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2013年3月31日10時48分 読売新聞
今夏の参院選をにらんだ岩手県内各党の駆け引きが活発化し始めた。
民主党現職の平野達男前復興相(58)は30日、離党して無所属で岩手選挙区(改選定数1)に出馬する意向を県連に伝達した。自民党県連は同日、党本部への公認推薦者に慶大ラグビー部監督だった田中真一氏(46)を決めたが、党内には民主離党後の平野氏の支援を模索する声が再浮上した。候補擁立を検討中の生活の党県連は、自民、民主両党の動向を注視している。
「申し訳ないが、民主党では勝てない。無所属で幅広い支援を受けたい」
30日午後、盛岡市内の民主党県連事務所に姿を見せた平野氏がそう頭を下げると、集まった県議8人はあぜんとした。
平野氏は24日の県連大会で3選への決意を表明したばかりで、最大の支援団体である連合岩手と政策協定も結んでいる。
県議の一人が「裏切りではないか」と再考を促したが、平野氏は「自分で判断したことだ」と翻意しなかった。平野氏は、民主党の推薦を要請したが、出席者の1人は会合後、「公認決定後の離党は(除名などの)処分対象になる可能性もある。応援してくれと言われても……」と突き放した。
2001年初当選の平野氏は現在2期目で、菅、野田両内閣で復興相を務めた。生活の党の小沢一郎代表(衆院4区)に近かったが、昨年の民主党分裂時に決別。平野氏は30日、県議に「生活からの支援は一切受けない」と明言する一方、自民党支持者の支援には期待感を示したという。
07年参院選で県内全市町村で最多得票を獲得して圧勝した平野氏だが、無所属では民主党や連合の支援が受けられるとは限らない。連合幹部は「平野氏は民主再生のキーパーソンだったが、もはや応援するのは難しいかもしれない」と冷ややかだ。
平野氏は離党の意向を事前に党本部に相談しておらず、党の県選出国会議員には戸惑いが広がった。
県連会長の階猛衆院議員(1区)は奈良県に出張中で、「情報は入っているが、確たるものは持ち合わせていない」とした。
平野氏は30日に一関市で開かれた黄川田徹衆院議員(3区)の会合への出席予定を急きょキャンセル。黄川田氏は記者団に、「真意を確かめないといけない。党本部に対し、どう手順を踏んだのかも聞いていない」と困惑気味に語った。
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