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極右軍国主義者の安倍晋三を支持する日本人が7割から8割に達する。この現実は地球人類に生存の危機を呼び覚ましている。二度の世界大戦でヨーロッパとアジア人1億人が死んだ。その悪夢再びという懸念である。
安倍晋三はそんな彼の本性を7月まで隠すと堂々宣言しているが、2割しか隠せていない。安倍晋三と同種の人間が圧倒的多数となった国会で、そんな野党議員が国会質問すると安倍晋三は喜び勇んで本心を吐露して止まない。有りもしない恐怖に囚われ、あるいは利用する連中が国会を占拠している。
安部ノミックスにしても、これは経済学と民主主義の否定以外の何物でもない。バブルを連続的に発生させることによる騙しに過ぎない。
米国がITバブル⇒不動産バブル⇒最後に返済不能住宅ローンバブルで世界を大破綻させた後遺症は殆ど癒されていない。この米国の20年間の実態無き空虚な経済運営を真似するだけの安倍晋三である。米国のバブル連続発明は実態が無かったから、軍事力で強制した。安倍も同じだ。
参照)週刊金曜日3/29「アベニミックスに騙されないための政治経済学」
経済成長が終わりを遂げ、世界各国から成長を止められた日本財界が輸出依存、すなわち外国の富をかすめ取って贅沢三昧をもたらした巨大なバブルから脱却するに15年かかった。内需経済にシフトし終わった日本経済は大英帝国やオランダやスペインやローマ帝国やギリシャと同じになるだけだ。
サッチャリズムで大英帝国は再生したか? レーガノミックスで米国産業は再生したか? 否であったから、米国は産学共同で“新手のバブル発明”に狂奔しただけであった。それをバブルと見抜いた他国には軍事的脅迫と侵略をしかけた。安倍晋三がその三番煎じを演じる。人類は地獄を見る。
贅を求めず静かに慎ましく暮らすべき日本国民が中国脅威論を煽られいきり立つ姿はおぞましい。それを利用する政治家は下劣である。日本の官僚制度と政治から人倫が消え去り、自分らの経済的保身だけを目的として国民の財を搾取し、1千兆円も借金を作った自民政権と悪徳官僚の責任である。
国税が年平均45兆円しか無いのに、12年間で800兆円の借金を国会で許可した覚えはない。これすなわち、地方自治体を財界と官僚と自民政治家が騙し続けた巨大な成果である。
「中日韓FTAとTPP 日本の二股がけは困難」という論評が人民日報にある。
http://j.people.com.cn/94476/8185515.html
韓国は日本のTPP参加で致命的な打撃を受ける可能性がある。いや既に韓国流通業界が引っ掻き回され始めたし、日本の化学工業も安倍晋三の巨大な補助政策にまもられて韓国を再び植民地化せんとしている。中国も安穏としてはいられない。TPPがほんとに成立したら、中国は封じ込められる・・・
TPPは少なくとも米国が日本の財をかすめ取る不平等条約に過ぎず、それが判っていて安倍晋三はTPP縋っている。安倍晋三は日本の内需経済を興隆さたくない。厳密にいうと、全世界に散った2千兆円と言われる資産を保有する空洞化企業を味方にして日本の産軍複合体を創造したいだけだ。
米国の産軍複合体だけでも戦後の人類は既に1億人が犠牲になってきた。大戦後の話である。それに日本の巨大産軍複合体が合流したら、人類は再び地獄を見る。
こう考えると、何もかも地獄図となる。だが安倍晋三が脅威を唱えて止むことのない中国論壇も変わり始めた。(中国政府はこの10年変わらず冷静) 中国網に次の論評がでた。「日本で形成されつつある冷静な対中世論」
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-03/28/content_28387411.htm
安倍晋三や下村博文が教育をこねくり回して「歴史の偽造」や「道徳課目」を捩じ込んだりしようと、所詮それは軍事経済に賛同する阿呆な国民を量産するだけで、離陸前に失速墜落するだろう。米国すら8割の国民と政治家が安倍晋三らを危険人物と見做しているからだ。
参照)週刊金曜日3/22「国家と教育」
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