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2013/03/31 16:09 かっちの言い分
海外に1週間滞在し、ブログを更新することが出来なかったが、時間の合間にインターネットで日本のニュースを見ていた。この中で大きな動きがあった。まずこの出来事の中で、特に心に残った点を挙げてみたい。
このブログでも再三記事にしたが、一連の衆議院選挙の違憲、無効訴訟の中で、どこかの裁判所では選挙無効との正義の判断をする裁判長があって欲しいと書いた。選挙違憲の判断から一歩踏み出した判決をしたのが、広島高裁の筏津裁判長である。選挙自体を無効にすることは裁判長としては大きな決断であるが、憲法に違憲していることは選挙も無効であることは論理的に明らかである。
ただ、この判断も11月までに選挙区の区割りをやらないなら無効であるとした。国会がそれまでに対応しなければ無効となり、国が最高裁に控訴することになるが、躍進した自公、維新は無効にされたら大変である。早速、自民が0増5減を行うように民主に働き掛けたが、民主はそれに応じないと報道されている。民主はこの際、選挙が無効になった方がいいと考えているかもしれない。国会も裁判所を甘く見ていた。3権分立である。3権がそれぞれ抑制することにより国が収まる。今回の判断は、それを行った正当な判断として評価したい。
次に、心に引っ掛かった報道は、陸山会事件で冤罪裁判長である飯田氏に、控訴審でも有罪にされた大久保氏、池田氏が控訴を断念したことだ。この事件は誰が見ても冤罪とわかりながら、大久保氏、池田氏が有罪を選んだことは非常に重い。両氏にとって、裁判所というところは、正義の場ではないと感じていると思う。少なくとも小沢氏が絡んだ裁判では、最高裁に上告しても無理だと感じているのではないかと思う。正当な判断をした筏津裁判長が居れば、同じ高裁の冤罪の飯田氏がいる。日本の司法も戦後60年、劣化しているのか?
大久保、池田両氏の判断を聞いて、ただ「そうか」と親分の小沢氏が言ったと報道されている。もし、これだけの言葉なら、余りに冷たいのではないか?少なくとも自分のために働いてくれた子分に何の援助もしないのか?最高裁まで、大久保、池田両氏には生活がある。子供もいるだろう。これ以上の金銭的、精神的な負担を精算したいと思っているかもしれない。小沢氏は、弁解をしないことで有名であるが、それが美徳になることもあるが、この場合は薄情と見られるだろう。小沢氏の下を去った議員は小沢氏は冷たいという。
この場合は、一党の党首である。自ら記者会見し、何らかのコメントをした方がいいように思える。4月4日に、未来の党惨敗以降の初めての小沢政経フォーラムがあり資金援助のため申し込んでいるが、上記の話を聞き、行きたい気持ちが重くなった。しかし、孫崎氏が講師でもあり、また小沢氏が何を言うか聞きに行ってくる。その話はまたこのブログで報告したい。
長文になってしまったが、もう一つ取り上げたいのが、信濃毎日新聞の社説である。タイトルは以下である。信濃毎日は小沢氏が代表選挙に出た時、かなり批判的に書いている。社主は小坂健介氏で自民党の小坂氏と親戚と聞いており、自民寄りの新聞であると認識していたが、今日の社説を読むと、新聞社として真っ当な社説を出していると感じた。
日本維新の会 どんな国を目指すのか
http://www.shinmai.co.jp/news/20130331/KT130330ETI090009000.php
目を引くのは新しく決まった綱領である。現行の憲法を「占領憲法」「絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶」と断じ、大幅な憲法改正を柱に据えるなど、タカ派色を鮮明にしている。
「石原色」が前面に出た綱領とみていい。主権国家としての日本をどう考えるのか。真の自立とは何を意味しているのか。説得力があまり感じられない。国民に対して責任を負うべき政党の言葉としては問題を残す。
橋下氏は石原氏と組んだ結果、主張や政策が変化していった経緯がある。脱原発への姿勢が曖昧になり、企業・団体献金の容認に転ずるなど、清新さを失っている。保守色がより強まったことで、自民党との違いも分かりにくくなってきた。橋下氏が問題視してきたのに、自ら「既成政党」化しているのではないか。
政策決定の在り方を透明化する必要もある。今は橋下、石原両氏の強い個性に頼っている面が大きいだけに、両氏の強引さが突出すれば、党の存在意義が厳しく問われることになるだろう。
上記の社説は今の維新の状態を控え目に批判しているが、言っている内容はその通りである。今、憲法を守ると言うこと自体が、マイナーな意見のような報道がされている。橋下氏が「維新」、「維新」と言うから何か「新しい体制」を作ってくれると信じて投票した多くの人は騙された。橋下の皮をかぶったオオカミの石原氏が実質党首であることが、いよいよもって明らかになった。こんな政党を参議院でまた勝たせたら自民党と組んでやりたい放題となるのは自明である。国民は早く目を覚ませと言いたい。
それにしても民主党の菅、野田の責任は死刑ものである。民主党に政権を取らせて、もうコリゴリだという風潮を作ってしまった。国民はまさに「羹に懲りてなますを吹く」状態になっている。民主党の前大臣の平野氏が民主党を離党するぐらい酷い。生活も民主党と違うのだと、もっと差別化した訴えをしないと同類と見られ、党勢は回復出来ないだろう。もっと注目を引く選挙戦略が必要である。
その小沢代表が以下で勝谷氏と対談する。是非聞いて頂きたい。
4月1日(月) ラジオ・ニッポン放送(AM1242) 17:00〜17:20 『ザ・ボイス そこまで言うか!』 出演 勝谷誠彦さん・飯田浩司さん生活の党代表、小沢一郎が緊急生出演!勝谷さんのするどいツッコミに、小沢一郎が全ておこたえします
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