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2013.03.30 ZAKZAK
日本維新の会の結党後初の党大会が30日、大阪市内で開かれる。安倍晋三政権の陰で“第三極”の存在感がかすむ中、参院選を前に一致結束を図る絶好の機会だが、最近は共同代表の橋下徹大阪市長ら在阪幹部と、国会議員ら東京組との「東西対立」が一層目立っている。維新は、党大会を双方の溝を埋めるきっかけとできるのか−。
「考え方が違っていいし、一枚岩にならなくてもいい。最後に(政党としての方針を)決められればいい」。29日夜、橋下氏は記者団に改めて強調した。
「決められる維新」。橋下氏はその象徴として、党大会で発表される党綱領案の策定プロセスを挙げた。
現行憲法の廃棄論者である石原慎太郎共同代表は、最終段階で「全ての元凶である占領憲法」という文言を加えたが、「改正」の2文字は残し、改正論者の橋下氏に配慮をみせた。
「石原代表は若い世代のことを思っている。これが維新のいいところ。いろいろな意見を持っている中でもまとまる。これが民主党との決定的な違いだ」
だが、2〜3月にかけ、維新内部では東西の温度差がくっきりと表れた。日銀総裁人事では、財務省出身の黒田東彦(はるひこ)氏の起用に同意する意向を示した国会議員団に、民間人登用を主張してきた橋下氏が「勘違いしている」と批判。衆院の選挙制度改革をめぐっても、中選挙区制復活の改正案をまとめた国会議員サイドと、政権交代可能な小選挙区制を支持する橋下氏や幹事長の松井一郎大阪府知事との意見が分かれた。
「もうむちゃくちゃ言ってやろうと思う」
「言うたれ、言うたれ」
2月末、憤りをあらわにした橋下氏に対し、松井氏はけしかけるように応じた。日銀総裁人事で、ある国会議員が「橋下氏は口を出すな」と言ったことへの怒り。橋下氏が「もう維新の会には関わらない」とメールして騒動になった。
昨年12月の衆院選直後は旧太陽の党出身者と大阪維新の会出身者との対立が目立った。しかし今は、国会議員団と橋下氏ら在阪幹部とのすれ違いが顕著になっている。最近では、大阪組の国会議員ですら「橋下さんや松井さんは、国会のことが分からへんくせに何言うてるねんって空気になっている」と明かす。
吹きすさぶすきま風。打開の切り札は橋下氏の国政転出とみる議員も多いが、大阪都構想は道半ばで、可能性は薄い。ある国会議員が語る。「東西の溝は、主要幹部が国会にいないという維新の構造的な問題だ。一朝一夕に解決できない」
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