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深刻な対立関係にあるという江田氏(左)と渡辺氏
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130404/plt1304041141003-n1.htm
2013.04.04 ZAKZAK
みんなの党の内紛が激化している。今年夏の参院選での野党協力をめぐり、渡辺喜美代表と江田憲司幹事長の路線対立が収まらないのだ。渡辺氏は、江田氏抜きで緊急の両院議員総会を開き、持論を押し通そうとしたが、総会は大紛糾する始末。「国民みんなのための政党」として誕生した同党だが、こんな醜態をさらしていたら有権者に見放されかねない。
3日の両院議員総会は、渡辺氏が急きょ招集した。地元神奈川県にいた江田氏の到着を待たずに、秘書の傍聴もシャットアウトして、総会は厳戒態勢で始まったという。
渡辺氏は参院選に向けて、自らを選挙対策本部長とし、本部長代行に江田氏、選挙対策委員長に浅尾慶一郎政調会長を置く案を提示した。通常、選挙対策の責任者は幹事長が務めるため、事実上の「江田外し」といえる人事案だった。
これに対し、出席者からは「幹事長が欠席の中、決めるのはおかしい」「この場で決めるのは反対。党の四分五裂が明るみに出てしまう」などと異論、反論が続出したという。
関係者によると、参院選での野党共闘について、渡辺氏は民主党との協力を模索しているが、江田氏は日本維新の会との関係を優先している。昨年末の衆院選前に、渡辺氏と維新の関係が悪化したため、江田氏が維新側との調整を続けてきたが、渡辺氏はこうした主導権を江田氏から奪おうとしたとみられる。
渡辺氏を擁護する発言は少なく孤立化し、議長役の江口克彦参院議員が「この場で決(けつ)を取ると、(渡辺派か江田派か)踏み絵を迫るようで酷だ」とその場を収め、結論は持ち越された。
政治評論家の小林吉弥氏は「大政党ならばウイングの広さは活力になるが、小政党は亀裂から党分裂に至るのがパターンだ。よほどリーダーが懐深く、異論も呑み込んで党内を掌握しなければ持たない。渡辺氏の真価が問われる場面が来ている」と語っている。
◇
渡辺氏、江田氏外し狙う?参院態勢でみんな混乱
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130403-OYT1T01305.htm?from=main5
みんなの党が3日に国会内で行った緊急の両院議員総会で、渡辺代表が夏の参院選に向けて提案した、浅尾慶一郎政調会長を選挙対策委員長に充てる人事案の了承が見送られた。
各党とも選挙対策の責任者は幹事長が務めるのが通例だ。関係者によると、この人事案に難色を示した江田幹事長が総会を欠席、出席者から「幹事長がいない場で決めるのは異常」などと異論が続出した。
「選挙対策から江田氏を外すのが渡辺代表の狙いだ」と反発する声もあり、他党との選挙協力をはじめ、参院選への対応を巡る渡辺氏と江田氏の路線対立が背景にあるとの見方が出ている。
(2013年4月4日08時55分 読売新聞)
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