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2013年03月29日 天木直人のブログ
これでとうとう民主党は今度の参院選では一人区は全敗確実になった。
こういう見出しの記事がきょう3月29日の日刊ゲンダイに載っていた。
その意味するものは、岡田克也元民主党副総理の地元である三重県選挙区(改選数1)で自民党が美人キャリアウーマンを擁立する事を決めたので、民主党の現職で4選を目指す候補者が危なくなったというものだ。
美人だから、女性だから、キャリアがあるから、というだけで選挙に勝てるというのはおかしいと言ってみてもはじまらない。
選挙とはそういうものだ。
しかし、このメルマガで私が言いたい事はその事ではない。
私が注目したのは政界関係者が語ったと言う次のような言葉だ。
「・・・最終的にはイオングループがどれだけ動くかにかかってくるでしょう・・・」
イオンという一私企業がここまで選挙に関わっていいのかという問題はここでは問わない。
この政界関係者が語ったという言葉はどこかで聞いたようなせりふではないか。
そう思ってハタと気づいた。
「イオングループ」という言葉をそのまま「連合」、「宗教団体」という言葉に置き換えればどうだろう。
その通りだ。おなじみの選挙予測記事となる。
労働組合や宗教団体や大企業などという組織が、あるいはイデオロギーで固まった政党が、選挙運動に組織ぐるみでかかわるからこそ当選できる。
そしてその当選者は政治家になっても支持組織やイデオロギーに反する事は何もできない。
これは組織やイデオロギーに属さない大多数の一般有権者の投票権に対する冒涜ではないか。
こんな既存の政党、政治家、選挙運動のやり方を否定して、もう一つの政治づくりを目指す政党が現れなければ政治は何も変わらない。 いつまでたっても一般国民の願う政策は実現しない。
イタリアの「五つ星運動」のようにインターネットという武器を駆使した本物の国民的な政党がこの国にも必要であるということだ・・・
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