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2013/04/05 00:26 かっちの言い分
4月4日は未来の党惨敗後の初めての小沢政経フォーラムであった。会場に着くと、北海道8区から出馬した北出みか氏が受付で忙しく対応していた。またしばらく小沢氏の秘書として角を磨いて、捲土重来を期してもらいたい。
今回のフォーラムの講師は、生活の主張と重なる孫崎亨氏であった。公演タイトルは「東アジアの安全保障“尖閣諸島を含む”」であった。内容は本質を突いた話であった。また、さすが防衛大学で7年間の授業をやっていただけあって、人の気をそらせない話術をもっている。
孫崎氏は、ウォルフレン氏による小沢氏の人物破壊を述べたが、自分も自民党の大西議員によって、国会の質疑でNHK会長に孫崎氏をなぜ出演させたのかと、人物破壊のターゲットの仲間にされたと述べた。この理由は孫崎氏が日本のTPP参加について、参加しても交渉することなど出来ないと本当の事を言っただけだと述べたが、それが原因という。今の日本は評論家もマスコミも本当のことを言わないのが問題だと断じた。
今日本は、中国、東南アジアとの関係を強化する政治家は米国の利益にならないと排除される。田中角栄氏しかり、小沢一郎しかり、鳩山由紀夫しかりである。特に、米国からは、首相は小沢一郎以外の政治家ならいいが、小沢一郎だけはだめだと言われていると述べた。
孫崎氏は、日本の貿易の大半が中国、東南アジアであるのに、日本がそれらの国をないがしろにして、20%以下の貿易国の米国に操を立てていると述べた。世界の国が中国の超大国化を認めているのに、日本だけは認めたがらない。その心理をうまく米国に利用されているという。
今回の尖閣列島の問題は、正に日本と中国を対立させて、結果的に米国にとって同盟関係を強固にすることに利用されていると述べる。尖閣の問題は条約こそないが、周恩来氏と田中角栄氏が領土問題の棚上げをしたことで決着したことで、日本はそのまま放っとくことが最も国益にかなっていると述べた。なぜなら、黙って放っておけばおくほど実行支配の実績が増すからと述べた。
それなのに、米国はうまく当時の石原都知事を躍らせて領土問題を蒸し返えさせたと分析している。これは米国の戦略の手の上にあるという。今の状態を最も的確に把握し、何とかしようとしているのは小沢一郎であると述べた。だから孫崎氏も狙わる所以であるが、懇親会の席で、そんな圧力に屈しないで頑張ってほしいと述べた。
懇親会の冒頭、小沢氏も孫崎氏の講演を聞き、今の政治情勢の中で、日本を正しい道に導くために、もう一度自分の進むべき道を再確認出来たと述べた。このあと小沢氏から未来の党の惨敗の戦略についての反省を述べられた。また今の政治状況を打破するため、今こそ生活が立ち上がらなければならないと述べた。
この後、7月の参院選挙の候補者が檀上にそろい踏みした。広野議員、森議員、藤原議員、佐藤議員、はた議員、山岡元議員、三宅元議員が参議院選挙へ向けての固い決意を述べた。
上記議員を当選させるためには、個々の人が自分に出来る努力をしなければならない。黙っていて、文句を言っても政治は変わらない。
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