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2013年04月04日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆次期参院議員選挙投開票日(7月21日)まであと108日。この結果について、マスメディア各社が予想数字をハジき出し始めているけれど、概ね「自民党大勝、民主党大惨敗」では一致している。民主党は、現有勢力87のうち、すでに離党を出したり、除籍になったりしている者が出ているので目減りしている。
87のうち改選45(比例代表15、選挙区30)、非改選42(比例代表15、選挙区30)、非改選42(比例代表15、選挙区27)で、改選45がどうなるかが、注目されている。このなかで首がつながって国会に帰ってこれるのは、せいぜい10〜15にすぎない。比例代表は8〜10止まりとなり、選挙区は2〜5程度となりそうである。非改選42と合わせると52〜57へと半減近くに落ち込む。衆院が57なので、衆参ともに「弱小政党」へと転落してしまう。この結果、海江田万里代表、細野剛志幹事長、輿石東参院議員会長ら執行部が責任を追及されることになる。ここから党内抗争が再燃し、その行き着く先は「党分裂」である。政党助成金の分配から奪い合いが熾烈になり、醜い姿をさらけ出す。
◆生活の党の小沢一郎代表は、安倍晋三首相のことを「かわいい子だ」と思っており、内心では安倍晋三政権を温かく見守っている。それは安倍晋三首相の父・安倍晋太郎元外相との深い親交が根底にあったからだ。その実の息子が政権の座にある以上、陰ながら応援したい気持になる。小沢一郎代表は「義理人情を重んじる政治家」なのである。
その一方で、小沢一郎代表は、民主党に対して「切り崩し工作」を進めている、同志的に結びついている輿石東参院議員会長と横路孝弘前衆院議長らのグループと合流したい。可能ならば、参院議員選挙前に合流できればベストと考えているようだが、選挙後、民主党が分裂してからでもよいという構えだ。
◆読売新聞は、4月3日付朝刊「4面」(政治面)で、「民主 参院議議員戦略暗礁に」「第三極が対抗馬次々」「平野氏支援 自民が模索 狙いは小沢氏」という見出しをつけて報じている。だが「狙いは小沢氏」というのは大きな間違いである。というのは次期参院議員選挙について、小沢一郎代表は「自民党を勝たせる戦略・戦術」を取っているからだ。それは1つには、民主党内のいわゆる「純化路線派」(小沢一郎派を排除するグループ)の大半が、自民党に交流したがっており、とくに野田佳彦前首相、前原誠司前戦略担当相、長島昭久前首相補佐官ら米CIA対日工作者に操縦されている政治家たちが、「対米従属的な憲法改正論」に組しているので、これらの勢力を極力弱体化したいと考えているためだ。もう1つには、日本に2大政党政治を根付かせるという政治目標を達成しようとしている。もう一度政権交代可能な大政党を作り上げたいのだ。「対米従属型の憲法改正」ではなく、あくまでも現行平和憲法の精神である「国際協調主義」に立脚して、「国連中心主義、国連正規軍」による世界秩序を構築しようとしていると言い換えてもよい。
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