから通信とか18は決まっていて、あと3つ。
ーー:通信って、マスコミだって通信じゃない
ーー:だからみんなこれ、アメリカとかになっちゃいますよね。
ーー:
ラチェット条項がありますから、結局韓国も戻れないので、韓国の側からBSEが仮に発生しても、
「アメリカの牛肉はもう入れられません」と言うことが出来ない。
アメリカの側が、逆に文句を言ったり打ち切る事は出来ても、
韓国の側には出来ないという、不平等条約そのものですね。
不平等条約です。
孫崎:
だから私もね、一般の国民の人は、細かい「ラチェット」と言ってもなかなか解らないから、
私が言ったのは非常に簡単なのは菅さんの発言。
「第三の開国」っていうとんでもない事を言っているわけですよね。
非常に簡単なんですよね。
ーー「第三の売国」
孫崎:そう!
「第一の開国」はどうだったか?と。
黒船が来た訳でしょ。
それで、結局起こったことは、関税の自主権が無かったという事ですよね。
それから治外法権でしょ。
これが第一の開国でしょ。
「第二の開国」はいったい何だったか?
これもミズーリ法で署名した。
「これからは日本は連合国家の言う命令を全て聞きます」というのが第二の開国なんですよね。
だから、そういう意味では
菅さんは誰かに、アメリカの誰かに言われてしゃべっているんだと思うんだけど、
米国側からみると、
関税の自主権を日本に与えない。
それから治外法権を自分たちに認めさせた。
こんな素晴らしい日本を開国したことはなかったと。
それから、連合国側が全て日本を言う通りにさせた。
これも素晴らしい。
それと同じ事をね、今回やるんですよね。
ーー:
それで、今日先生に一言コメントを頂きたかったのは、
こちらの「日米地位協定入門」
先生の「戦後史の正体」が大変なベストセラーになった事を、
ーー:あれは何部位?
孫崎:22万部刷ったんですね。
ーー:すごいですね。
孫崎:まだかなり頑張っている。
ーー:その勢いの続編が打ち上げ、
私編集のお手伝いをさせていただいて、もう、数えきれないほど読みこませていただいて、
孫崎:あっ、そう!?
ーー:
先生の今おっしゃったミズリー法でアメリカの言う事を聞きます。
アメリカは治外法権です。というのが、
実際は今も続いているということが日米地位協定にあるという事。
日米合同委員会が密約で全てを決めているという事がここに書いてあって、
先生のご感想を一言、視聴者の方に。
孫崎:
要するにこの問題、非常に簡単なことはですね、
「今も続いている」というのは、
この間のオスプレイの時の野田首相の発言が面白いんですよね。
「米軍の配備の問題については、日本側がとやかく言えない事になっています」という、
こうおっしゃったんです。
それからしばらくして、閣議で日本の、
日本には航空法っていうものがありますよね。
「低いところは飛べない」
それは低いところを飛んだら一般の人の安全が危ないから飛べない。
この日本の航空法はオスプレイの飛行訓練には適用しないということを決めたんですよね。
ということを閣議で決めたんですよ。
それはね、「日本の法律よりも訓練の方が上だ」という事を認めている訳ですよ。
それは、じゃあどうなっているのか?というと、
基本的に安保条約がどういうものであるかというところからスタートしているんですね。
これはね、本当に皮肉なんだけれども、
いま、安倍政権が「主権回復の日」というのをやろうとしていますね。
―ー:28日ですね、4月28日。
ーー:主権を失った日ですよね。
孫崎:そう。
「主権喪失の日」
じゃあ、どうして喪失しているか?という事を説明すると、
それはね、米軍なんです。
米軍の有り様というのは、その前に独立した米軍をどうするか?ということで、
ダレスが来て交渉する訳ですよね。
そのダレスが交渉する時に、
「自分たちのスタッフ全部を集めたのは、自分たちが必要とする軍隊を、
好きなだけの軍隊を、好きな場所に、好きな期間だけ置く事が我々の交渉の目的だ」と言った。
これが日米地位協定に書いてあるんですよ。
「いつまで」とも書いてないし、
ーー:永久なんですよね。
孫崎:
それから、「必要な」という言葉で、「必要なものを置く」と書いてある訳だから、
そういう意味で日本に米軍がそのままいるという駐留体制。
これはそのまま続いているんですよ。
それで非常に不思議な事にね、この問題を言ったらまたさっきの話になるけど、
私が言うのはね、
「世界を見て下さい」と。
「今世界にどれ位米軍が駐留していますか?」
イラクでさえ、アメリカ軍を追い出したんですよ。
この間たまたま、イラク戦争10年ということで、イラク人の写真家が来たんですよ。
それでこの人が何回か監獄に入っているんです。
それでね、彼は監獄に入ると精神的な虐待をされたと、ここで言うけど、
やるたびに自分は我々は強い、アメリカは弱いと。
なぜならば、我々には戦う正義がある。
アメリカには戦う正義が無い。
ーー:そうなんですよね。
孫崎:
という事を言った。
その気持ちがね、日本にはなんにも無いんだよね。
ーー:
あ、同じ事を先生が連れてこられたイラクの大使が
3年前の上智大学の講義で先生がイスラエル大使とかイラン大使をご招待下さいましたね。
あの時のイラン大使も全く同じ事をおっしゃってて、
「我々は戦う。殺されたら次のものが出てくる。闘い続ける。命は惜しくない。
なのに何で日本の男性はこんなふにゃなんだ」と、
アメリカにちょっと言われると、官僚も政治家もふにゃ。
ってね、おっしゃっていました。
孫崎:
それでね、その議論をすると必ずネトウヨっていう人たちが出てくる。
というのは、「アメリカに支配される方が中国に支配されるよりもいいだろう」って、こう言うんですよね。
だからね、必ず誰かに支配される、自主をやるという気持ちはネトウヨには無いんだよね。
ーー:
新大久保の方で各週のように、コリアンタウンで
「韓国人朝鮮人出て行け」っていうデモが行われているんですけど、
私は見に行ったんですけど、「朝鮮人は死ね」とか「韓国人は死ね」とか
在特会という人たちがやっているんですけど、
「なぜこんな事をするんですか?」って聞いたら、
「日本にいる朝鮮人達によって日本の人達は圧迫を受けている」と言う、
「搾取されているんだ」と。
「だから、出て行って欲しいんです」と言っているんですけど、
「じゃあ、アメリカはどうなんだ?」って言ったら、誰も答えないんですよ。
知らん顔して、「知りませーん」みたいな、突然日本語が通じなくなるんです。
思考停止になっちゃうんです。
あの人たちこそこの話を聞いていただきたい。
孫崎:
だけど、ま、おかげさまで私の「戦後史の正体」は22万部位ですよね。
で、これも最初から沢山刷っているんですよね。
もう4万部は刷り終わった。
そういう意味で、一方において少しずつ、事態をわかる層というのが増えてきているんですよね。
やっぱり、原発の事故の後、嘘をつかれている権威のある人が嘘をついていると言う事が大体分かってきた…、
ーー:メディアも嘘をついている。大体常識。
ーー:政府は必ずウソをつくっていうのもありますから。
ーー:
それでねこの「日米地位協定入門」の本は素晴らしい本だと思うんですよね。
孫崎さんの第一弾に続いて第二弾で。
ぼくは毎日放送しているんですけど、その中で10回ぐらいに分けてこの内容を伝えるということでやってて、
特にね、すごい問題だと思うのは、
図があるんですよね。
首都を囲んで4つの米軍基地が配備されている。
首都でなにかが起こると完全に制圧されるんですよね。
そんな先進国無いわけですよね。
孫崎:無いです!
ーー:ないですよね?
孫崎:ないない!
ーー:
特に横田なんかは米軍機で来ると、CIAであろうが、工作員だろうが、暗殺者だろうが、
横田に来て、横田のゲートをね、自由に何の管理もなく自由に出入り出来て、
事が無事に済めば、そのままゲートの中に入って、アメリカに帰っちゃう。
という事があるから、この本の中で言っているけど、
CIAというのは、世界各国で大失敗を繰り返しているけど、
日本だけ大成功しているのは何故なんだ?と。
これだろう。
ーー:ノーチェックですね。
ーー:ノーチェック。
ーー:通関も税関もパスポートもチェックもありませんから。他にありますか?そういう国って。
ーー:無いです。
これに書いてあるけれど、イラクでも、
アメリカ軍に100%占領されたイラクでも、米国とイラクの地位協定の交渉をやって、
その中でも米軍の軍属、軍事家族等々が米軍基地からイラクの領土に入る場合は
名簿を出して名簿のチェックをするという項目が入っているんです。
あのイラクでもそういうことを勝ち取っているのに、
「なんで日本はフリーなんだ」と、
ーー:
この「日米地位協定入門」を読んで、私も初めて気付いたんですけど、
「制空権が無い」と言うのは、まァ、知っている方が多かったんですけれども、
実は日本の航空法が最初から適用されない除外だという治外法権が、
最初から日米地位協定に書いてあったけれども、誰も知りませんからね。
読みこまないとね。
ーー:
羽田の図があって、横田の米軍が管理しているのが、1都8県で、巨大ビルなんですよね、これね。
それで羽田から関西に向かう場合は、
房総半島の方へ行って、それで急転回して、5000mまで急に上げて、それで向こうへ行くとね
曲芸みたいなのと同じ事をやっている訳ですよ。
そんなこと知らなかったですからね。
ーー:だから制約され続けている訳ですね。
ーー:ひどいよね。
ーー;
戦争は終わっているけれども、「制空権」が日本には無いわけですから、
オスプレイの問題もどんなに闘っても、日米地位協定そのものが実は破棄できないんです。
「破棄すればいい」と言う方が大勢いるんですけど、
ーー:安保条約を破棄すればいいのよ。自動的に破棄になる。
孫崎:そうです!
ーー:それは1年ごとの自動更新だからね。
孫崎:そうなんです。
ーー:そうなんですよ、出来るわけ。
ーー:第10条ね。
ーー:これなら1年で出来ますから。
孫崎:
同じものを作ってもいいの。
だけど、条約を一回破棄すれば、地位協定も。
地位協定はその下にありますから、
ーー:してこなかっただけですよね。
孫崎:そう。
ーー:出来る政権があればいいんですよね。
ーー:
しようと思うと暗殺されたり人物破壊されたり、スキャンダルで引きずり、
ハニートラップとかが待っていますから。
ーー:「小沢政権になればそこまで行くんじゃないか」ということで足引っ張られたんですよね。
孫崎:
だからやっぱり、さっきの鳩山さんの所に戻るんだけれども、
結局、鳩山さんも猛烈に人物破壊された訳だけども、
普天間という問題だけを取り上げたってあれだけやられたんですよね。
それでよく言うのは、
鳩山さんっていう人はある日何処から、天から来るものの考え方をやって、
次から次へとコロコロコロコロものを変えると、
しかし、考えてみたら一番重要な「普天間問題の移転の問題」
民主党が出てきて9月の時にはもうすでに外務大臣の岡田さんであるとか、
防衛大臣は辺野古移転の方に移っているんですよね。
ところが鳩山さんは9月、10月、11月、12月1、2、3、4,5と
後8カ月持ちこたえているんですよね。
ーー:孤立無援で。
孫崎:孤立無援で。
だから、なんでそれが。
そっちの方を見たら、
実は一番頑迷に頑張っていたのは鳩山さんと言うふうにならないのかねと思いますけどね。
それは出来たら鳩山さんのインタビューで。
ーー:そうですね、今度やりたいですね。
ー略ー
ーー:
先程の第3の敗北と言うのが、この本の中の説明としては
原子力ムラのように日本国内には安保ムラと言うものがあると。
体制を指示するための学者達と、政治家と、官僚たちと、メディアと、
で、そういう米軍主権と言ってもいいような状態にあるのが現状の日本なんだけれども、
「TPPはそれを経済上の活動に持ち込もうとしているんじゃないか」という表現があって、
「第3の開国」と言う事と、米経済、米国籍、多国籍ですか、
実際には超国家トランス ナショナル カンパニーですから、
超国家企業達が主権を握るような第3の開国なのかなというふうに、解説が。
孫崎:
おっしゃる通り、
私は今日ね、ある元検事とちょっとそこで会ったんですけど、
同じような事を言っていましたよ。
ーー:検事さんが・・・、
孫崎:安全保障と、経済の分野が今合体しているんです。
ーー:そうそう。
孫崎:それの動きというのが今日本でも見えるようになってきている。米国の。
ーー:だから日本は、
ぼくは日本は米国の植民地だと思っているんですよね、
何故かと言えばこの日米地位協定と、日米安保条約が憲法の上に来ている。
憲法の、
―ー:98条第2項
ーー:
憲法の範囲には入らない、除外されていると言うことで、ま、植民状態だ。
で、TPPに参加したら、TPP条約というのがまた、
日米地位協定と日米安保条約とTPP条約が、国内法、日本国憲法の上にきちゃうわけですよ。
そうするともう、米国の植民地じゃなくて、
米国の完全な植民地になると言う事だと思いますよね。
孫崎:本当に
ーー:それほど危機的な状況ですよね。
ーー:
最高裁自体が機能しないというのはもう伊達判決で証明済みだと、こちらの方にも書いてありますから、
砂川裁判の時の伊達判決で、田中耕太郎裁判長がアメリカの大使に直接会って、
「判決を言った通りに出します」っていう、
ーー:ひっ繰り返しちゃった。
孫崎:
いまね、新しい資料が見つかったの。
4月4日ぐらいに発表するって。
ーー:誰がですか?
孫崎:
学者。
それで、その発表分を今作っている段階。
ーー:公文書を?
孫崎:公文書を見つけた、だから新しく補強する。
ーー:ぜひそちらの記者会見も。
孫崎:私じゃないのよ、ちょっとある関係でそのグループを知っているもんだから。
ーー:ではそろそろ、
もう1時間20分ぐらい。
どうもありがとうございました。
<1>「ここまできている日本の言論統制」孫崎享氏3/30(文字起こし)&
NHKを恫喝する自民党大西英男 議員(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2881.html
<2>言論の封殺「「常識的な事を言えない空気にいま日本はなっています」孫崎享氏3/30(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2882.html
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